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仮想通貨積立xステーキングを同時実現させるハイブリッド投資

■目次

概要
0-1_はじめに

第1章:ハイブリッド投資とは?
1-1 仮想通貨積立xステーキングのハイブリッド投資とは?
1-2 ビットコインの毎月500円積立を5年間続けた結果が衝撃的
1-3 ビットコインの現在、過去と今後の値動き
1-4 ビットコイン少額投資のメリット・デメリット
1-5 ビットコインで少額から利益を出すコツ

第2章:仮想通貨(ビットコイン)積立とは?
2-1 仮想通貨(ビットコイン)積立とは?
2-2 実際に毎月1万円でビットコインを積立したらどうなるか?
2-3 仮想通貨 (ビットコイン) の積立投資のメリットとデメリット
2-4 仮想通貨積立のおすすめ銘柄とは?

第3章:国内仮想通貨取引所を使って仮想通貨(ビットコイン)積立をする方法
3-1 コインチェック積立とは?
3-2 コインチェック積立を行うにあたり、注意すべき3つの事
3-3 コインチェックを使った積立投資のやり方
3-4 コインチェック以外に積立投資ができる取引所
3-5 GMOコインを使った積立投資のやり方

第4章:仮想通貨のステーキングとは?
4-1 仮想通貨のステーキングとは?
4-2 ステーキング方法の比較
4-3 国内取引所でステーキングできるおススメ仮想通貨
4-4 CoinTrade(コイントレード)でのステーキング
4-5 SBI VCトレードでのステーキング
4-6 GMOコインでのステーキング
4-7 BITPOINT(ビットポイント)でのステーキング
4-8 国内取引所でステーキングの始め方

第5章:海外取引所でステーキングできるおススメ仮想通貨
5-1 海外取引所でステーキングできるおススメ仮想通貨
5-2 ステーブルコインの市場シェア
5-3 USDT(テザー)の危険性やデメリット
5-4 USDCの危険性やデメリット
5-5 BUSDの危険性やデメリット
5-6 TUSDの危険性やデメリット
5-7 DAIの危険性やデメリット
5-8 各ステーブルコインの比較
5-9 USDT・USDCのステーキング利率の比較
5-10 USDT・USDCのステーキングは、どの取引所がおすすめ?
5-11 各プラットフォームが抱えるリスク
5-12 USDT・USDCが抱えるリスク

第6章:Bybit(バイビット)のステーキングとは?
6-1 Bybit(バイビット)4種類のステーキングとは?
6-2 オススメはBybit(バイビット)ステーキングとETH2.0ステーキング
6-3 Bybit(バイビット)ステーキングとは?
6-4 Bybit(バイビット)ステーキングの特徴
6-5 Bybit(バイビット)の他の資産運用サービスとの比較
6-6 積立ステーキングのメリット
6-7 積立ステーキングのデメリット

第7章:積立ステーキングの始め方・やり方・解除方法
7-1 積立ステーキングの始め方
7-2 積立ステーキングのやり方(PC版)
7-3 積立ステーキングを解除する方法(PC版)
7-4 積立ステーキングのやり方(スマホ版)
7-5 積立ステーキングを解除する方法(スマホ版)

第8章:BybitのETH2.0ステーキングの利率・リスク
8-1 BybitのETH2.0ステーキングとは
8-2 BybitのETH2.0ステーキングのリスク
8-3 BybitのETH2.0ステーキングのやり方

第9章:ハイブリッド投資【準備編】
9-1 自動購入と手動購入、どちらの方がいいのか?
9-2 国内仮想通貨取引所の口座開設
9-3 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法
9-4 GMOコインの口座開設方法
9-5 bitbank(ビットバンク)の口座開設方法
9-6 海外仮想通貨取引所の口座開設
9-7 Bybit(バイビット)の口座開設方法
9-8 KUCOIN(クーコイン)の口座開設方法
9-9 MEXCの口座開設方法

第10章:ハイブリッド投資【実践編】
10-1 ハイブリッド投資の手順
10-2 国内仮想通貨取引所で仮想通貨を購入
10-3 XRPを別の仮想通貨と交換する方法
10-4 XRPをUSDTに交換する方法
10-5 XRPをUSDTに交換する方法

第11章:最後に
11-1 最後に

0-1 はじめに


こんにちは、杉浦和久です。
今、仮想通貨投資に大きなチャンスが来ているのを、あなたは知っていますか?
なぜならば、2024年4月中旬ごろにビットコインの半減期があるからです。
半減期とは、簡単に言ってしまうと、供給されるビットコインの量が半分になるということです。
例えば、今まで市場に10供給されていたのが、半分の5しか供給されなくなることです。このように供給量が半分になり、需要が同じならどうなると思いますか?当然、価格は上がりますよね?
だから、ビットコインの半減期前後で大幅に価格が上昇する可能性があります。実際、こちらを見て頂けるとわかるように、2023年に入りビットコイン価格が既に約120%も上昇しています。

他注目していたメジャーな仮想通貨の価格上昇率はどうかといいますと、
イーサリアム:62%
XRP:75%
TRON:95%

Solana に至っては:258%も上昇し、ビットコイン半減期5か月前で既にかなり価格が上昇しました。私は今年に入り多くのビットコイン・仮想通貨関連の教材を出してきました。
それはなぜかというと、このような事を予想していたからです。
もし、あなたが私が提案したように仮想通貨を購入していたとしたら、資産が倍には増えています。
さて、問題はこれからどのように対応していくかです。
ここまで価格が上昇してしまうと、これから仮想通貨を買っていく気には、なかなかなれないです。二の足を踏んでしまいますね。
ちょっと、価格が急に上がりすぎではないかと感じます。
しかし、仮想通貨の価格が上がり始めるのはいつも急です。

来年2024年4月でビットコイン半減期は、4度目を迎えます。
では、過去3度はどのようになっていたのか歴史を見ていきましょう。
1度目は、2012年11月28日に半減期がありました。
しかし、この頃、ビットコインの知名度は低くほとんど注目されていませんでした。ビットコインが注目され始めたのは、2016年以降なので、2度目と3度目の半減期を見ていきます。

2度目の半減期は、2016年7月9日です。
こちらが当時のビットコインのチャートになります。
赤丸部分が2016年7月9日になります。

このチャートを見て何か気づきませんか?
それでは、こちらのチャートを見てください。

このようにビットコインの価格は、半減期前後で上がったり、下がったりしています。

そして、3度目の半減期は、2020年5月11日です。
こちらが当時のビットコインのチャートになります。

赤丸部分が2020年5月11日になります。
更に、こちらのチャートを見てください。

これら2度目と3度目のチャートを見てどう思いましたか?
大きく3つの共通点があるかと私は思います。

1.半減期前後で価格は上下する。
2.1度は半減期前で大きく下がる
3.半減期から数か月後、一気に価格が急上昇しています。

これら過去2度の半減期から今後どのように対策していけばいいと思いますか?
まず第一に言えることは、一気に価格が上昇する前に購入しておくことです。そう、最後の波に乗り遅れないことです。
この波に乗り遅れてしまうと、機会損失がかなり大きいです。
そして、その最後の波の前に乗る絶好の機会は、かなり高い確率で半減期直前に訪れることです。
なぜ半減期直前に、大きな下げが起きるかというと、多くのマイナーが大量に売りに出るからです。

マイナーは、ビットコインのトランザクションを処理する人のことをいいます。現在は、1トランザクションを処理すると6.25 BTCがもらえます。
しかし、半減期後は半分の3.125BTCしかもらえなくなります。
マイナーの収益は、簡単にいうと
【もらえるビットコインの総額】-【諸経費】になります。

例えば、現在の【もらえるビットコインの総額】が3,000万円とすると、半減期後の総額は、1,500万円になってしまいます。
これでも採算が取れるマイナーはビジネスを継続できますが、採算が取れないマイナーは、半減期前に売ってしまいます。
この理由から、半減期直前に大幅にビットコイン価格が下がると予想されます。
そして、その下げを見てかなり下がったら、投資家がどっと買いに走り、ビューンっと価格が上昇していくと予想できます。
問題はいつそれが起きるかです。
いつ起きるかと言うと、【神のみぞ知る世界】です。
私は、その時期はそろそろ来るのではと思っています。

では、こちらの直近のチャートを見てください。

ビットコイン価格が急激に上がっています。
いい売り時と思いませんか?
ですので絶好の買い時も近いかと思います。

しかし、実際いつが絶好の買い時なんていうのは、誰にもわかりません。
では、どのように投資すればいいのか?
その投資手法を解説するのが今回のこの講座になります。
この投資法は、誰でも簡単にできます。
是非、この投資法を使い、仮想通貨投資を成功させてください。

1-1 仮想通貨積立xステーキングのハイブリッド投資とは?


