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【読書について】僕にとっての小説

僕は5歳から読書を始めて、
それからずっと "小説" について、"読書" について考えてきたのですが、
歳とともに「読み方」が変わってきたのでお伝えしたいと思います。

簡単に書くとこんな感じです。
○ 物語を読む( 5-20歳 )
   ▼
○ 香りを読む( 20-30歳 )
   ▼
○ 空間を読む( 30歳- )

意味わからないですよね。笑
説明していきます。

○ 物語を読む
これは多くの方がされている読み方かと思います。
小説の物語(ストーリー)、主人公がどうなってどうなるだとか、そういった物事のなりゆきを楽しみつつ、
構成(プロット)、キャラクターなどを愉しみます。

○ 香りを読む
主に文体を愉しみます。
小説を読んでいくと、その作家にしか出せない文の香りや音があることに気付きました。

なので本を最初から最後まで読むのではなく、好きな本の好きな箇所を読んで香りを楽しむようになりました。

また5歳の頃から海外の小説が好きでヨーロッパ、アメリカの小説を読んでいたのですが、世界中の価値観や雰囲気を感じたくて旅をするように読書するようになりました。

価値観や雰囲気というものも香りとして感じられます。

そうして、
欧米▶ロシア、南米、東欧▶アフリカ、アジア
といった具合に日本に向かって旅をしてきました。

未だ旅の途中です。

○ 空間を読む
僕は10歳の頃から小説に人生をかける、なんなら小説界に一石を投じて偉人になってやる。笑
なんて思って小中高大と小説のことばかり考えてきました。

それで色んなことをしてきたわけですが、
その1つに「行動で物語を作ってその記憶を書くことで小説にする」というのがありました。

具体的に言えば、
「SNSで知り合った友人(僕の最初のファンになってくれました)が実は性転換をしていて、僕は彼にとても生きていて欲しかったし、そう説得したのですが自死してしまいました」
僕はこの話を書けるだけの力がついたら小説にしようと考えていました。

ですが最近、この記憶自体がもう小説(僕の新しく定義した小説)なのではないかと思い始めました。
もちろんそれを人に伝えようと思えば文章なり、会話なり、身体表現なり、なんらかの手段が必要です。

また世界中の小説の香りを嗅いでパラレルに読んでいたら、それぞれ空間があって全てが繋がっているような感覚になっていました。
全ての小説を大きな小説と捉えているような感覚です。それには今までの全ての小説もこれから書かれる全ての小説も繋がっています。

そうゆうことを考えていると、その繋がりの先に現実も繋がってくるように思えました。それは上に挙げた僕の記憶もそうだし、ある瞬間ある会話する2人の間にできた空間もそうだし、冬の山奥の誰もいない空間も。

それら全てが大きな小説の一部だと感じて、日常ですれ違う人や誰かとの会話、ありとあらゆる場の空間を今では読んでいます。

そうしながら世界の至るところで誰かと誰かが一緒にいたりさよならしたり集まったり記憶したり誰もいなかったり朽ちていったりする、全ての空間を、小説のことを想像しています。

それが今僕が考えている読書です。

最近始めた読み方なのでまだ上手く説明できませんが、
これから読書したり小説を描いたりすることで理解し表現できるようになっていくと思います。

もう既に、次はどんな読書をするのだろうと楽しみに想っています。

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気軽に会ったり話したりできる反小説家を目指しています。役所を辞め神保町の古本屋を経て、今はゴールデン街のバーで働きながら反小説を書いています。 この場では僕の作品や考え方を載せていきたいと思います。