中央公園 ♪ごもくやさん 生き物通信♪ 第48回(再)
こんにちは、ごもくやさん生き物撮影係の中田です。
雪が降って、霜が降りて、雨が降って・・・少しずつ春に向かっています。第48回は、そろそろ渡りの季節に入って来た鳥たちを中心にお届けします。
水辺に仕掛けた自動カメラに写った冬鳥たち。上は前回もご紹介したオシドリ。カメラにようやく慣れてくれたようでくつろいだ様子。左下はシロハラ。森の中にいてあまり目立たないツグミのなかま。右下はアオバト。中央公園には毎年数羽が飛来しています。オシドリと同じくこのハトはドングリが大好物です。
2月15日はうっすらと雪の積もる朝でした。いつもは森の中にいてあまり外に出てこないシロハラがナンキンハゼにやって来ました(左)。でも、ナンキンハゼはほとんど残っていません。すかさずクロガネモチに移動(右上)。うっすら白い駐車場では、イソヒヨドリが寝ぐせのついた頭で寒そうにしていました(右下)。
きらきらと輝く霜の朝(上)、ひさびさの冷え込みでした。ナンキンハゼの木の下は小鳥たちの朝食会場。ルリビタキ(左下)、メジロ(右中)、ツグミ(右下)が次々に飛んできて、凍ったナンキンハゼの種を拾い、丸呑みします。
週末、やわらかな雨が降りました。鳥たちは小雨くらいへっちゃら。歩きながら餌探しするハクセキレイ(左上)や枝で休むアトリ(左下)を観察。ルリビタキは雨の中、発声練習をしています(右)。春が近づいてきました。
(2023年2月21日公開)
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