ハイブリッド投資とは、仮想通貨積立とステーキングを同時に行う投資のことです。なぜ同時に行うかというと、仮想通貨積立やステーキングを別々に行うよりも、何倍も費用対効果が高いからです。

仮想通貨積立とは、毎月決められた日にちに、決められた金額をコンスタントに購入していく投資手法です。
毎月コンスタントに購入することによって、価格と時間のリスク分散ができます。ステーキングは、銀行の定期預金に似ていて、仮想通貨をある一定期間、預け入れることにより利息を得る投資手法です。
仮想通貨積立とステーキングは、リスクが極力抑えられ、堅実に利益を上げるのに向いています。
しかし、1つ大きな欠点があります。それは時間がかかることです。
ですので、仮想通貨積立とステーキングは、長期投資によく使われます。
どちらの投資手法もかなり優秀なので、ハイブリッド投資を行う前に覚えておきましょう。

1-2 ビットコインの毎月500円積立を5年間続けた結果が衝撃的


ビットコインの少額投資は、かなり美味しいです。
論より証拠ということで、こちらのシミュレーションを見てください。
【毎月500円】ビットコインの少額積立を5年間続けた場合

ビットコインを毎月500円、5年間積み立てた場合、元本3万円に対して評価額は5万円以上になったというシミュレーション結果が出ています。

2018年からの積立シミュレーション では、
・2021年10月時点では、元本 23,000円に対して評価額 162,441円で
→139,441円の利益になります。
そして、
・2023年1月時点では、元本 30,000円に対して評価額 54,593円で
→24,593円の利益になります。

2023年1月の下落相場でも2万円の利益、
そして
2021年の上昇相場では13万円以上の利益が出ています。
毎月ワンコイン積立を続けるだけで、将来的に大きく収益を上げる可能性があるのがわかります。

1-3 ビットコインの現在、過去と今後の値動き


ビットコインは、価格変動を繰り返しながら上昇してきた過去があります。
2022年に下落相場を迎えて暴落したものの、ビットコインの将来性を期待する投資家は多くいます。私もその1人です。

ビットコインの年末価格を比較すると、こちらのようになります。

・2011年: 0.034万円 (333円)
・2012年: 0.116万円 (1,160円)
・2013年: 7万円
・2014年: 3.8万円
・2015年: 5.0万円
・2016年: 10万円
・2017年: 165万円
・2018年: 42万円
・2019年: 81万円
・2020年: 290万円
・2021年: 560万円
・2022年: 217万円
・2023年8月28日:381万円

過去3度の半減期は、2012年、2016年、2020年に起きています。
そして、
過去8年9ヵ月の価格推移を見ると、こちらのことがわかります。

1.半減期の翌年に最高値を更新
2.最高値を更新後、暴落が起きる
3.暴落の翌年は徐々回復し
4.半減期の年に最高値を更新
5.半減期の翌年、更に最高値を更新しピークを迎える

もし、同じようなことが今後起こるとすると、2024年、2025年そして2026年のビットコイン価格はこちらのように推移すると予測できます。

このような理由から、現在ビットコインへの投資は、非常に有望です。

1-4 ビットコイン少額投資のメリット・デメリット


●ビットコインを少額購入するメリット
ビットコインを少額購入するメリットは、生活に影響の出ない範囲で投資ができる点です。
家計への負担を最小限に抑えた上で、将来的に値上がり益を得られる可能性があります。
●少額投資のメリット
ビットコインを少額購入するメリットは、主にこちらの3つです。

1.ローリスクで投資できる
2.価格変動によるメンタル面のダメージが少ない
3.長期間ほったらかしできる

になります。
大金を投資すると、どうしても日々の値動きが気になってします。
少額購入なら、普段通りの生活を送りながら投資が可能です。

●ビットコインを少額購入するデメリット
そして、ビットコインの少額購入のデメリットは、値上がり時の儲けが小さくなる点です。
十分な利益が出るまでに時間がかかるため、すぐにでも稼ぎたいという方には向いていません。

例えば、ビットコインが2倍になった場合
・100万円を投資していた場合
→200万円に値上がり(100万円の儲け) になります。

しかし、
・1万円を投資していた場合
→2万円に値上がり、同じように2倍になっても、儲けはたったの1万円です。

1-5 ビットコインで少額から利益を出すコツ


仮想通貨初心者が知っておくべきビットコインで少額から利益を出すコツは、主にこちらの5つです。

1.ビットコインを長期投資する
2.手数料の安い取引所を選ぶ
3.取引所形式で購入する
4.少額から購入できる取引所を選ぶ
5.売り買いの繰り返しは避ける

になります。
それでは詳細を見ていきましょう。

まず1つ目は、ビットコインを長期投資する ことです。
トレードを行う必要がないため、初心者でも取り組みやすい投資手法です。
売却時に十分な利益が得られるまで、数年単位の長期投資を行いましょう。

2つ目は、手数料の安い取引所を選ぶ ことです。 
投資で利益を上げるには、取引にかかるコストを最小限に抑えることが大切です。仮想通貨を購入する際は、手数料の安い取引所を選んで登録しましょう。

3つ目は、取引所形式で購入する ことです。
仮想通貨取引所には「販売所形式」と「取引所形式」が用意されています。
販売所形式は、広いスプレッド(手数料相当の負担)が発生するため、コストを抑えたい方は、取引所形式を使って仮想通貨を購入しましょう。

4つ目は、少額から購入できる取引所を選ぶ ことです。
仮想通貨の最低購入額は各取引所によってかなりの幅があります。
少額投資を検討している場合は、ビットコインの最低購入金額をチェックした上で、取引所を選びましょう。
こちらの比較表は「ビットコインが300万円」と仮定して日本円換算しています。目安程度にご活用ください。

5つ目は、売り買いの繰り返しは避ける ことです。
仮想通貨投資の初心者にありがちなのが、価格の暴落であわてて売却してしまう「狼狽売り」です。
むやみやたらに売り買いを繰り返すと損失が膨らむ可能性があるので、事前に「○年間は売らない」「○円まで到達したら売る」などのルールを決めておきましょう。

2-1 仮想通貨(ビットコイン)積立とは?


●仮想通貨(ビットコイン)積立とは?
積立投資とは、毎日もしくは毎月など一定のタイミングで仮想通貨を購入し続ける投資方法です。
仮想通貨取引所の中には、積立投資サービスを提供しているところもあり、ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨を、毎月一定額分だけ自動的に購入できます。仮想通貨の積立投資は、多くの取引所で手数料が無料な上に、多くの銘柄に投資できます。

2-2 実際に毎月1万円でビットコインを積立したらどうなるか?


仮想通貨の積立投資で、どれほどの利益を得られるのか気になるかと思います。そこで今回は、実際に毎月1万円をビットコインに積立投資した場合のシミュレーションをしてみました。

シミュレーションの条件はこちらの通りです。
・積立期間:2022/08/01~2023/07/31
・投資対象:ビットコイン
・積立金額:毎月1万円
・積立期間:12ヶ月
になります。

期間中に1万円ずつビットコインを購入した結果、元本12万円に対し最終的な評価額は158,798円と、38,798円の利益となり利益率は約32%になりました。

今回のシミュレーションでは元本を大きく上回る含み益が発生しましたが、対象銘柄・投資期間によってはマイナスになる可能性もあります。
積立投資は継続するほどリスク分散ができるので、長期的な視点でやっていく必要があります。

2-3 仮想通貨 (ビットコイン) の積立投資のメリットとデメリット


仮想通貨を積立投資するメリットは、主にこちらの3つになります。
1.少額から投資できる
2.時間分散によりリスク軽減ができる
3.自動的に一定額を投資できる

になります。
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

まず、1つ目のメリットは、少額から投資できる ことです。
取引所ごとの積立投資の最低金額は、こちらになります。

・コインチェック:1万円
・ビットフライヤー:1円
・GMOコイン:500円

になります。
このように積立投資には、大きな資産を持たない方でも気軽に投資に挑戦できるというメリットがあります。
しかし、「少額だと投資効果は薄いのでは?」と疑問に感じる方もいるかもしれません。
確かに元本が大きいほど得られる利益も大きくなりますが、多額の元本を用意するまでには時間がかかります。
積立投資を利用して早いうちから投資を始めれば、利益を狙いながら仮想通貨投資の知識も深められます。

2つ目は、時間分散によりリスク軽減ができる ことです。
仮想通貨は値動きが激しいので、購入した翌日に大きく値下がりするケースもありますし、暴落するタイミングを予測することはできません。
もし100万円分のビットコインが購入した翌日に20%値下がると、含み損は20万円になってしまいます。
しかし、積立投資で一定額を毎月購入していれば、安い時は多くの仮想通貨を購入でき、高い時には購入量を減らすことが出来ます。
こうすることで、仮想通貨の平均購入単価を抑えることができます。

3つ目は、自動的に一定額を投資できる ことです。
積立投資をするタイミングや投資金額を設定しておけば、後は自動的に積立投資されます。
そのため、自分で手間をかけずに投資を続けることができます。

次にデメリットについてお伝えします。
仮想通貨(ビットコイン)積立投資のデメリットは、主にこちらの3つです。

①大きな利益を狙うのは難しい
②値動きが激しいので元本割れしやすい
③短期で稼ぐのは難しい

になります。
それでは詳細を見ていきましょう。

まず1つ目が大きな利益を狙うのは難しい ことです。
積立投資では時間分散が出来ますが、その分リターンも低くなる可能性があります。とは言え、仮想通貨の価格を予想するのは非常に難しいため、一括購入で思ったような利益を狙うのは難しいでしょう。

2つ目が、値動きが激しいので元本割れしやすい ことです。
株式や投資信託といった他の金融商品と比較すると、仮想通貨は値動きが激しい傾向にあります。
銘柄によっては、前日比40~50%ほど価格変動するケースもあるので、大きな含み損を抱えてしまうこともあります。
その中でも積立投資なら長期的に仮想通貨の平均取得単価を低くできるので、リスク軽減に繋がります。

3つ目が、短期で稼ぐのは難しい ことです。
積立投資は長期的な投資手法であり、十分な利益を得られるまでに時間がかかります。短期的に稼げる運用方法を探している方には、仮想通貨の積立投資は向いていません。

2-4 仮想通貨積立のおすすめ銘柄とは?


