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[アオイエ]2023年を振り返ってみる[アドベントカレンダー]

「らしさ」が交差するコミュニティハウス「アオイエ」(リンク)の企画で「2023年を振り返ってみよう」というお誘いがありました

コミュニティハウス「アオイエ」のnoteのスクリーンショット

心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくって自分を集めた事典「ふんどし王子事典」(リンク)から記事を抜粋してみます

ふんどし王子事典のスクリーンショット

お正月


1月振り返り  アオイエ年越し 初日の出 書き初め すずめの戸締り スケート マラソン錬成 狩猟体験

1月振り返り
アオイエ年越し
初日の出
書き初め
すずめの戸締り
スケート
マラソン錬成
狩猟体験

ふんどし王子随筆集〜R5.1〜

2023年はアオイエでの年越しから始まりました。これまで4〜5回アオイエでお正月を迎えている気がします

3月マラソンまで

動けるデブ・働くニート
働くニートになりたい
お金は気にせずに
その時、その時で
やったほうがいいと思ったことをやる

ソフトウェア開発をするかもしれないし
誰かに寄り添うかもしれない
掃除するかもしれないし
何かを修理するかもしれない

納期もノルマも、節約も無縁で生きていきたい
働きたくないわけじゃない

ふんどし王子随筆集〜R5.2〜

最短最速でおにぎりを
ひらめきに動かされたい
何かに追われるのではなく

あれもやらなきゃこれも考えなきゃ
そればっかりになっていたのはいつからだったろう

人はパンのみにて生きるにあらず
しかしパンなしでは生きられない

最短最速でおにぎりを手に入れて
余暇で自分の声を聞きたい

ふんどし王子随筆集〜R5.3〜

ゆるくベジタリアンやることの難しさ
最近ベジ度が高まってきた
肉はほとんど食べない
魚は週1くらいで食べる

肉肉した食べ物にはちょっと抵抗がある
でも魚は食べる

そんな自分が集団の中で「ベジタリアンなのでベジメニューを用意してほしいです」と言うことに抵抗がある

倫理的な理由や健康上の理由から筋の通った説明ができるわけではない
ただただ抵抗がある食べ物とそうでない食べ物がある
だから主張しにくい
どんな言葉で伝えればいいんだろう
そもそも頼んでもいいんだろうか

完全なベジタリアンということにしてしまって、みんなの前ではベジタリアンとして振る舞うのは嘘だと思うし
違和感なくベジタリアンだと主張するためにベジタリアンになってしまおうというのも嘘だと思う
どうしたらいいんだろうなー

「選択肢は多い方がいい」ってこういうことなのかもしれない
主張するほどではない、しかし、多数派に溶け込もうとすると違和感が残る
そんな場面で選択肢が用意されていると、違和感を感じる人は減らせるかもしれない

ふんどし王子随筆集〜R5.3〜

あるいはワインでも飲みながら
今月マラソンに出た。生まれて初めて。
先月走ってみた。自分ちの周りを。42.195km。
辛かったけれど走れた。今度も走れると信じて疑わなかった。

ペースランナーがいると聞いて、自分でペースを測る必要はないと考えた。
イヤフォンでアプリにペースを教えてもらわなくても、両耳開けて一緒に行ったみんなと喋りながら走ればいいと思った。

けれど結局のところ、一緒に行ったみんなより遅れてスタートしたから追いかけたし、トイレで遅れた分を巻き返そうとしてペース上がったし、途中で10km走者を追いかけて遊んだりした。
でも走れる気がしていた。飛ばしすぎていたんだと、後から関門通過の記録を見てわかった。

行きは元気だった。
5km行かないくらいの序盤でカオナシが応援してくれた。

30kmあたりから辛くなってきたけれど、根性でいけると思っていた。

「30kmからがマラソン」
そう書いた看板を立てて、発電機持ってきて応援の音楽を流している人がいた。
ああきっとこの人も30kmから先を根性で走った人なんだろうな。今回は走る側ではないけれど仲間なんだ。応援しにわざわざきてくれているんだ。そう感じて、感極まって、走りながら泣いた。
泣いたら前に進めた。

38kmからは本当に根性だった。

1歩が痛い。早歩きよりも遅かったかもしれない。
でも一人じゃないって思えた。周りの人を応援しながら走りたくなった。辛そうなおじさんを応援しながら追い抜いた。

カオナシがまだいた。ずっといたのかな。また目頭が熱くなった。

雨が降っていた。寒かった。
あと4kmなら24分くらいだ。もうすぐ終わる。あれでも自分ってそんなペースで走れるんだっけ。あとどれだけこの冷たい雨に打たれるんだろう。
そう考えながら、どれだけの時間をかけて1km走っただろう。

