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空間のアンソロジー

が好きなわたしタチを喜ばせた。そもそも、その言葉に誘われてうつらうつらしているうちに迷い仔んだのであった。空間の群はどこまでも連なっているように思えた。
わたしは7軒目のカウンターで突っ伏して、芋焼酎のロックが水浸しになるのを夢見ている。
いつも閉じているカーテン。ほんのりした間接照明。LE CHOCOLAT DE Hのチョコレート。おだやかな音楽。描きかけのカンバス。玄関で迎えるクリスマスのセット。キラキラした雰囲気。冬の空気。
暑中にいた。あほみたいに暑い。
誰かが山に囲まれた盆地に炎天を振りかけ、くそみたいな料理を作ろうとしているようだった。
その部屋にも繋がっている。夜と朝のあいだ、薄暗いゴールデン街にも。
幼いころから自分の世界に逃避するのが常だったわたしは、見かけの美しさを疑っていたせいで、アートとか美術だとか呼ばれるものとは縁遠いものだった。それに触れるまでは。
川沿いの道をしばらく走ると中央線上で空間群に出会った。人人は多様なのか規格化されているのか知らないけれど、そこでは誰も特別にみえた。それからみんなが移動し続ける空間のことを想う。
昨日、わたしは三鷹駅の周辺で馴染みのないイベントが行われているところに出喰わす。
田川に沿ってドライブをしていた。すこし焦げながらGIRL AT THE BUS STOPを永遠に聴いていた。すると夏の終わりの誰もいなくなっ

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途中で始まり、途中で終わる作品です。

別々の空間が連続している様子を描いています。

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