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“流動的!?グラパイネを推す3つの理由”

2021年シーズンは4位に終わったホークス。
もう来季に向けて、秋のキャンプが始まっています。
そこで興味深い記事がありました。

2022年のオーダーは「固定」を軸に考えているようです。

1番打者は出塁率が高い選手。
3.5番に柳田選手と栗原選手を置き、4番は外国人選手という軸を固定するオーダーが理想であると話をしていました。

私はこの考え方に賛成しています。
やはり藤本監督はホークスを知り尽くしていますね。
課題が明確に捉えられています。

これ以外にも実際に

・中継ぎ投手の先頭打者への無駄な四球を減らす。

・ランナー 三塁から犠飛、内野ゴロで1点を獲ることを徹底する。

と話していました。
昨年課題と感じたファンも多いのではないでしょうか?

個人的には

・積極的に打ちに行く姿勢は素晴らしいが、四球もヒットと同じ。状況を確認しながら、球数を投げさせる粘り強い攻撃をする。

という課題も公言してくれることを期待しています(笑)

何が課題であるかを捉えられれば、後は徹底して実践するだけです。
(ここが1番難しいですが、何をすればいいか迷う必要がないのは強いですね)

そこで気になってくるのが「外国人打者」です。
現在残留が決まっているのはスチュワート投手だけで、
デスパイネ選手とグラシアル選手の交渉は流動的で退団の可能性もある。と書かれております。


ただ、結論から言いますと、私はグラシアル選手とデスパイネ選手の残留がベストだと思います。

そう考える理由を3つまとめました。

① 国内での移籍が見込めない

近年、セ・リーグ→パ・リーグで活躍している外国人は本当に少ないです。

理由として、セ・リーグで活躍する外国人打者はどちらかと言うと「失投を逃さない」選手です。

速球派の投手が少ないことや、DHがないことが影響しているのではないかと思います。
(投手を早めに変えてしまうことや、引っ張りすぎることで甘いボールが増えるという考え方です。)

対して、パ・リーグに求められる外国人打者は「穴が少ない」選手です。

真っ直ぐが当たらない。外の変化球にバットが止まらない。などの特徴がある選手は活躍が難しい傾向があります。

この特徴を考えると、候補は今年契約が切れるロッテのレアード選手、元西武のメヒア選手が考えられますが現実的ではないと思います。

② 年齢での戦力外はリスクしかない

今年は久しぶりのBクラスで監督が退任。
変化が求められる時ということもあって、チームはベテランの川島選手や髙谷選手に戦力外通告を行いました。
(髙谷選手は引退して、来季からホークスの2軍コーチが決定しました。)

現在、グラシアル選手は36歳、デスパイネ選手は35歳ということで、契約が切れるこのタイミングで退団の話が出ているのでしょう。

しかし、藤本監督は求める外国人像として、全力疾走などの真面目さ、軸になる打撃を求めています。
簡単に言うと「真面目で結果を残せる選手」です。

それはどのチームも欲しいですが、獲得は簡単ではありません。
来季は若手日本人野手も競争に入ってくるとは思いますが、4番の外国人選手はチームの核。
失敗すると、チームの成績に大きく影響を与えるでしょう。

新たに外国人を取ってくるのもアリだと思います。
ただ、怪我さえなければというのも事実です。
前半戦のグラシアル選手の活躍と後半戦のデスパイネ選手の集中力は流石でしたから。

年齢を軸に、外国人選手の入れ替えを行ってしまうのは少し危険に感じます。

③ モイネロ投手はどうなるか

シーズン終盤に家族の事情で帰国、長期契約が切れるタイミングのモイネロ投手との契約も不透明です。

グラシアル選手、デスパイネ選手が仮に退団すると、キューバの契約選手はモイネロ投手1人になります。
モイネロ投手とだけ契約延長ということはできるのでしょうか?

モイネロ投手は若いですし、メジャーも注目していると思います。そこには亡命という壁はありますが、タイミングとしては今はベストです。
(考えたくはないですが。。)

後はコラス、ロドリゲスの件があるとはいえ、せっかく繋いだキューバの縁を切ってしまっても良いのかという点もあります。

現に中日はキューバ選手との交渉を上手にやっていますからね。

以上のことを考えても、私はキューバ勢に全員残留を希望します。変革期とはいえ、変わらないものは必要ですし、外国人選手は特に影響が大きいです。

ホークスは常勝軍団である。そのため来年から勝負の年になりますからね。

デスパイネ選手とグラシアル選手の残留が決まった上で、年齢を考慮した30歳前後の打者が補強されるのが1番ベストなのではないかと私は思います。

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