多分39kmあたり。
さっき応援したおじさんが、今度は僕を応援してくれて、通り過ぎていった。
心を揺さぶられた。温かい気持ちになった。なんで見ず知らずの人にこんなに優しい気持ちになるんだろう。マラソンは不思議だと思う。

やっと40km地点に辿り着いた。
ただただ寒かった。芯から寒かった。
あと2km。走ったら15分もかからないだろう。でも自分は歩いていた。歩いて2kmってどのくらいかかるんだっけ。30分くらい?30分もこの雨に打たれるのか。30分で辿り着けるだろうか。歩いていると言えるのか、今の自分は。あとどれだけこの冷たい雨に打たれるんだろう。

ポッキリ折れた。次に救護所が見えたら駆け込んでやめてしまおう。そう思っても救護所はなかなか見えない。
1歩がただただ痛かった。そして芯から寒かった。

救護所手前の給水所で応援された。頑張れるかもしれないと思った。
でももう走れなかった。41km手前で棄権した。

マラソンは不思議だと思う。
なんで見ず知らずの人にこんなに優しい気持ちになるんだろう。
温かい気持ちになった。
心を揺さぶられた。

自分ちの周りでは42.195km走れた。でももう走りたくないって思った。
大会では41km手前で断念した。でもまた走りたいって思った。

次はいつになるだろう。晴れた日に走りたい。今度は、ゆっくり、着実に。
あるいはワインでも飲みながら。

ふんどし王子随筆集〜R5.3〜

3月を振り返って
マラソン大会
庭で園芸。食べた三つ葉の根から芽が出た
さあこれからどうしよう。どこに住んで何をして稼ごう
WP APIから無作為にN件抽出する機(CHIgusa-iro

ふんどし王子随筆集〜R5.3〜

過去に書いた文章を振り返ると、昔から変わらずに考えていることと、最近になって感じるようになったことの両方が登場します。
「働くニート」は昔から思っていることだし、ベジタリアンになったのは最近だし

4〜8月

私たちは本当に考えているのかという話
私たちは自分で考えているように見えて、本当のところは意味付けをしているに過ぎない。という考え方がある。
理性や論理は意思決定には介在せず、ただただ意思決定の説明をするために理性や論理が用いられている。とする考え。

もし、考えているつもりでいて実は後から意味付けをしているだけという人間と、本当に考えることができる人間の両方がいるのだとしたら。
私は意味付けしている方の人間だと思う。

降りてきたものに従って動くことは心地よいし、降りてきたものに説明を与えることも得意だと感じる。
しかし、聞かれたことに答えるのが時として苦手だし、意思決定を迫られて答えを出すのが辛い。

降りてきたものに従って生きていきたい。

ふんどし王子随筆集〜R5.4〜

ベランダに植木鉢を置いて変わったこと
ベランダに植木鉢を置いた
置いてから1年くらい経った
雨に対する感じ方が変わった

植木鉢を置く前は「お出かけが面倒な日」だった
晴れてほしかった。せめて曇りであってほしかった。そう思っていた
植木鉢を置くようになってから「水やりをしなくていい日」になった
むしろ水やりするよりも雨に降ってもらった方が植物が元気になると感じる

ベランダに植木鉢を置くようになってから、雨に対する感じ方が変わった

ふんどし王子随筆集〜R5.06〜

リファクタリングとワックスがけ
ソフトウェアのリファクタリングも床のワックスがけも、花形の仕事じゃない。
けれども自分はそういう、地味でも大事だと思うことをついついやっちゃうんだろうな。
これまでも、これからも。

そういうもんだと思って自分と付き合っていくしかない。
ほれ、床綺麗になったろう。

ふんどし王子随筆集〜R5.08〜

時間が経っても変わらないものを見つめたり、自分の現在地を言語化したり、降りてきた言葉を振り返ってみたり。それらを通して自分と出会い直している感覚があります

9月・10月

笑いすぎて涙でてきて背中も痛くなるような時間の尊さ
笑った。腹の底から笑った。涙が出るくらい笑った。背筋痛くなった。止まらなかった。そして泣きそうになった。
最後にこんなに笑ったのはいつぶりだろう。
世界が灰色に見えていやしなかったか。
愛おしくなった。いま自分の周りにいてくれる人たちが。
尊く感じた。涙が出るくらい笑えることが。

仕事を辞めてみてもいいのかなと思えた。いつ辞めてもいいんだって思えた。
いつ辞めてもいいなら、いま辞めなくてもいい。きっと。
行けるところまで行ってみよう。

ふんどし王子随筆集〜R5.09〜

食べ物が工業製品のように
食べたものが私を生かしてくれているし、
食という体験が人生を豊かにしてくれていると思っている。
だから、食べ物それ自体や食というものに一定以上思い入れを感じている。

