次世代の人たちのTOC思考プロセス対話セッション・なぜやるか
今年に入って、次世代の人(15-30歳)対象で思考プロセス・対話セッション」をしています。
(詳細はこちら)
昨日は始める前にもう一度自分の「なぜやるか」と向き合ってました。
年末年始に感じたこと。
甥っ子、姪っ子、友人たちの子どもたち、従妹弟の子どもたち・・・
次世代の人たちって今、とてもしんどい世界を生きてるんじゃないかと・・・
離職したり、大学を休学したり、職場で忙しさに疲弊していたり、離婚したり・・・
自らが考えて出した結果なら、それらも決して悪くないけど、孤独・孤立になっているなら辛いだろうなって思ってます。
いろんな考え方がある中で、自分のモヤモヤをうまく言葉にできず、
「これはこうだから・・・」
「常識でしょ・・・」
「とりあえず納期に間に合わせて・・・」
「いちいち聞かないで自分で考えて・・・」
「もういいから・・・」
自分は自分で考えているはずなのに、四方八方からいろんな言葉が矢のようにやってきて
その中には厳しい言葉だけでなく、優しい言葉ももちろんあるのだけど、じゃあ、一体どうすればいいんだろう・・・
自分の想いを言葉にできれば「そうなの。じゃあ、やってみて。」となるかもしれないし、「じゃあ一緒にやってみよう。」となれば心強いし
でも、自分のこんがらがった想いを勇気を出して言葉にしてみても、丁寧に聴いてくれる人は少なかったり、そもそも、自分でしっくりくる言葉を探し切ることができず、強制終了・・・
そんな背景を感じてました。
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今は大人だって、初めての時代を生きていて・・・
今までの価値観はガラリと崩れ
世の中は物凄いスピードで変化している。
コロナで起こったパンデミック
閉ざされた環境
戦争も遠い誰かの話ではなく、
自然災害も多発している・・・
誰も答えを持っていないのに、冷たい心の壁を何度となく感じてしまったら、温かい人たちの声も届かなくなってしまう・・・
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甥っ子、姪っ子、友人の子どもたちや従妹弟・・・
彼らに直接届けることができないなら、受け取ってくれるところから届けて行こう・・・
そんな想いで始めました。
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今回は16歳のF君
対話セッションの詳細は書けませんが、最初は固かったN君の表情が、2時間後には柔らかく、彼らしい笑顔が見れたことや
「自立と自律」「楽しいと愉しい」の違いや
「頼ったり、助けてと言えることが大事なことやそのタイミング」等のたくらみ・ポンコツ界隈の人たちの共通の想いもセッションを通じて届けれたんじゃないかなってことも嬉しく思ってます。
TOCの思考プロセス
好ましくない現象をTOCではUDE(ウーディ:Undesirable Effects)と言います。
事前課題としてUDEを10ケほどあげてもらい、それを対話セッションでお作法に沿って整理し、発生していると思われる順番に並べていきます。(写真・青い付箋)
一番下にあるのが根本問題
根本問題が特定できると、その一点がひっくり返ったら起こるであろう、未来構造ツリーを作ります。(写真・ピンクの付箋)
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F君が見つけた根本問題は大人も含め(私自身も)多くの人たちが直面している問題じゃないかと思います。
今回は第一歩をどうするかまで一緒に考え、(黄色の付箋)時間終了。
根本問題は見つかっただけで、消えたわけではないのだけど、何が問題かわからず、霧の中にいる状態を手探りで進んでいたこれまでより、きっと彼らしさが活きる取り組みができるのではないかと思います。
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次世代の人たちが笑顔であるのを見れるのはとっても嬉しいです。
そして私の一番身近な次世代たちにも回り回って届きますように^^
一番近い人にはなかなか自分の声を届けることはできない。
なので、もし、このnoteを読んで、みなさんの身近な次世代の人たちが自信をなくすような状況だったら、どうぞご紹介ください.
よろしくお願いします😊
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●申し込み方法:3・4月の予定と申し込み方法
3/7(火)19:00-21:00
3/19(日)13:00-15:00
3/31(金)19:00-21:00
4/9(日)14:00-16:00
4/13(木)19:00-21:00
4/20(木)19:00-21:00
5/3 (水/祝) 14:00-16:00
お申し込みはこちらのページより
【メニュー選択】「次世代のための思考プロセス:担当・勝矢和美」を選択ください。
他の日がご希望の方は希望日時を2.3記載してもらったら調整します。
その場合はFacebookメッセンジャーかメールにてご連絡ください。
kazumi.katuya@gmail.com
【件名】「次世代のための思考プロセス・日程相談」
■思考プロセスを学びたい方はこちら。たくらみ屋ボス・森本繁生さんが滋賀で定期的に開催されています。
■「教育のためのTOCシンポジウム」が2/26京都にて開催されます。
(リアル・オンラインとも)
世界中で教育にも取り入れられているTOCの事例が聴講できます。
詳細はこちら。
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