見出し画像

中央公園 ♪ごもくやさん 生き物通信♪ 第50回(再)

こんにちは。「ごもくやさん 生き物撮影係」の中田一真と申します。
ごもくやさんは兵庫県三田市の北摂三田ニュータウン玄関口に位置する「中央公園」を中心に、里山管理に取り組むボランティアグループ。発足は2010年11月ですから、現在13年目の活動に入っています。
私は、ごもくやさんの仲間が手入れした森で暮らす生き物たちを撮影・記録する生き物撮影係をしています。
2022年4月~2023年3月の間、三田市運動公園のホームページと三田市8公園Facebookで「中央公園♪ごもくやさん 生き物通信♪」と題し、写真と文章で旬の生き物たちを紹介しました。
残念ながら、指定管理者の交代に伴い、連載は1年で終了。サイトは閉鎖😭
この記事はネット上になんとか記録を残すべく、全56回分を再掲載するものです。せっせとアップしますので、どうぞ、ご笑覧ください😄

こんにちは、ごもくやさん生き物撮影係の中田です。
引き続き三寒四温。動物たちにも動きが出てきました。第50回は、動物、小鳥たち、ドングリの様子をお届けします。

みんなの道(アナグマ、ネコ)2023.2.24

1月末の自然観察会のために設置した自動カメラをそのまま残しています。その後写ったのはタヌキ、ハクビシン、ネコなど。24日には冬ごもりから目覚めたと思われるアナグマ(上)と、最近他のカメラにもよく写るサクラ耳のネコ(下)が写っていました。

もうすぐ旅立ち(ジョウビタキ)2023.2.25

小雪ちらつく寒い日、まだ固い冬芽のサクラの木にジョウビタキのメスが止まっていました(上)。彼女は時折地面に降りて、何か餌を探します(右下)。別の木にはオスのジョウビタキ(左下)。「ヒッ、ヒッ」と甲高い声で鳴きます。春はすぐそこまで来ています。彼らが北に帰る日も目前です。

小鳥たちの晩ごはん(メジロ、ルリビタキ) 2023.2.25

枝に実がなくなっても、ナンキンハゼは小鳥たちの夕食会場。
地面に落ちた実を拾って食べるのです。メジロたちが集団でやって来て、彼らにはちょっと大きめの実を丸呑みします(写真上、下右上)。「俺も俺も」と男前のルリビタキがやって来ました(下左、下右下)。

殻を破る(コナラ)2023.2.26

林の中では、ドングリが殻を破って根を伸ばしています(左、右上)。中にはもう、殻を脱いでしっかりと立ち上がったものも(右下)。春の息吹を感じる光景です。

(2023年2月28日公開)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?