Kazu
新しい生活に、期待と不安が入り交じる季節です。 タンポポのわたぼうしが風に揺れていました。 どちらに行こうか考えるように、なかなか飛び立ちません。 次の日、ほとんどのわたぼうしは巣だった後でした。 風を選んだと私は思います。 空の航海、気をつけて、新しい場所でも頑張ってね。
春を告げる花、梅、ミモザ、タンポポ、ユキヤナギ、木蓮、桜…。すべて、好きです。 雨の中、庭先で静かに色づいていたハナズオウの鮮やかな濃いピンク色に、今朝気がつきました。 おはよう、春だね。
涙がこぼれた時に、いつも考えること。 泣いている理由は何か。どちらも悪くない優しいけんかの後は特に考えます。 受け取った言葉は、わたしをちょっとかなしくさせたけれど、しっかりした意志があれば、わたしが飲み込まなければいけない場合もある。 大切な人との小さなすれ違い。 今日はさびしい気持ちです。
予想を上回る景色でした。あたり一面が雪。 いつもは暗やみの早朝散歩が、ほの白く明るい。 美しい風景でした。 愛犬を見ると、雪を鼻に積もらせて、駆け回っています。 雪やこんこん、犬は喜び庭駆け回り…。 日本の元風景、ここにあり。
忙しすぎて、全く余裕がない。体も頭もパンパンだ。 そんな状態に年始そうそう陥ってしまいました。 わたしを助けてくれたのは、一粒のチョコレート。 立ったまま、無造作に口にほおりこみ、目を閉じて、口どけだけは、大切に感じて。 数秒で明らかに何かがチャージされています。 心の処方箋の一つです。
クリスマスイブ。 若い頃は賑やかな街に、大好きな人と一緒にくりだすのが幸せなクリスマスでした。 今年は大きく成長した子ども達が少し時間を作ってくれて、おうちで小さなパーティーができました。 柴犬はちょっとおしゃれな献立を少しだけ、お裾分けしてもらい、満足したのか、もうゆっくりくつろいでいます。 私の大切に思う人、その人が大切に思う人、またその人が大切に思う人、みんなが笑顔でいれますように。 メリークリスマス。
強い寒波に包まれた、この週末。 足先が冷えないように、厚い靴下をはいたり、マフラーを巻いたり、工夫を重ねて早朝散歩に行っています。 あえて寒くてつらそうな空間に出るなんて…。 もちろん、ご褒美がなければできません。 今日はあつあつのジャスミンティーをマグカップに入れて庭先へ。 マグカップを持つ指先以外は、耳も顔もどんどん冷えていきます。 でも、なんて透明な星空。少しの間、無心になりました。 おっと、風邪をひいては意味がありません。一番のお楽しみはあったかいお風呂。解凍されて
早朝の散歩を終えた柴犬は、その後庭で夜明けを待ちます。 我が家には、スズメや、メジロもたくさんやってきます。 柴犬は、小鳥たちが自由に動き回るのを、そっと見ています。 眩しそうに、目を細めながら…。 カーテン越しの小鳥のシルエットが可愛かったです。
子供の頃から12月は特別な月だったように思います。サンタさんが待ち遠しかった事もあるし、年末の慌ただしさ、師走の言葉の由来を知り、小学生ながら、一年の集大成と感じていたのかも。 大人になると、自分の楽しみよりも子供たちをどのように喜こばそうか、一生懸命考えました。 今年美大生になった、発達障がいの娘。通信高校に通えるようになった不登校だった息子。その二人を見守ってくれていた柴犬。 大きくなった子供たちは、昔ほど私の助けを必要としないほど成長してくれました。 で、私はこの12月
朝の冷え込みが厳しい…。冬ですね。 湯気のたつ食べ物が、ただうれしい。 朝食を一口食べ、息子は「染みる…。」と目を閉じました。
綴る短歌13 昨日に続いて初霜の朝のお話。 秋が深まる頃から、煮込み料理がやたら作りたくなるのです。初秋の夜更けには牛スジ煮込み。初冬の早朝は大根を。 柴犬との散歩から帰り、やかんを火にかけます。コーヒーを入れるか、スープにするか…。 温かい飲み物で体もほっとした後は、煮込み開始。 大根は皮なり厚く切り、そのまま煮込みます。炊いた後は皮が気にならなくなります。煮崩れもしないし、食品ロスやゴミの削減にも少し繋がるかな? 初めは薄味、少しずつ調味料を足して、ゆっくりゆっくり煮込み
綴る短歌12 朝目が覚めれば、町は真冬になっていた。といった感じの12月の始まりです。 庭に積もっていたもみじの葉が、綺麗な色々だったので、掃かずにとっていました。 今朝は強い冷え込みで、初霜が降りる予想でしたので、ウキウキと柴犬と散歩へ。その後、朝日のさす庭に出ると…。薄化粧のもみじ。 冬の始まりです。
綴る短歌11 寒くなると、なぜか編み物がしたくなる。 私は器用ではないし、編み物も初心者。 でも、静かな夜、何も考えずに手を動かしたい。そんな時があるのです。 毎日たくさんの方とお話する仕事だからか、無口に誰とも接することがない時が大切なリフレッシュ、リラックス時間。 柴犬との時間、読書、編み物、ワイン。 私の大切な一人時間です。
綴る短歌10 急な雷で、定時に柴犬の散歩に行けなくなりました。 ふせをしながら外を眺める柴犬。 夕飯の準備も終わっているし、時間があったのでペーパーフィルターでコーヒーを入れチーズケーキも食べ終えたばかり。 珍しい。時間がある。 ふと台所に視線をむけるとコンロの上にこげついたやかん。 いつも最後の最後に後回しの、やかんの手入れをしていると、自分のメンテナンスもできてないなぁと思うのです。
朝5時に設定しているアラームがなり出すとすぐ、大きな柴犬が枕元に駆け寄ってくる。 アラームがなるまでは、静かに少し離れたところでふせをして待っている。 「おはよう。準備するね。」しっぽブンブン。 分厚い靴下をはき、足首を冷やさないようにすること、ハイネックの服を着て、首を冷やさないようにすることは必須。早朝の散歩はなんと言っても寒いのだ。 水分補給のため、冷蔵庫の緑茶を一口飲む。 もう柴犬は玄関でスタンバっている。 朝のルーティーン、暖かくして、まだ暗い早朝の散歩に行く事。
三日月に 座れそうな夜 そんな日は 夜がふけるまで オンザロックで いつもは 早寝早起きな私。 でも、庭に出ると 綺麗な三日月が輝いていました。 「ちょっと腰かけていきなよ。」 なんて言ってくれそうな、 絶妙な傾き加減で。 スツールに身を預けるように、 今日は夜更かししたいと思います。