仮想通貨積立のおすすめ銘柄は、ビットコインとイーサリアムです。
ビットコインは、仮想通貨の時価総額ランキング1位で最も知名度が高く、信頼性の高さから世界中の大企業や投資家が購入しています。
エルサルバドルによる法定通貨への採用、ビットコイン決済の導入事例増加など、実用化の流れが加速している銘柄です。
そして、イーサリアムは、仮想通貨の時価総額ランキング2位です。
イーサリアムプラットフォームは、DeFi・NFT・メタバースなど様々な分野で活用されています。
ビットコイン以上の機能性と拡張性を有しており、価格変動を繰り返しながら着実に価格を上げています。イーサリアムは今後のアップデートによって、需要がさらに増えると予想されています。

3-1 コインチェック積立とは?


Coincheckつみたては、仮想通貨積立投資の中でもっとも人気があります。
Coincheckつみたては、忙しい人でも手軽に利用できる積立サービスです。
仮想通貨の初心者でも迷わずに始められる一方、見えない手数料と言われるスプレッドが発生している点に注意が必要です。

Coincheckつみたてのメリットは、主にこちらの3つになります。
1.1日あたり約300円から積立できる
2.時間分散によりリスクを抑えられる
3.引き落としから購入まで全自動

になります。
それでは、詳しくみていきましょう。

まず初めに、1日あたり約300円から積立できる ことです。
Coincheckつみたては毎月1万円から利用できるサービスとなっており、「毎日つみたてプラン」を設定すれば1日あたり約300円から積立できます。

●選べる2つのプランは、こちらの2つになります。

1.月イチつみたて
2.毎日つみたて

になります。
1.月イチつみたて は、
→月に一度、設定した金額分の仮想通貨を買い付けるサービスになります。
そして、
2.毎日つみたて は、
→設定した金額を日割りして、毎日仮想通貨を買い付けるサービスになります。
このようにまとまった資金がなくても、1日あたり300円から積立できます。
Coincheckつみたての2つ目のメリットは、1-2.時間分散によりリスクを抑えられる ことです。Coincheckつみたてを利用すれば、価格変動によるリスクを抑えやすくなります。
一括投資の場合、購入タイミングによっては高値掴みとなってしまい、暴落時の損失が膨らむ恐れがあります。

一方、積立投資は価格が安い時に多く購入し、価格が高い時には少額を購入する仕組みです。時間を分散することで、購入額を平均化できるメリットがあります。

Coincheckつみたての3つ目のメリットは、引き落としから購入まで全自動 です。Coincheckつみたての大きな特徴として、銀行口座からの引き落としか積立まで全て自動で完結する点が挙げられます。
コインチェックの取引口座に入金する手間が省けるため、数か月~数年単位のほったらかし投資も可能です。
長期積立だとうっかり入金を忘れそうですが、Coincheckつみたてなら大丈夫です。

次にデメリットについてお伝えします。
Coincheckつみたてのデメリットは、主にこちらの3つになります。

1.短期間で稼ぐのは難しい
2.スプレッドがかかる
3.積立の最低金額がやや高い

になります。
それでは、詳しくみていきましょう。

まず初めに、短期間で稼ぐのは難しい ことです。
積立投資は長期間の継続を前提とした投資手法であり、一括投資と比較すると短期間では稼げないデメリットがあります。
時間効率よく資産を増やしたい方は、デイトレードなどの短期投資を検討しましょう。

2つ目は、スプレッドがかかる ことです。
仮想通貨取引所の提供する自動積立サービスは、仮想通貨の買付の際に、販売所スプレッドが発生しています。
コインチェックで仮想通貨を購入する方法は2通りあります。

1つが、販売所形式 で、もう1つが、取引所形式 になります。

1.販売所形式は:運営会社が提示した価格で仮想通貨を売買します。
そのためスプレッドが発生します。

2.取引所形式は:運営会社を挟まず、ユーザー同士で仮想通貨を売買します。そのためスプレッドは発生しません。

スプレッドとは、簡単に言うと手数料です
自動積立サービスの場合、積立手数料は無料ですが、販売所スプレッド(手数料)が発生する点に注意です。

3つ目は、積立の最低金額がやや高い ことです。
Coincheckつみたては、毎月の最低積立金額が1万円からとなっており、他取引所の積立サービスと比較すると高い設定です。

1か月あたりの最低積立金額は、

・Coincheck:1万円~
・bitFlyer:1円~
・GMOコイン:500円~
・SBI VCトレード:500円~

になります。
最低積立金額は高いですが、銀行口座からの引き落としに対応しているのはCoincheckだけです。

3-2 コインチェック積立を行うにあたり、注意すべき3つの事


 Coincheckつみたてを行うにあたり、注意すべきことが3つあります。
1.コインチェック積立の手数料
2.コインチェック積立のスプレッド
3.コインチェック積立の手数料を抑えるコツ

になります。
それでは、詳しくみていきましょう。

まず初めに、コインチェック積立の手数料 についてです。

こちらを見て頂きますと、出金に手数料がかかりますが、積立サービスの利用料は無料になります。

2つ目は、コインチェック積立のスプレッド についてです。
コインチェック積立は販売所形式で買い付けが行われるため、スプレッド分のコストが発生します。スプレッドは時期や相場状況によって秒単位で変動するため、目安としてご覧ください。

スプレッドが10%の場合、1万円分の売買で1,000円のスプレッドが発生するイメージです。

3つ目は、コインチェック積立の手数料を抑えるコツ についてです。
Coincheckつみたてを利用する際は、スプレッド分のコストに注意する必要があります。
そして、手数料を抑えるコツとしては、まず、
・スプレッドの狭い銘柄を選ぶ ことです。
ビットコインやイーサリアムは、比較的スプレッドが狭いので適しています。

もう1つは、売却時に取引所形式を利用する ことです。
取引所形式に対応している銘柄の場合は、取引所で売却を行いましょう。
このように、コインチェックで積立をするなら、ビットコインを選ぶとスプレッド分のコストを減らしやすいです。

3-3 コインチェックを使った積立投資のやり方


コインチェックを使った積立は、こちらの5ステップで簡単にできます。

1.Coincheckつみたての画面を表示
2.引落口座に設定する金融機関を選択
3.口座振替の申し込みをする
4.「収納企業に戻る」を必ずクリックする
5.積立金額を設定する

になります。
それでは、詳しく見ていきましょう。

まず初めに、Coincheckつみたての画面を表示 します。
画面下メニューの「ディスカバー」をタップし「Coincheckつみたて」をタップします。

移動した先の画面で、「口座設定してはじめる」をタップしてください。

2つ目は、引落口座に設定する金融機関を選択 します。
引落口座として希望される金融機関をご選択ください。

ここまで来たら、次は金融機関側のサイトで口座振替申し込みを行います。

そして、3つ目は、口座振替の申し込みをします。
例として三菱UFJ銀行の画面でご案内します。
ほかの金融機関を選んだ場合、その金融機関のサイトが表示されますので、同様に手続きしてください。

ご自身の登録内容を確認し「実行」してください。

4つ目は、「収納企業に戻る」をクリックします。
クリックしないと設定が反映されない恐れがあるため、必ず実施してください。Coincheckの画面に戻れば完了です。

最後に、積立金額を設定します。
Coincheck画面に戻り、こちら3つを設定します。

①つみたてプラン
②積立する通貨
③積立金額
を設定し申請しましょう。
画面下部のメニューより、「ディスカバー」>「Coincheckつみたて」>
「プラン・金額の変更」をタップして設定を行ってください。

これで設定完了です。
CoincheckアプリよりCoincheckつみたてページにアクセスし、設定内容を確認してください。

3-4 コインチェック以外に積立投資ができる取引所


コインチェック以外の仮想通貨取引所も確認しておきます。
手数料やサービスを比較して、好みの取引所を使うといいです。
こちらは、取引所4社の積立手数料の比較になります。

積立手数料や入金手数料が4社とも無料になっておりますが、GMOコインやSBIVCトレードは、日本円の出金手数料も無料です。
そして、こちらは、ビットコインとイーサリアムのスプレッド比較表です。

スプレッドは時期や相場によって変動するため、参考程度に確認してください。こちらは、積立サービス内容を比較した表になります。

銀行口座からの引き落としに対応しているのはコインチェックだけです。
数か月~数年単位で手間なく自動積立を続けたい人には、Coincheckつみたてがおすすめです。
しかし、総合的に見ると、GMOコインの方が手数料が安く、最低購入金額がワンコインの500円からスタートできるので、おすすめです。

3-5 GMOコインを使った積立投資のやり方


GMOコインを使った積立投資のやり方は、こちらの8ステップになります。

まず、
1.会員ページより【つみたて暗号資産】を選択 します。
次に、2.【積立状況】を選択し、3.希望の銘柄を選択 します。
更に、4.積立プランを選択 し 5.積立金額を入力します。
そして、6.つみたて暗号資産のサービス約款および重要事項説明書を確認し同意にチェックし7.[確認画面へ]を選択します。

最後に、8.銘柄、積立プラン、次回積立予定日、積立金額を確認し、相違がなければ[設定する]を選択し完了になります。

4-1 仮想通貨のステーキングとは?


