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分厚い鮭ステーキと、異国人との争い
また、断片しか覚えていない。10分の1くらいかもしれない。
長編の夢だった。
印象的な映像がいくつか鮮明に(色付きで)残っている。
途中から。というか夢の終わりの方だ。
パーティー会場(たぶんクラス会)のテーブルに、ラップをかけられて残っている、分厚い鮭ステーキ。長さ20cm、厚さ3cmくらいはある。ほかに、付け合せの残りが多少あったようだが品目はわからない。
私はもうお腹がいっぱいで食べられないし、ほかの同級生たちが帰り始めていたので私も帰ろうと思っていた。
だが、Sさん(元同じクラスの女子)が、テーブルに残り、同じ鮭ステーキを食べている。
「食べるの?」
「うん、食べていく」
Sさんに感化され、私も居残って食べることにする。なにしろ立派な鮭で、もったいなかったし。
Sさんの鮭ステーキには、何かソースがかかっている。
「何をかけるの」
「お醤油」
なんだ醤油か、と思い、他のテーブル(知らないグループ)にある醤油差し(というかペットボトルに醤油が入っている)を見るが、借りるわけにはいかないだろうな、と考える。私たちのテーブルには醤油はあっただろうか。
やっぱりお腹がいっぱいで、口の中に鮭の断片が少し残ってしまう。それをトイレで吐き出す。
地下に掘った穴のなかに便器があって何か複雑な仕組みで水洗されるようになっている。洗濯機のようでもある。
その装置をいじったせいで、誤って水洗の管をはずしてしまったようで、水が外に吹き出してしまう。
思ったより服への被害は少なかったのでそのまま会場へ戻る。
(戻る途中で何か、男の人達ともめたような気がするが、よくわからない)
【場面変わる】
いつのまにか、Sさんともうひとりの(誰かはっきりしない)友達とで外の街なかを歩いている。
帰り道のようだ。
私は、若い男友達のことをしゃべっている。
Sさんは、私とその男友達の関係について、不審をいだいているようだが、私は笑って「問題ない」という主旨の説明をする。
【場面変わる】
駅へ向かっていたような気がするが、いつのまにかバスのような乗り物に乗っている。
アジア系の外国人の父親と息子(6,7才くらい)が最前列にいる。
私は彼らの席の前方から手を出して(運転手でもないのにそれができるような空間構造になっていたようだ)、男の子に何か話しかける。
父親が聞きとがめて私を非難する。
私はバスから降りたような気がする…
その続きだったのか、よく覚えていない。
数名のアジア風の(イスラム圏の人のようにもみえる)浅黒い外国人男性たちと、もめている。
お金を払うの払わないの、といった内容のようだ。
原因は覚えていない。
太めの男性と、背の高い細めの男性。
細いほうが好戦的で、口調も激しく何か言ってくる。
太めのほうはへらへら笑っている。
どうも、さっきのクラス会会場での何かが関係しているようだ。それと、バスの中の親子連れ。あの父親と、この異国人たちは、関係ありそうな気がする。
だが、いちゃもんをつけられる原因がわからない。
私は悪いことをした覚えはまったくない。言いがかりをつけられているような感じだが、それとも、文化の違いか……
【場面の前後はわからない】
水泳部のOB・OGがよく夏に訪れる房総の海岸の校外施設に泊まりに行く計画を立てている。予約をしなくてはいけないので、手帳を見て、8月何日から何日、と管理者に電話をかける。
その日程では行けないよ、と言っている仲間が数名いる…
(そのあと、管理者の女性と何かやりとりをしたが、内容は忘れた)
★ 夢は、もっと具体的な場面がたくさんあって、ドラマ風に展開していたはずなのだが、ほとんど忘れてしまった。
ほかにも、クラスメートの男子数人が登場していたし、何やら興味深い会話をしていた気もするのだが……
この10倍、あるいはもっとだったかもしれない。
結局、覚えていなければ書き出せない。
それでも夢は、私の(睡眠中の)経験として、存在していた。
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