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ライブ解説 「マンザイチーノ」編


読んでいただきありがとうございます!


構成作家のヒガシヤマです!


僕は「チーノプロダクション」で
お笑いライブを主催しています。


このnoteでは、チーノでやっているライブ
「マンザイチーノ」について解説していきます!


マンザイチーノのサムネ


構成や、テーマ、裏話など
このライブについて詳しく解説していきます!


このnoteは、5分くらいで読み終わります!


電車に乗っている時間や「え?こんなに時間かかるのにファストフードって名乗っていいの!?」と思うような謎の待ち時間に、ぜひ、読んでみてください。



もくじ!!!

・マンザイチーノのテーマ
・どういうこと?
・そのテーマにした理由
・ライブで使っている曲
・さいごに


それでは、書いていきましょう!





マンザイチーノのテーマ


チーノプロダクションのライブには
それぞれのライブにテーマが決まっています!


そのテーマに基づいて、出囃子、デザインなど
ライブを作るものが構成されています。



マンザイチーノは
若手漫才師が出る漫才ライブです。


基本的には
若手芸人(10年目以内)しか出ません。


このライブは
「若い世代が立ち上がる」ことをテーマ
作っています!



若い世代が立ち上がる???



ある意味、政治的にも見える発言ですよね。


猗窩座(あかざ)が政治家だったら
「お前も政治家にならないか?」と
言ってきそうです。


お前も鬼にならないか?で有名な猗窩座



猗窩座は政治家になることがないので
いらぬ心配でした。


マンザイチーノのテーマである
「若い世代が立ち上がる」とは
どういうことなのか?


ここからは、このテーマについて
詳しく書いていきます。


















どういうこと?テーマの詳細




「若い世代が立ち上がる」とは
どういうことなのか?


ここでは、そのテーマの詳細について
説明していきます!



若い世代が活躍するためには
その世界のエラい人に
評価されないといけない風潮
があります。


賞レースとか、テレビとか



また上の世代に評価されてないと
なにかキワモノだったり、
一時的に出てきた人のような雰囲気も
ただよいます。


YouTuberとか、TikTokerとか



若い世代は
常に上に評価されるかされないかってリングで
戦いつづけないといけません。


しかも、そのリングで勝ったところで
別に上の世代に勝てるわけでもない。


※あの人の「提言」みたいになってますが
違います!読むのをやめないでください!



あの人の提言



チーノでは、若い世代は若い世代だけで
活躍できる場を作りたいと考えていました。


そういう場所を作って、
若い世代だけで盛り上げることがテーマである
「若い世代が立ち上がる」です。



マンザイチーノでは
そういう場を体現するためにライブを
構成しています。


では、なぜこのテーマにしたのか?


どういう考えがあって、
このテーマにたどり着いたのか?



ここからは、
このテーマにした理由について書いていきます。



















そのテーマにした理由



このテーマを選んだ理由には、
僕の考え方がかなり影響しています!


そこで僕の物事の考え方について
書いていきます!


僕は中学、高校、大学と、人生を通して
めちゃくちゃパンクロックを聴いて
育ってきました!


RANCIDや、SOBUTのコピバンをするくらい。


そういう音楽やアーティストの姿勢が
僕の考え方の根本にあります!


※アニメとかゲームとか、そういうのは通ってきてません。僕をオタクだと思って話けてくる人もいますが、僕が「何もわからないっす」としか答えないので「頭の悪いオタク」だと勘違いされることもあります。