仮想通貨のステーキングとは、特定の仮想通貨を保有するだけで利回りが得られる仕組みのことです。
仮想通貨で収益を得る方法は、価格変動の差額による売却益(キャピタルゲイン)が一般的でした。
しかし、ステーキングの登場によって、仮想通貨で運用益(インカムゲイン)を得られるようになったのです。
ステーキングは特定の仮想通貨を保有して、ブロックチェーンのネットワークに参加するシステムです。

仮想通貨を保有することで、ブロックチェーンの維持や承認に貢献できる仕組みです。
ネットワークに貢献した対価として、仮想通貨を預け入れた期間や数量に応じた報酬が受け取れます。資産を動かさなくても仮想通貨を増やせる運用方法として、ステーキングが注目されています。

4-2 ステーキング方法の比較


ステーキングのやり方は、主にこちらの3つの方法があります。
■ステーキング方法
1.国内取引所でステーキングする
2.海外取引所でステーキングする
3.ブロックチェーンのネットワークに直接参加する

になります。
それでは、詳細を見ていきましょう。

まず、1.国内取引所でステーキングする方法は、GMOコインなどで扱っている仮想通貨を購入するだけです。
初心者でも簡単にステーキングできます。

次に、2.海外取引所でステーキングする方法は、1の国内取引所でステーキングする方法とほぼ同じですが、国内取引所より、取扱銘柄数が多く、利回りも良い傾向になります。

最後に、3.ブロックチェーンのネットワークに直接参加する方法は、仮想通貨ウォレットを用意し、公式サイトで設定を行います。
ネットワークに直接参加するステーキングは、ブロックチェーンに関する知識や英語の読解力が求められます。
初めてのステーキングには、1もしくは2の取引所を使うのがおすすめです。

4-3 国内取引所でステーキングできるおススメ仮想通貨


国内取引所でステーキングできるおススメ仮想通貨は、主にこちらの3つになります。
1.エイダコイン(ADA)
2.テゾス(XTZ)
3.シンボル(XYM)

になります。
それでは、詳細を見ていきましょう。

1つ目は、エイダコイン(ADA)です。
エイダコインは、仮想通貨の課題解決を目指す「カルダノ」プロジェクトが発行する仮想通貨です。
オンラインカジノのプラットフォームとして用いられる他に、国際プロジェクトや教育システムなど様々な用途で活用されています。
独自のコンセンサスアルゴリズム「ウロボロス」を採用しており、学術的な論文をベースに開発を進めています。
エイダコインはGMOコインとBITPOINTでステーキングできます。

2つ目は、テゾス(XTZ)です。
テゾス(XTZ)は、独自のコンセンサスアルゴリズム「LPoS」を採用しているブロックチェーンプラットフォームです。
誰もがブロック生成に参加可能で、分散性を重視する仕組みとなっています。ハードフォークによる分岐を発生させずにアップグレードできるため、開発者コミュニティの分裂を回避しやすいのも特徴です。
テゾスは、GMOコインとコイントレードでステーキングできます。

3つ目は、シンボル(XYM)です。
シンボル(XYM)は、企業とブロックチェーンを結びつけるブロックチェーンプラットフォームです。
仮想通貨ネム(XEM)の大型アップデートによって誕生した銘柄で、セキュリティ性能や処理速度が向上しています。
シンボル(XYM)のステーキングはGMOコインでできます。

4-4 CoinTrade(コイントレード)でのステーキング


CoinTrade(コイントレード) は、仮想通貨のステーキング運用に強みを持つ国内取引所です。
上場企業が運営しセキュリティも世界最高水準であるため、安心して資産を預けることが出来ます。ステーキングする期間や額が多いほど、年率が上がるシステムが採用されています。
コイントレード でステーキングできる仮想通貨は、こちらの5つになります。
1.テゾス(XTZ)
2.パレットトークン(PLT)
3.IOST(IOST)
4.カルダノ(ADA)
5.ポルカドット(DOT)

になります。

1.テゾス(XTZ)の報酬年率2〜5% になります。
2.パレットトークン(PLT)→報酬年率10~20%
3.IOST(IOST)→報酬年率5~12%
4.カルダノ(ADA)→報酬年率1~4%
5.ポルカドット(DOT)→報酬年率5〜11%
(※利率は2023年3月時点)
になります。
ステーキングを実施するには、販売所で仮想通貨を購入し、「コイントレードステーク」に申し込むことで実施できます。

4-5 SBI VCトレードでのステーキング


SBI VCトレードとは、金融サービスの大手「SBIグループ」が手掛ける仮想通貨取引所です。ステーキングは6銘柄が対象となっており、国内で唯一アバランチ(AVAX)のステーキングが可能です。
さらにアバランチ(AVAX)に続き、ステーキング国内初対応となるイーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)も追加され、サービスが強化されています。
SBI VCトレードでステーキングできる仮想通貨は、こちらの6つになります。
1.ポルカドット(DOT)
2.カルダノ(ADA)
3.テゾス(テゾス)
4.アバランチ(AVAX)
5.イーサリアム(ETH)
6.ソラナ(SOL)

になります。
1.ポルカドット(DOT)→報酬年率6.5〜7.5% になります。
2.カルダノ(ADA)→報酬年率2.82~4.86%
3.テゾス(テゾス)→報酬年率4.5~5.5%
4.アバランチ(AVAX)→報酬年率4.5~5.5%
5.イーサリアム(ETH)→報酬年率2.0~5.0%
6.ソラナ(SOL)→報酬年率5.0~7.0%
※利率は2023年5月時点

4-6 GMOコインでのステーキング


コストを抑えて仮想通貨を購入したい方には、手数料のほとんどが無料のGMOコインがおすすめです。様々なアルトコインを取引所形式で買えるため、販売所の広いスプレッドを避けて取引できます。

GMOコインでステーキングできる仮想通貨は、こちらの6つになります。
1.エイダコイン(ADA)
2.テゾス(XTZ)
3.シンボル(XYM)
4.クアンタム(QTUM)
5.ポルカドット(DOT)
6.コスモス(ATOM)

になります。

1.エイダコイン(ADA)→報酬年率2.5〜3.5% になります。
2.テゾス(XTZ)→報酬年率2.1~4.3%
3.シンボル(XYM)→報酬年率3.2~4.5%
4.クアンタム(QTUM)→報酬年率1.3~4.2%
5.ポルカドット(DOT)→報酬年率4.4~5.3%
6.コスモス(ATOM)→報酬年率6.5~7.2%
※利率は2022年11月下旬時点

4-7 BITPOINT(ビットポイント)でのステーキング


BITPOINT(ビットポイント)は、めずらしい草コインをいち早く扱うことで知られる国内取引所です。
ジャスミー、ディープコイン、KLAYなどBITPOINTが国内初上場した銘柄は多岐にわたります。
BITPOINTでステーキングできる仮想通貨は、エイダコイン(ADA) になります。
→報酬年率3.5〜5.3%
※利率は2023年1月時点

4-8 国内取引所でステーキングの始め方


大手取引所のGMOコインを例に、ステーキングの始め方を紹介していきます。
●GMOコインに無料口座開設する
まずはGMOコインの公式ホームページにアクセスし、口座開設を行います。
GMOコインの口座開設方法は、こちらになります。
1.メールアドレス・パスワードの登録
2.本人情報の登録
3.本人確認書類と本人の顔を撮影
4.口座開設コードを受け取る

になります。
無料登録を済ませれば、最短10分後に仮想通貨を買えます。
口座が開設されたら、日本円を入金して仮想通貨を購入します。
スマホアプリの「入出金」に進み、振込方法を選んで入金してください。

お金を入金しましたら、ステーキングしたい仮想通貨を購入します。
GMOコインでは、ステーキング対応銘柄を保有するだけで報酬を受け取れます。ステーキングに関する特別な手続きは不要です。
販売所と取引所を使って仮想通貨を購入できます。
手軽に購入したい方は販売所、手数料を抑えたい方は取引所の利用がおすすめです。

