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仕事×育児=時間がない。けど、安易に「辞める」を選ばないでほしい。

一昨日、昼過ぎに突然停電した。

銀行も信号機も止まっていた。

冬なので、夕方になると
暗くなる、寒くなる、
大丈夫かなぁ〜と思っていたら
17時になる前に復旧した。


当たり前に電気がある。
それを使って生活している。

それがなくなるなんて、思ってもない。

なくなってみて初めて
それを使って生きていたのだと気づく。


それで思い出したのは、
育休から復帰したときのこと。

なくなったもの、それは、


「時間」


とにかく、時間がない。

早朝に起きて、残り仕事して(朝から残業)、
朝の家事育児して、
出勤したら夕方まで怒涛のごとく過ぎて、
退勤して、子ども迎えて、
寝るまで怒涛のごとく、そして寝落ち…


子どもが生まれて
なかなか自分のペースでは動けなくなったものの
育休中はまだ時間があった。

でも、復帰したら、
当たり前にあった「時間」が突然なくなった。

停電のように。


もちろん一瞬一瞬を大事にしていたつもりだけど

もう、必死だった。


元々残業が当たり前なやり方をしていたから
完全にキャパオーバー。

そこからやり方を変えることができず、休職。


この休職も、どんだけ悩んで出した決断か。
途中で逃げるなんて、人生終わりだ…とすら思っていた。

そのことはまた書くとして、


休職して、私は時間を取り戻した。

「私」を取り戻したとも言える。

それが、私の生き方、考え方を変えるきっかけになった。


時間がどれだけ大切か。

時間の積み重ねが毎日であり
人生そのものなんだと知った。


どんなふうに時間を積み重ねていきたいか?

そして積み重ねた先に、どんな未来にしていきたいか?


私は、そのまま教員でい続けても
自分が生きたい人生にはならないと判断して退職した。

また、夫が家にいる時間が短いことは
望んだ家族生活ではないと思って移住した。

もう完全にすべてリセットしたかったし、
その時はそういう勢いがついていた。


リセットも大事。勢いも大事。


だけど、今は、

もうちょっと冷静に考えようよ
ちゃんとライフプラン立てようよ

と当時の私に言うかもしれない。笑


だって得るものも大きいけど、
失うものも大きいですからね。


あるクライアントさんは、
教員を辞めると固く決めていたけれど、
セッションを重ねることで
退職は数年延期して、続ける決断をした。


別の会社員のクライアントさんは、
辞めるなんて全く考えてなかったところから、
より自分らしく生きるために
退職を目指して動き始めた。


また別のクライアントさんは
ゆっくり向き合うために休職を選んだ。



一人一人、
どんなふうに時間を重ねていきたいか違うし、
どんな重ね方が合うのかも違う。



そこは徹底的に自分に向き合わないといけないと思っています。

その人に合ったバランス、タイミング、進み方がある。

私が果たしてあの時に退職、移住を決断したのがベストだったのかというと、ベストではないと思っているんですよね。

今みたいないろんな視点があって選べたら、もっとよかった。

だけど、
今できることは、選んだこの道を正解にしていくことだけなので、
後悔はしてないですけどね。



何はともあれ、

まずはそれを考えるための
立ち止まる「時間」をつくることから。

選択肢は無数にあります。

辞めるか、続けるか、だけではありません。
もっともっと、いろんなレイヤーで変化させることができる。

その選択肢を広げるためにも、
立ち止まって、まずはいろんな情報を眺めてみる。

勢いや流行や狭い範囲の情報だけで決めないでくださいね。

視野を広げて、自分のことは深めて、
そして、
自分に合うものに出会って、選んでいってください!


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キャリアや時間の使い方の相談にもご活用ください!

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停電の話の続き、

このまま電気なくて大丈夫かなぁと思ったのと同時に
実は、非日常にとってもワクワクしてました!

ないなら、ないで、どう過ごそうか。

ネットも繋がらない
電気もつかない

ごはんはあれとあれでなんとかなりそう
キャンドルナイトもいいね

なーんて、子どもたちと考えてたら、復旧してしまい、
ちょっとガッカリしました。笑


当たり前に「ある」ことはありがたいけど、
「ない」ことから生まれることもある。

というか、その方がクリエイティブな自分が発揮されるんですよね。


だけど、

そういうちょっとした困難も楽しむ余裕があればいいけど
余裕すらなくなることってある。

何よりも、時間と心に余裕をもっていきたいですね。

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