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中央公園 ♪ごもくやさん 生き物通信♪ 第17回(再)

こんにちは。「ごもくやさん 生き物撮影係」の中田一真と申します。
ごもくやさんは兵庫県三田市の北摂三田ニュータウン玄関口に位置する「中央公園」を中心に、里山管理に取り組むボランティアグループ。発足は2010年11月ですから、現在13年目の活動に入っています。
私は、ごもくやさんの仲間が手入れした森で暮らす生き物たちを撮影・記録する生き物撮影係をしています。
2022年4月~2023年3月の間、三田市運動公園のホームページと三田市8公園Facebookで「中央公園♪ごもくやさん 生き物通信♪」と題し、写真と文章で旬の生き物たちを紹介しました。
残念ながら、指定管理者の交代に伴い、連載は1年で終了。サイトは閉鎖😭
この記事はネット上になんとか記録を残すべく、全56回分を再掲載するものです。せっせとアップしますので、どうぞ、ご笑覧ください😄

こんにちは。ごもくやさん生き物撮影係の中田です。
再び梅雨が明けたような、よく晴れた週末でした。
24日は中央公園「夏の自然観察会」の予定日でしたが、コロナ禍の急拡大により中止に。
とても残念だったので、生き物通信・第17回は「もし、自然観察会を予定どおり実施していたらこんな生き物に会えていたかも」特集です。23、24日の撮れたてほやほやの写真をどうぞご覧下さい。

オニユリ 2022.7.24

中央公園の一角でオニユリの花が咲きました。けやき台ではあちこちに植栽されているこの花、自生かどうかは怪しいですが、毎夏、美しい花を咲かせ続けています。

カナブン 2022.7.24

昼間の昆虫酒場の常連客はカナブン。虫好きの子供たちからは「なんだ、カナブンか」という声が聞こえそうですが、カナブンが集まる木はいろんな昆虫が集まる「いい木」なのです。「いい木」を観察し続けていると、きっといいことがありますよ。

スミナガシ 2022.7.23

この夏、自然観察会に備えてずっと「いい木」を観察していました。そして私にもいいことがありました。
写真のスミナガシとの出会いです。このチョウとは何年ぶりの出会いでしょうか。何とも言えぬ渋い色合いの羽。「一体どうしたの?」と聞きたくなるような真っ赤な口吻。昆虫酒場を独占する姿を見て、嬉しくなりました。

オオスズメバチ 2022.7.24

「いい木」には、いろんなお客さんがやってきます。オオスズメバチも常連客。
この時期、ハチ自身、樹液に夢中になっているとはいえ、あまり近づきたくない相手です。
黒い服や香水、整髪料は厳禁とよく言われます。もしもスズメバチがカチカチと大あごを鳴らしながら飛んできたら危険サイン。静かにその場を立ち去りましょう。

タマムシ 2022.7.23

夏本番の今、タマムシたちが活発に飛び回っています。注目はアキニレや、エノキの木の上の方。
じっくり観察するには距離が遠いのが残念ですが、夏の陽射しの中、虹色に輝きながら飛び交うタマムシは一見の価値があります。

アブラゼミの羽化殻 2022.7.24

最近、少しクマゼミが増えてきたとはいえ、まだまだ中央公園セミ界の主役はアブラゼミです。
今の時期は羽化ラッシュ。写真はその抜け殻です。羽化しやすい場所は皆同じということでしょう。

(2022年7月25日公開)

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