5-1 海外取引所でステーキングできるおススメ仮想通貨


海外の仮想通貨市場では、法定通貨などに連動するステーブルコインが大きな役割を担っています。
特に、ビットコインや他仮想通貨などと異なり、価格が急変しづらいため、送金時の通貨やリスク回避先として使用されています。
しかし、ステーブルコインに問題がないわけではありません。
銘柄によっては、準備金の不透明さや米SECから訴訟される可能性が噂されています。そこでこのセクションでは、USDT・USDC・BUSD・TUSDという4つの主要ステーブルコインを中心に詳しく解説します。

5-2 ステーブルコインの市場シェア


仮想通貨市場には多数のステーブルコインが存在します。
2023年3月時点の市場シェアは、USDTが約63%、USDCが約23%、BUSDが約5%、DAIが約4%となっています。

BUSDはUSDTやUSDCに差を付けられていますが、もともとは市場で存在感を放つステーブルコインでした。
特に、Binance(バイナンス)がBUSD強化の方針を示した2022年9月に注目され、市場シェアは13%ほどでした。
こちらは、2022年9月時点のステーブルコインの市場シェアを表したものです。

しかし、2023年2月、米ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)がBUSDの発行停止命令を出したことで状況が一変します。
これによってBUSDは新規発行ができなくなり、米ドルの償還のみが行われているため、急速にシェアを落としています。

5-3 USDT(テザー)の危険性やデメリット


USDTはテザー社が発行する世界最大のステーブルコインであり、仮想通貨市場で最も広く利用されています。
米ドルでの入金と引き換えに、1対1の割合で発行されています。
USDTは多くの仮想通貨取引所で採用されており、現物・先物の両市場で必要不可欠なステーブルコインといえるでしょう。
なお、裏付け資産となる米ドルは、第三者機関の監査の下で運用されています。2023年3月時点で、USDTの裏付け資産は約82%が現金および現金同等物(米国債など含む)で構成されており、残りは企業の社債、ローン、その他の投資に振り分けられています。

1-1.USDTの危険性
USDTの危険性としては、準備資産の不透明さが挙げられるでしょう。
これまでテザー社は、準備資産としてコマーシャルペーパー(無担保の約束手形)を大量に保有しており、その安全性に疑問符がついていました。
2022年10月には、準備資産の中にあるコマーシャルペーパーを完全に排除して米国債に置き換えるなど、安全性を高める取り組みを行いました。
しかし、2023年3月時点で、準備資産に社債や担保付ローンなどが含まれています。また、保有社債やローンの発行企業名は公開されていないため、資産の透明性を完全に確保しているとはいえないです。

1-2.USDTは資産償還ができない?
USDTは準備資産の中に社債やローンなどが含まれています。
そのため、仮に全てのユーザーがUSDTを米ドルに戻すなどの危機が発生すると、テザー社は資産を償還できないのではとの噂があります。
真偽は不明ですが、テザー社は2021年12月にデフォルトした中国恒大集団の証券を保有しているとの噂もあります。
テザー社としては、USDTは100%以上の裏付け資産があるため償還は可能としていますが、このような懸念があることは知っておく必要があるでしょう。

5-4 USDCの危険性やデメリット


USDCは、アメリカに本社を置くサークル社が発行するステーブルコインです。また、サークル社とコインベース社が共同で設立したCentre社がUSDCの運用をサポートしています。
USDCの仕組みはUSDTと同様で、米ドルの入金に対して1対1で発行されます。コインベース社は米国の上場会社であり、高い信頼性を誇っています。
近年、USDTへの懸念からUSDCがシェアを伸ばしてきており、様々な仮想通貨取引所が通貨ペアとして採用し始めています。
また、その準備金の安全性の高さから、他の仮想通貨からの資金退避場所としても活用されています。
2023年3月現在、USDCの準備金の100%が現金および現金相当物となっており、そのうち約26%が現金、残りの約74%が短期の米国債で構成されています。

2-1.USDCの危険性
安全性の面で優れているとされるUSDCですが、懸念としてアメリカ政府の規制に過度に追従しやすいとみなされている点が挙げられます。
ミキシングサービスのトルネードキャッシュが米当局に規制された際、サークル社はただちに規制対象関連のウォレットアドレスをブラックリストに追加しました。
このブラックリスト化によって、少なくとも7万5,000USDCが凍結され、不正取引に関与していなくても資金を突然引き出せなくなった人も存在します。これに対して、仮想通貨コミュニティは大きく反発しました。
ステーブルコインDAIを発行するMakerDAOでは、同プロトコルの担保資産からのUSDC除外を検討したほどです。

2-2.SVB破綻でUSDCがデペッグ
2023年3月、SVB(シリコンバレー銀行)が経営破綻しました。
SVBではUSDCの準備金の一部が保管されていたため、準備金棄損の懸念が広がり、USDCは米ドルと10%以上デペッグしました。
仮想通貨市場がパニック状態に陥っていたことがわかります。
2023年3月13日、米財務省などが顧客預金の全額保護を表明したことで落ち着きを取り戻しましたが、ステーブルコインの危険性が顕在化した出来事でした。

5-5 BUSDの危険性やデメリット


BUSDは、2019年にBinance(バイナンス)とパクソス社によって発行された、米ドルにペッグされているステーブルコインです。
BUSDは、Binance(バイナンス)やBNBチェーン上のDapps(分散型アプリケーション)で使用されています。
また、BUSDの裏付け資産は全て現金および現金相当物となっており、現金や米国債などで構成されています。

3-1.BUSDの危険性
2023年2月、米NYDFSはBUSDの新規発行を禁止しました。
これによって、BUSDはユーザーに米ドルの償還のみを行うこととなり、今後は大きくシェアを落としていく見込みです。
パクソス社は2024年2月までBUSDの償還に対応する予定であり、米ドルとのペッグは維持されます。
また、米証券取引委員会(SEC)はBUSDが未登録証券に該当するとして、パクソス社に対して訴訟を起こす構えを見せています。
このため、BUSDがこれまで通り主要ステーブルコインとして利用されることは考えにくいでしょう。

3-2.BUSDは準備金を確保していない?
今回、BUSDの発行停止命令が出された背景には、「BUSDの準備金が不足しているのでは」との噂があったとされています。
この告発をしたのは、USDCを発行するサークル社であるといわれています。パクソス社は、全てのBUSDが米ドル資産によって100%担保されていると主張しています。

5-6 TUSDの危険性やデメリット


TUSD(TrueUSD)は、2018年に発行された米ドルにペッグしているステーブルコインです。Archblock社(旧TrustToken)によって発行されております。
USDTやUSDCなどと比較すると、TUSDは、これまで大きな存在感は示していませんでした。
しかし、米NYDFSによってBUSDの発行が停止されたことにより、Binance(バイナンス)でTUSDの利用が拡大しています。
TUSDの特徴としては、Chailink(チェーンリンク)のPoR(プルーフ・オブ・リザーブ)を活用していることです。
オフチェーンにある準備金をリアルタイムでオンチェーン検証し、TUSDの発行枚数が準備金より超過しないか監視しています。
この検証処理は全てスマートコントラクトとして公開されており、透明性・信頼性を高めています。

4-1.TUSDの危険性
TUSDは、リアルタイムでPoR(プルーフ・オブ・リザーブ)を活用している、初めての米ドル建てステーブルコインです。
TUSDの準備金資産は、The Network Firm LLP(TNF)という会計事務所が集約し、Chailinkのサービスを通じてオンチェーンに情報を提供しています。

リアルタイムで準備金を把握し、TUSDが準備金以上に発行されることを防げます。そのため、TUSDは常に100%以上の準備金で担保されていることとなり、安全性は比較的高いといえるでしょう。
しかし、懸念点もあります。準備金の内訳について、「米ドル以外に現金同等物や現金化が容易な短期の流動性投資を含む」との説明がありますが、公表はされていません。そのため、正確な内訳はわかりません。

4-2.TUSDは完全に米ドルと連動していない?
こちらの画像は、TUSDとUSDCの直近1年間の価格チャートです。
上のほうにあるのがTUSD、下のほうにあるのがUSDCのチャートです。

TUSDのチャートを見てわかる通り、TUSDが1ドルから離れている場面は、比較的多いとわかります。
TUSDはBinanceのローンチプールに参加するための銘柄として採用されており、ローンチプールで注目銘柄が配布される時期は、TUSDの買い需要が高まります。直近では、SUIのローンチプール開催が発表された5月1日にはデペッグし、1.005ドルまで上昇しました。
TUSDを保有する際には、こうした点に注意する必要があるでしょう。

一方でUSDCは、SVB経営破綻時に大きなデペッグを起こしたものの、それ以外は安定した価格推移を見せています。
SVB破綻時を除き、最も大きく価格が解離したときでも、1.0008ドルまでの変動に抑えられています。

5-7 DAIの危険性やデメリット


DAIは、MakerDAOと呼ばれるDAO(分散型自立組織)によって管理されているステーブルコインです。
分散型のステーブルコインは、管理を担う特定の企業や団体が存在せず、全てのやりとりがブロックチェーンを介して行われます。
DAIを発行するためには、法定通貨の代わりに、仮想通貨を担保として預け入れる必要があります。
2023年3月時点ではイーサリアムなどが担保として利用可能です。
DAIの危険性としては、担保に入れている仮想通貨価格の下落が挙げられるでしょう。DAIの最低担保比率は150%以上であるため、ある程度の価格変動には耐えられる仕組みとなっています。
しかし、短期間で急激なボラティリティが発生した場合、担保資産が強制的に清算される可能性があります。また、スマートコントラクトのバグによって、ハッキングされる危険性もあります。

