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中央公園 ♪ごもくやさん 生き物通信♪ 第21回(再)

こんにちは。「ごもくやさん 生き物撮影係」の中田一真と申します。
ごもくやさんは兵庫県三田市の北摂三田ニュータウン玄関口に位置する「中央公園」を中心に、里山管理に取り組むボランティアグループ。発足は2010年11月ですから、現在13年目の活動に入っています。
私は、ごもくやさんの仲間が手入れした森で暮らす生き物たちを撮影・記録する生き物撮影係をしています。
2022年4月~2023年3月の間、三田市運動公園のホームページと三田市8公園Facebookで「中央公園♪ごもくやさん 生き物通信♪」と題し、写真と文章で旬の生き物たちを紹介しました。
残念ながら、指定管理者の交代に伴い、連載は1年で終了。サイトは閉鎖😭
この記事はネット上になんとか記録を残すべく、全56回分を再掲載するものです。せっせとアップしますので、どうぞ、ご笑覧ください😄

こんにちは。ごもくやさん生き物撮影係の中田です。
お盆を過ぎて、朝晩過ごしやすい日が増え、季節が少し変わったようですね。
第21回は真夏の思い出、夏休みに出会った中央公園のなかまたちをご紹介します。

シオカラトンボ 2022.8.12

「とんぼのめがねは水色めがね♪」と歌われるトンボの大きな目。実物をアップで見るとこんな感じです。
大きな二つの目に見える部分は、よく見ると、小さなレンズの集合体。1万個以上が集まってできているそうです。この1万のレンズで周囲の景色を写し、頭の中で合成して外の世界を眺めている。トンボのメガネで見ると、世の中はどんな風に見えるのでしょうね。

オオクチバス 2022.8.12

私が夏休みに取り組んだのは、虫撮りと魚撮り。といっても、魚の方は特定外来生物のオオクチバスです。
アメリカザリガニによって丸裸にされた泥だらけの水底。そこを行き交う魚はオオクチバスばかりです。
岸辺には写真のような小型の個体や稚魚が多く、大物はなかなか寄ってきません。

オオスズメバチ 2022.8.12

昼間の昆虫酒場で最強の虫はやはりオオスズメバチ。写真はスカイダイビングのように、空中で2匹が挨拶を交わしているシーンです。これからの季節、ハチの数がどんどん増えてきます。気の荒い個体も増えてくるので、森や林に近づく際は、よほど用心しなければなりません。

アナグマ 2022.8.12

お盆前、暑い日が長く続いていたので、水辺はまた干上がってしまいました。水辺の自動カメラ前にひょっこりと頭を出したのはアナグマ。親子5頭で春先動いていたアナグマも、今では3頭しか確認できなくなりました。

スズメ 2022.8.12

夕刻、もくもくと入道雲が湧いてきました。スズメたちが塒へと先を急ぎます。

(2022年8月22日公開)

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