出典:過去




僕は自分が間違えていると思ったことは
やらない姿勢で生きています。


エラい人だとか、先輩だからとかは
関係ありません。


僕はこの姿勢で生きてきたので、
先輩作家に気に入られるために
やりたくない仕事をやったりしません。


仕事をほしいがために
おもしろくないディレクターが言うことで
わざと笑ったりはしません。



※もちろんそのせいで盛大に苦労しています。

自分の子どもが僕みたいな姿勢だったら
「上手に笑え!」とぶん殴ります。

出典:決意



僕は上の人に評価されるために
お笑いをやっていません。


評価されたらラッキーですが、
別に評価されなくても特に何も思いません。


僕は自分がおもしろいと
思うことを作っていきます。




【臨時ニュース】

先ほどの記載に間違いがございました。

「別に評価されなくても特に何も思いません」と記載しましたが、正しくは…

「評価されなかったらめっちゃくちゃ腹が立ちます」です。「コイツ、絶対、見返してやる!」と復讐心でいっぱいになります。

カッコつけて大人に見られようとしたことを深くお詫び申し上げます。

出典:本音





僕がこういう姿勢なこともあり、
マンザイチーノは「若い世代が立ち上がる」
というテーマになってます。


そして、このテーマを元にライブで使う曲を
選んでいきました!


ここからは、マンザイチーノで
使っている曲について書いていきます。














ライブで使っている曲


それでは、ここからマンザイチーノで
使用している曲について書いていきましょう。


マンザイチーノで使っている曲のアーティストは「Sum41(サムフォーティーワン)」
統一しています!


ライブは、アーティストや、使用する曲の
コンセプトを統一した方が
しっかりしたライブになります。


Sum41は、音にメタル要素があって攻撃的です。


その音がライブのテーマにピッタリなので
マンザイチーノではSum41の曲を
使用しています。


Sum41のアルバム



オープニングVTRでは
歌詞もテーマに合わせています。


OPVで使っている曲は
「アンダークラスヒーロー」


その歌詞を見てみましょう!


上に評価されるとかじゃなく
「若い世代が立ち上がる」感じの歌詞
なっています!




【 Underclass hero 】

Fuck the leaders
指導者なんていらない

We don't need this
俺たちにそんなのは必要ない

We're the elite of the just alright
俺たちは間違いなく最高だ

Well because we're doing fine
And we don't need to be told
俺たちは上手くやれるから
口出しされる筋合いはない


That we're here doing fine
Cause we won't give you control
俺たちは俺たちのやりたいことをやってるから
お前たちの言うことなんて聞かなくていい


And we don't need anything from you
お前に用なんて無い

Cause we'll be just fine
だって俺たちはちゃんとやっていけるから



アチ〜〜〜!


まさにライブのテーマそのもののような曲から
マンザイチーノは始まります。



僕が曲を選ぶときは…

・ライブのテーマに合っている
・テンションが上がる
・ライブが盛り上がる


この3点を考えて選んでいます。


テンションが上がったり、
個人的に好きな曲でも
ライブに合ってなかったら
その曲は使いません。


こういうところを統一することで
ライブ全体が引き締まります。



ときどき、製作側の人で…


「今回、使った曲です!」


そんな風に曲を発表している人がいます。


その曲を見ると、おそらく…



「僕の曲のセンスいいでしょ??(ドヤ」


って感じなんだと思います。


そのセンスをアピールする行為と
お客様が楽しむことにつながっているのか
疑問です。



「この曲流したらセンスいいって思われるぞ〜」

「俺の選ぶ音楽のセンスどう??」


そんな自己顕示欲を満たす行為が
お客様を楽しむことにつながっているのか?



大切なのはライブ全体のクオリティであり
お客様が楽しめるかどうかです。


そんなしょうもないセンスをアピールすることを
考える時間なんてありません。



チーノで流れる曲は15年以上前の曲だし
FUCKって言葉もときどき流れる。



センスのかけらもありません。



ライブが盛り上がれば、それでいい。



チーノはお客様を楽しませることを
考えるので精一杯です。





















最後に



最後まで読んでいただきありがとうございます!


解説を見てから、ライブを見てみると
また違った楽しみ方ができるかもしれません。


上に評価されることは無いかもしれませんが
チーノプロダクションは
これからもやりたいことをやっていきます。


お客様を楽しませるために
全力を尽くしていきます。


マンザイチーノを
ぜひ1度、見に来てみてください。


チーノプロダクション
ヒガシヤマ




















おわり