5-8 各ステーブルコインの比較


テザー社が発行するUSDTが、現在最も利用されているステーブルコインです。ほとんどの海外取引所で主要通貨ペアに採用されていることを考えると、仮想通貨の取引をする際は、USDTが最も使いやすいといえます。
しかし、USDTは準備金にローンや社債などが含まれているため、安全性の面で懸念点があります。

準備金の不透明さを考えると、現状仮想通貨からの資金の避難場所としてはUSDCが比較的安全だといえます。
しかし、SVBの経営破綻によってデペッグを起こしたことを考えると、完全に安全なステーブルコインだとは言い難いでしょう。
BUSDに関しても準備金という面では安全性が高いですが、NYDFSから発行停止を命じられているため、
今後利用するのは現実的ではありません。

一方、BUSDの新規発行停止により、TUSDの存在感が高まっています。
Binance(バイナンス)でのローンチプールやトレードでも利用されていることから、今後さらに利用が拡大する可能性があるでしょう。

7.ステーブルコインの今後
現在、世界各国でステーブルコインを規制する法案ができ始めています。
米国ではステーブルコイン法案が提出されており、規制が厳格化される見通しです。適用範囲等は明らかではありませんが、規制に準拠できないステーブルコインは利用できなくなる可能性があります。

また、SECがBUSDは未登録証券に該当するとして法的措置を検討しており、他のステーブルコインにも波及する可能性があります。
いずれにせよ、ステーブルコインの今後は、各国の規制に大きな影響を受けることが考えられます。

5-9 USDT・USDCのステーキング利率


USDTやUSDCをステーキングした場合、利率はどれくらいなのでしょうか?
ここでは日本語に対応している主要な仮想通貨取引所ごとに、サービス名と年利を紹介します。(2023年5月11日現在)

2-1.USDTのステーキング利率
USDTの各仮想通貨取引所のサービスと年利は、こちらの通りです。

2-2.USDCのステーキング利率
USDCの各仮想通貨取引所のサービスと年利は、こちらの通りです。

5-10 USDT・USDCのステーキングは、どの取引所がおすすめ?


様々な仮想通貨取引所がUSDTやUSDCのステーキングサービスを提供しています。ここでは、国内でも特に人気の高いBybit(バイビット)のサービスの特徴を紹介します。

BybitでUSDTやUSDCのステーキングを行うには、積立ステーキングもしくは定期ステーキングを利用することになります。
積立ステーキングは、期間の制限なくずっと預け入れることができ、さらに好きなときに引き出しができる点が特徴です。

一方、定期ステーキングはステーキング期間が固定されています。
いつでも払戻しができる訳ではありませんが、基本的に年利は高く設定されています。Bybitでは、過去に利用者数1,000万人突破記念キャンペーンを実施し、最大12%ものUSDTの積立ステーキング年利が提供されたこともあります。高い利率で運用できるキャンペーンが定期的に開催されるので、積極的に利用したいところです。

5-11 各プラットフォームが抱えるリスク


●中央集権型
まず、中央集権型のプラットフォームを利用する場合、中央の管理者を信用することになります。管理者が安全にサービス運営をしてくれれば、利用者がトラブルに遭うリスクは低いです。

しかし、実際にどのように運営されているかを知ることは難しく、管理者側の過失でユーザーが不利な状況に立たされる可能性はあります。
大手レンディングプラットフォームだったCelsius Network(セルシウス・ネットワーク)が出金を停止するといったことも実際に起こっています。

●分散型
次に、分散型プラットフォームを利用する場合は、管理者ではなくスマートコントラクトを信用することになります。
スマートコントラクトはコードに従って動くプログラムなので、それ自体が不正を働くことはありません。
しかし、セキュリティ上の脆弱性に目を付けたハッカーに攻撃を仕掛けられることがあります。それにより、利用者の資金が抜き取られてしまう事態が度々起こっています。
中央集権型サービスにも分散型サービスにもリスクはあるので、どちらを利用するにしても、信頼できるプラットフォームかを自分で調べることが重要です。預け入れ先を複数のプラットフォームに分けることも、リスクを軽減してくれるでしょう。

5-12 USDT・USDCが抱えるリスク


仮想通貨市場で広く利用されているUSDTですが、マーケット参加者からの信頼が失われれば、一気に価値が下落する恐れもあります。
過去には、発行元のテザー社が監査結果の詳細を公開しなかったことで信用不安につながり、USDT価格が不安定になったことがあります。
近年、テザー社は担保資産の健全化に取り組んでいます。
しかし2023年5月現在でも、担保資産には米ドルや米国債の他に、短期の社債やローン、その他の投資が含まれています。
また、保有している社債の社名が公表されていないため、完全な透明性を確保しているとは言い難いでしょう。

●USDCが抱えるリスク
次にUSDCは、アメリカに拠点を置くCircle社が発行するステーブルコインです。準備金内訳を詳細に公開していることや、米国の上場会社であるCoinbase(コインベース)がバックについていることなどから高い信頼性を誇っています。しかし、現状より広く利用されているのはUSDTです。
USDTはレンディング以外の資産運用や取引にも用いられていますが、それと比べるとUSDCは利用できる範囲が限定的です。
過去にはUSDCの運営陣がトルネードキャッシュ規制に際して、一部アカウントの凍結を行ったことで、USDCに対して不信感を持っている人もいます。また、Circle社は2023年3月に経営破綻したSVB(シリコンバレー銀行)に、準備金の一部を預けていました。
それにより準備金の棄損が懸念され、一時期米ドルと10%以上の価格乖離を記録しました。こういったリスクを考えると、USDTとUSDCはどちらも一長一短といえるでしょう。

5.リスク管理も重要
USDTやUSDCのステーキングは魅力的な資産運用方法ではありますが、自分の資産を守るためにはリスク管理は欠かせません。
現状、ステーブルコインは仮想通貨市場に大きな懸念が広がるタイミングなどで、デペッグを起こすことも多いです。

また、ステーキングをする際は、年利の高さ以外にも注目するようにしましょう。引き出しの自由度も考慮する、保有資産やプラットフォームを分散するなどの工夫をすれば、より安心して利用できます。

6-1 Bybit(バイビット)のステーキングとは?


ステーキングとは、仮想通貨を預けることで利益を得られる仕組みです。
ビットコイン、イーサリアム、テザーといった人気通貨にも対応しており、預けた仮想通貨の数量・期間によって報酬が変動します。
また、仮想通貨トレードのような専門的な知識も必要なく仮想通貨を預けるだけで高い利回りで運用可能です。

バイビットでは、4種類の仮想通貨をステーキングする方法があります。
1.Bybitステーキング
2.ETH2.0ステーキング
3.流動性マイニング
4.Web3ステーキング

になります。
結論から言ってしまうと、この4種類のBybitのステーキング方法の中では、利率の観点から1の「Bybitステーキング」と

2の「ETH2.0ステーキング」がオススメです。
(2023年8月16日の計測結果より)

Bybitステーキングは、元本が変わらない運用銘柄であるステーブルコインを高い利率で運用できるのでオススメです。
そして、ETH2.0ステーキングは、他の専用サイトでステーキングするときと変わらない利率でETHを運用でき、Bybit側にガス代を負担してもらうことができるのでオススメです。

6-2 オススメはBybit(バイビット)ステーキングとETH2.0ステーキング


4種類のBybitステーキングのうち、おすすめは次の2つです。

1.Bybitステーキング
2.ETH2.0ステーキング

になります。
それでは、詳細を見ていきましょう。

まずは、1.Bybitステーキングがおすすめな理由 についてです。
Bybitステーキングは、次の3つのステーブルコインを各々500ドルまでなら、5%~8%の高利回りで安全に運用することできるため、おすすめです。

その3つのステーブルコインは、
・USDT
・USDC
・DAI

になります。
ステーブルコインの運用は、他の運用法の場合、5%を安定して上回ることが難しく、Bybitステーキングでのステーブルコインの運用はかなり高利率といえます。
運用していない資金がある場合、限度額までBybitで運用するとよいでしょう。ちなみ、500ドル以上ステーキングすることもできますが、段階的に利率が下がってしまい効率が良いのは500ドルまでなので、注意しましょう!

●USDCの利益率の例(2023年7月6日時点)
・500ドル:8.00%
・500~5,000ドル:3.00%
・5,000ドル以上:1.80%

次に、2.ETH2.0ステーキングがおすすめな理由 についてです。
ETHのステーキングを自分で行う場合、高額なガス代が掛かりますが、BybitでETH2.0ステーキングを行う場合、利率は変わらずにガス代をBybitに負担してもらえるので、おすすめです。
ETHのステーキング(ETH2.0ステーキング)を自分で行う場合、Lido Financeで高いガス代(手数料)を払って申請する必要があります。
その上、年間利率は4.0%とLido Financeで自分でステーキングするときとほぼ変わらないため、ETHのステーキングをしたい多くの方にとってはメリットしかないです。

6-3 Bybit(バイビット)ステーキングとは?


