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ひと夏、家来、冬の凛

C      Am      Dm7     G 7

🎼同じ話がぐるぐると
いつの間にか夜も老ける
自慢と欺瞞の世に疲れ
ネットで買ってみたのは
矛盾も飲み込む二枚舌

夏の行方はいざ知らず
同じ時間が渦を巻く
夜汽車は夏夜を切り裂いて
流れて目指してオリオンに
月待十三夜 盛夏は幻か まやかしか鏡花水月 求める富とは何なのか

家臣は家来を連れて夏の旅に出る支度に手間取る僕は天の邪鬼
剰え暑いから 家来は煽ってる
夕立の後の夕凪で 桟橋のかもめもひとりきり
このまま世界が終わってしまうか
このまま宇宙が終わってしまうか
月待二十三夜 盛夏は
幻かまやかしか 空の幻惑か
ならばそれでいい

秋の匂いを過ぎながら
早く行きたい 冬の凛
早く行きたい 冬の凛


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