そんな中で、食べ物が工業製品のように扱われていると感じられてしまう場面は辛い。
大人数のパーティで買い出しをして、食べきれずに会場の撤収時間が迫ってきたら。
自分たちで準備も撤収もするからこそ見えてしまうし、自分で意思決定を下さないといけない。

袋を持ち歩いて全部持って帰ってコンポスターに入れるかなー。

ふんどし王子随筆集〜R5.09〜

交互浴
熱いと冷たいを繰り返すと整う。
お風呂もサウナも。

深掘り対話・哲学対話の翌朝の瞑想も良い。
対話の内容が、頭の中で、時間差で、整ってくる。

ふんどし王子随筆集〜R5.09〜

幻滅されると困るらしい
好感持ってくれなんて頼んでないけど、幻滅されると困るらしい。
勝手に幻滅させておけばいいのに。

好かれようとしてウケ狙いなことはしないけれど、
それでも自分の振る舞いが喜ばれたら嬉しいし、
幻滅されたら残念に感じる。
そんなところじゃないだろうか。

誰に何と言われようと自分は自分だって思える強さは、まだない。

ふんどし王子随筆集〜R5.09〜

9月の出来事
・草木染め
・スプシとBigQueryMLで時系列予測してみる
・うどんの人とお茶
・シェアハウスの合宿(大阪)
    ・涙が出るくらい笑ったけど何に笑ったか忘れた
・会社の合同誕生日会
    ・全員が「参画」できるお誕生日会
    ・参加費をお金としては受け取らない
    ・全員食べ物・飲み物を持ち寄る

ふんどし王子随筆集〜R5.09〜

残さず食べよう
食べ物を粗末にすることを受け入れがたいと感じていた
けれども、そもそもホモサピエンスの能力として食べ物を大事にすることが可能なのだろうかと考えてみた

かつては、木の実を採ったり動物を狩ったりして、食べられるだけ食べたあとはその辺に放り投げていたのではないだろうか
放り投げる先が土だから、分解されて養分になって循環していたのだろうと想像してみる

食べ物を残さず食べることも、ゴミをゴミ箱に捨てることも、決まった曜日にゴミを出すことも、そもそもホモサピエンスの能力を超えた無理な要求なのかもしれない

ふんどし王子随筆集〜R5.10〜

「笑いすぎて涙でてきて背中も痛くなるような時間の尊さ」や「交互浴」はアオイエ合宿の中で降りてきた文章です

ソフトウェア

今年作ったソフトウェアも振り返ってみます

kfs214/chigusa-iro

WordpressからN件抽出する機
社内ブログから毎週3件おすすめ記事を取得したり、自分のLINE@で「去年の今日」の記事を配信したりするのに使っています
LINE@購読はこちらから:リンク

kfs214/funchan

LINEスタンプふんどしのフンちゃんの資材をgit管理開始
ふんどしのフンちゃんはこちらから:リンク

kfs214/declarative-side-effects

非同期処理を宣言的に扱うためのReact Hookサンプル

kfs214/ri-kyu-shira-cha

Google Sheetに統計処理のためのシートを作成し、GASで最新化
条件を満たしたらメール通知

kfs214/state-ref-let

Reactのサンプル
useStateとuseRefとletはそれぞれどのように振る舞うのか

kfs214/hajizome

「ふんどし王子事典」更新のためのツール
毎回の記事投稿で独自の構造のHTMLを書く必要があったため、Markdownからの変換に対応

kfs214/nureba-iro

GASアプリケーション
Google Sheetの設定に基づき、「生誕1万日記念日」等をメール通知できる

kfs214/ruri-iro

「ひとりアジャイルサムライ」第1弾

## 我々はなぜここにいるのか
「初めまして」の量と質を高め、その後の会話を円滑にするため

### エレベーターピッチ
- 周りの人について知りたい・知ってほしい
- 全ての参画者に向けた
- 「こういうものです」というプロダクトは、
- 自己紹介シート生成 Web アプリケーションである。
- これは、フォームに入力するだけで、誰でも、印象に残る自己紹介シートが生成でき、画像としてあらゆるプラットフォームで共有が可能で、
- Teams に箇条書きで投稿された自己紹介文とは違って、
- 目を惹く上に、作成者と内容が紐付きやすい

kfs214/html-to-image

ruri-iroで使用するための概念検証アプリケーション
Reactコンポーネントから画像を生成し、リアルタイムに更新する

感想〜1年を振り返ってみて〜

「やることリスト」より「やったことリスト」を作った方がいい。宿題に追われるよりも、成し遂げたことから自信を得た方が精神衛生上よい。

↑誰かが言っていました

立ち止まらないと振り返れないと思います
意識しないと立ち止まれないと思います
立ち止まって1年を振り返る機会をいただきました

@コミュニティハウス アオイエ
ありがとう!


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