ステーキングとは、仮想通貨を預けることで利益を得られる仕組みです。
ビットコイン、イーサリアム、テザーといった人気通貨にも対応しており、預けた仮想通貨の数量・期間によって報酬が変動します。
また、仮想通貨トレードのような専門的な知識も必要なく仮想通貨を預けるだけで高い利回りで運用可能です。
バイビットでは、積立ステーキングと引き出し不可期間がある定期ステーキングの2種類があります。それぞれの特徴をまとめるとこちらのとおりです。

更にBybitステーキングには、年利333%や999%などの期間限定銘柄が追加されることもあります。
利用できる期間が短いものの、高い金利のため注目されています。

まず、積立ステーキング ですが、定期ステーキングとのもっとも大きな違いは、ステーキング期間が固定されているかどうかでしょう。
積立ステーキングは期間の縛りがなく、いつでも引き出しが可能です。
もし、預け入れている銘柄の価格が大きく変動している場合には引き出して売却するなど、自由度の高い運用ができます。
また、取扱銘柄が21種類と豊富で期間限定銘柄が定期的に更新されます。

・定期ステーキング
そして、定期ステーキングは、30~60日間仮想通貨を払い戻しできない代わりに、利回りが高いことが特徴です。
そのため、もし価格変動があってもすぐには売却できず、期間終了まで待つ必要があります。
取り扱い銘柄は7種類と積立ステーキングに比べて少ないですが、2~3倍程度の利回りで運用することができます。

・期間限定銘柄
最後に、Bybitステーキングには、常時ステーキングが可能な銘柄のほかに、新規上場などにあわせて開催される期間限定銘柄が存在します。

期間限定銘柄は、積立ステーキングで設定されることが多いですが、定期ステーキングで設定される場合もあります。
期間限定銘柄は年利が高く設定されるケースが多いため、効率的に運用したい方は要チェックです。
8月16日現在の期間限定銘柄は、こちらの1種類です。

そして、Bybitステーキングについて知っておきたいリスク をお伝え致します。Bybitステーキングは、Bybitに仮想通貨を貸し付けて報酬を得る仕組みです。そのため、Bybitの経営状態が悪化した場合などは、ステーキングした資産が戻らなくなるリスクがあります。
このリスクを回避するには、メタマスクやトラストウォレットなどの分散型ウォレットを利用して自分でステーキングする方法があります。
ただし、ウォレットでのステーキングにはガス代や秘密鍵の管理、ブロックチェーンの切り替えなどのコストや手間がかかる点に注意が必要です。
取引所に任せる手軽さか、自己管理による安全性か、どちらを優先するかは各自でご判断ください。

6-4 Bybit(バイビット)ステーキングの特徴


Bybit(バイビット)ステーキングの特徴をこちらの3つに分けて解説していきます。
1.積立ステーキングの特徴
2.定期ステーキングの特徴
3.共通の特徴

になります。
それでは、詳細を見ていきましょう。

まず、積立ステーキングの特徴 についてです。
積立ステーキングのおもな特徴はこちらの3つです。
1.銘柄が豊富
2.いつでも解除できる
3.毎日利息を受け取れる

になります。
豊富な銘柄をいつでも自由に出し入れできるため、保有している仮想通貨を使って気軽に資産運用したい人におすすめです。
それでは、それぞれの特徴を見ていきましょう。

まず、銘柄が豊富 についてです。
積立ステーキングは、ビットコインやイーサリアム、USDT、USDCなどの主要通貨を中心とした品揃えとなっています。
ステーキングできる常時開催銘柄とキャンペーンとして、好条件でステーキングできる期間限定銘柄が掲示されることも多く、
ニーズに合った銘柄を選べます。
ただし、300銘柄以上がステーキングできるBinanceのフレキシブルセービングと比べると銘柄数は多くはありません。
マイナーな銘柄をステーキングしたい場合には、他の取引所を使うほうが良いかもしれません。

2つ目は、いつでも解除できる についてです。
積立ステーキングの大きなメリットは、いつでも好きなときにステーキングを解除して引き出せる点にあります。
仮想通貨は値動きが激しいため、預け入れた仮想通貨の急な価格変動で売却したい場合にも、積立ステーキングなら臨機応変に対応可能です。

3つ目は。毎日利息を受け取れる についてです。
積立ステーキングの利息は毎日支払われます。
元本は預け入れたまま、利息分だけを出金したり、別の仮想通貨に変えてさらなる利益を狙ったりといった自由な運用が可能です。
購入した仮想通貨をBybitの口座にただ寝かせておくよりも、積立ステーキングに預け入れれば毎日少しずつでも確実に増やすことができます。
積立ステーキングの年利は、随時変更されます。
そのため、預け入れ時の年利がずっと続くわけではない点に注意が必要です。積立ステーキングは解約が容易であるため、年利を定期的にチェックし、あまり良い年利でなくなったら預け入れ中止を検討できます。

次に、定期ステーキングの特徴 についてです。
定期ステーキングのおもな特徴はこちらの3つです。
1.預け入れ資産が一定期間ロックされる
2.年利が積立ステーキングより高い
3.銘柄数は少ない

になります。
資産が一定期間ロックされるものの、積立ステーキングより高い年利が設定されている銘柄も多いため、長期保有目的の仮想通貨を効率的に運用したい人におすすめです。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

まず、1つ目は預け入れ資産が一定期間ロックされる ことです。
定期ステーキングのもっとも大きな特徴は、預け入れた資産が一定期間ロックされて引き出せない点です。
預け入れ期間は通常、30日間または60日間ですが、期間限定銘柄では14日間のケースもあります。
期間中は、預け入れた仮想通貨に急な価格変動があっても引き出せません。
他の取引所のステーキングサービスには、獲得した報酬を放棄するならロックを解除できる、といったものもあります。
Bybitの定期ステーキングでは、そういったこともできませんので、リスクを理解したうえでステーキングすることが大切です。

2つ目は、年利が積立ステーキングより高い ことです。
定期ステーキングは一定期間引き出せない分、積立ステーキングよりも年利が高く設定されていることがよくあります。
短期の価格変動は気にせず「ガチホ」予定の場合には、固定ステーキングを活用するのが良いでしょう。
ただし、銘柄によっては定期ステーキングのほうが年利が低い場合もあるため、預け入れる際には注意が必要です。
法定通貨に連動し、値動きが比較的安定しているステーブルコインでも高い年利が得られるのも魅力です。

3つ目は、銘柄数は少ない ことです。
定期ステーキングの開催銘柄は積立ステーキングと比べて少ないため、運用の選択肢は限られます。
8月3日現在、常時開催銘柄は9銘柄、期間限定銘柄はありません。

●共通する特徴
最後に、積立ステーキングと定期ステーキングの両方に共通する4つの特徴を紹介します。
1.手数料がかからない
2・少額から始められる
3.自動で再投資されない
4.売り切れの可能性もある

になります。
それでは、詳細を見ていきましょう。

まず1つ目は、手数料がかからない ことです。
積立ステーキング、定期ステーキングともに、預け入れ時および引き出し時の手数料はかかりません。
仮想通貨の取引では高額なガス代がネックになることもありますが、Bybitステーキングなら手数料を気にせず気軽に始められます。

2つ目は、少額から始められる ことです。
Bybitステーキングは少額から始められるのも魅力です。
こちらの表のとおり、積立ステーキングの最低投資額は二千円程度に設定されており、少ない金額でも無駄なく運用できます。

定期ステーキングは、積立ステーキングの10倍程度に設定されており、最低数万円程度の資金が必要です。

3つ目は、自動で再投資されない ことです。
Bybitステーキングの利息は自動的には再投資されません。
そのため、ステーキング報酬で複利運用を行いたい場合には、支払われた利息を自分で再度預け入れる必要があり、手間がかかる点には注意が必要です。

最後、4つ目は、売り切れの可能性もある ことです。
期間限定銘柄は、最大のステーキング枠が決められており、預け入れの上限に達した場合には売り切れとなります。
人気の銘柄は短期間で売り切れる可能性があるため、気になる銘柄がある場合には早めの預け入れがおすすめです。
現在どの程度ステーキング枠が埋まっているかは、年利(APY)の下に表示される最大ステーキング数(分母)と、現状ステーキングされた数(分子)を見ればわかります。
上限に近づいている場合、駆け込みで預け入れるトレーダーが増える可能性がありますので、早めに預け入れを検討するとよいでしょう。

6-5 Bybit(バイビット)の他の資産運用サービスとの比較


Bybit(バイビット)には、Bybitステーキングのほかにもこちら3つの資産運用サービスがあります。
1.流動性マイニング
2.Bybit Web3のステーキング
3.ETH2.0流動性ステーキング

になります。
どのサービスを選べば良いか迷っている方に向けて、「手軽さ」「年利」「ロック期間」の3つの観点で見ていきましょう。

まず、手軽さ についてです。
Bybit Web3のステーキング以外の2つのサービスは、Bybitのアカウント内で簡単に行えるため、手軽さに大差はありません。
一方、Bybit Web3のステーキングは、Bybitのアカウントとは別にBybit Walletの作成や仮想通貨の入金などが必要なため、やや手間がかかります。

2つ目は、年利 についてです。
4つのサービスすべてに対応しているETHの年利を見てみましょう。

Bybitステーキングの年利は、ほかの資産運用サービスと比較すると低めに設定されています。
高い利回りを求める場合には、ほかのサービスの利用も検討すると良いでしょう。ただし、コストやロック期間に注意が必要です。

3つ目は、ロック期間 についてです。
最後に各サービスのロック期間の違いを見てみましょう。
流動性マイニングとBybit Web3のステーキングはロック期間がないため、いつでも自由に引き出しが可能です。

一方、ETH2.0流動性ステーキングは2023年5月現在、預け入れた資産を引き出すことはできません。
しかし、今後対応予定とされています。また、現物取引を利用すれば、いつでもstETHを売却してETHを買い戻せます。

6-6 積立ステーキングのメリット


バイビットの積立ステーキングには、こちらの4つのメリットがあります。
1.利回りが高い
2.毎日利息が受け取れる
3.いつでも解除できる
4.誰でも簡単に始められる

になります。
それでは、詳細を見ていきましょう。

まず、利回りが高い についてです。
とくにUSDT(テザー)やBUSD(バイナンスコイン)は、2024年2月時点で5%とどちらも利回りが高く設定されています。
また、積立ステーキングは利回りが高いうえにいつでも払い戻しできるので、リスクが少なくおすすめです。

2つ目は、毎日利息が受け取れる ことです。
預け入れを始めた2日後から収益が発生し、それ以降は毎朝9時に資産運用アカウントに利息が振り込まれます。
毎日収益が積みあがっていくので、アカウントを確認することが楽しみになりますね。

3つ目は、いつでも解除できる ことです。
払い戻しに手数料は発生しないため、ユーザーは安心していつでも仮想通貨を出し入れできます。
また、いつでも解除できるので預け入れした銘柄が暴落した際も瞬時に対応が可能で、リスクを最小限にできます。

最後に、誰でも簡単に始められる ことです。
仮想通貨取引のようにチャートを見る必要もなく、専門的な知識がなくても始められます。手続き自体も簡単でリスクも少なく、預けるだけで利息が得られるため初心者の方にもおすすめです。

6-7 積立ステーキングのデメリット


バイビットの積立ステーキングには、3つのデメリットがあります。
1.対応通貨が少ない
2.期間限定の銘柄は売り切れが早い
3.複利運用ができない

になります。
それでは、詳細を見ていきましょう。

まず最初に、対応通貨が少ない ことです。

他の海外取引所では100種類以上の通貨を取り扱いしているところもありますが、バイビットは21種類のみとなっています。
対応通貨が少ないぶん利回りは高くなっており、主要通貨は網羅しているので特に利回りのよいステーブルコインなどで運用するとよいでしょう。

2つ目は、期間限定の銘柄は売り切れが早い ことです。
期間限定銘柄は通常銘柄に比べて利回りが良く設定されており、ユーザーからは好評です。そのため、人気の銘柄などはすぐに売り切れてしまうこともあります。期間限定銘柄の情報は、バイビットのステーキングメニューや公式Twitterで告知されるので、定期的に確認しましょう。

最後に、複利運用ができない ことです。
複利運用とは元本についた利息に対してさらに利息を付けていく運用方法です。バイビットは積立・定期いずれも複利運用に対応しておらず、手動で再度ステーキングをする必要があります。
他の海外取引所では複利運用に対応しているところもあるので、バイビットの対応を待ちましょう。

7-1 積立ステーキングの始め方


バイビットの積立ステーキングの始め方は、こちらの5ステップになります。
1.国内取引所で口座開設
2.国内取引所で仮想通貨を購入
3.Bybitで口座開設
4.Bybitに仮想通貨を送金
5.Bybitで積立ステーキングしたい通貨に両替

になります。
それでは、詳細を見ていきましょう。

まず初めに、国内取引所で口座開設 をします。
バイビットでステーキングを始めるには仮想通貨をバイビットへ送金する必要があります。日本円をバイビットに直接入金することはできないため、国内取引所で口座開設をして送金します。
口座開設の手続きは、どの取引所もスピーディで、その日のうちに取引開始できます。

2つ目は、国内取引所で仮想通貨を購入 します。
口座開設を終えたら仮想通貨を購入します。
仮想通貨を購入するには日本円を国内取引所に入金し、仮想通貨を購入します。銘柄が多く、どの銘柄を選べばよいかわからない場合はXRP(リップル)を選びましょう。リップルはほかの銘柄に比べて送金の手数料が安いことが特徴です。また、取引所によってはリップルの送金手数料が無料のところもあります。

3つ目は、Bybitで口座開設 をします。
・STEP.1:バイビットにアクセス
まず、バイビットにアクセスして、右上にある「登録」をクリックします。

・STEP.2:パスワードを登録
次に、メールアドレスもしくは電話番号とパスワードを入力し「アカウントを作成する」をクリックします。
パスワードは8文字以上で、大文字・小文字・数字がそれぞれ必要です。

・STEP.3:認証コードを入力
「アカウントを作成する」をクリックした後、メールアドレスに認証コードを記載したメールが届くので、確認して入力します。
認証コードは5分間のみ有効ですので注意してください。

・STEP.4:2段階認証の登録
口座開設後は、セキュリティ強化のために2段階認証を登録しましょう。
スマートフォンから「Google Authenticator」アプリをダウンロードします。バイビットの個人メニューから「アカウント&セキュリティ」を選択します。セキュリティ強化メニューの「Google認証」を設定します。

以上で手続きは完了です。

4つ目は、Bybitに仮想通貨を送金 します。
バイビットで口座開設をしたら国内取引所からリップルを送金します。

・STEP.1:現物メニューへ
まずはバイビットのメイン画面右上の「資産」「現物」の順に選択します。

・STEP.2:銘柄の選択
つぎに「XRP」「入金」を選択し「確認しました」をクリックします。

・STEP.3:アドレスをコピペする
そして、ウォレットアドレスと入金タグをコピーしたら国内取引所の出金画面に貼りつけます。
送金ミスにより大切な資産を失わないためにもアドレスは手入力せず、コピペするようにしましょう。

・STEP.4:数量を入力
数量を入力し出金を確定したら完了です。

最後に、5つ目は、Bybitで積立ステーキングしたい通貨に両替 します。

バイビットに入金されたことを確認したらリップルを両替します。
バイビットでは11種類の銘柄間であれば手数料なしで両替が可能です。
両替手数料が無料な銘柄は、こちらになります。
BTC/ETH/SOL/MANA/LTC/BIT/ADA/EOS/XRP/DOT/USDT

そして、次に、
・STEP.1:交換メニューへ
資産メニューから「デリバティブ」「交換」をクリックします。

・STEP.2:銘柄を選択
振替元を「XRP」、交換したい銘柄を振替先から選択します。

・STEP.3:数量を入力
数量を入力し「交換」をクリックしたら完了です。

7-2 積立ステーキングのやり方(PC版)


バイビットでの積立ステーキングのやり方はこちらの2通りです。
1.資金を現物から資産運用アカウントに移動
2.ステーキングする仮想通貨銘柄を選ぶ

になります。
それでは、詳細を見ていきましょう。

●資金を現物から資産運用アカウントに移動
まずは、現物アカウントにあるUSDTを資産運用アカウントに移動する必要があります。

・STEP.1:現物メニューへ
メインメニュー右上の資産メニューから「現物」をクリックします。

・STEP.2:USDTを選択する
銘柄の中から「USDT」を選択し「振替」をクリックします。

・STEP.3:資産運用アカウントへ
振替元を「現物」振替先を「資産運用」にして数量を入力後「確定」をクリックします。

・STEP.4:USDTの移動を確認
資産運用アカウントにUSDTが移動したことを確認して終了です

次に、ステーキングする仮想通貨銘柄を選びます。
USDTを資産運用アカウントに移動したらいよいよステーキングを開始します。
手順はこちらの通りになります。

・STEP.1:資産運用メニューへ
まず、メイン画面右上の資産メニューから「資産運用」をクリックします。

・STEP.2:銘柄を選択
資産運用メニューの銘柄一覧から「USDT」を選択し「預け入れ」をクリックします。

・STEP.3:ステーキングメニューへ
資産運用商品一覧から「Bybitステーキング」を選択します。

・STEP.4:積立ステーキングを選択
ステーキング銘柄一覧から「USDT」を選択し「ステーク期間払い戻し自由」「ステーキングする」をクリックします。

・STEP.5:数量の入力
数量を入力し「今すぐステーキング」をクリックしたら完了です。

7-3 積立ステーキングを解除する方法(PC版)
・手順1

まず、Bybitの公式ページにアクセスします。
次に、上部の人型マークにカーソルを合わせ、「資産」をクリックすると表示される「資産運用」をクリックします。

・手順3
そして、預け入れを解除したい銘柄を探して「払い戻す」をクリックします。

・手順4
払い戻したい金額を入力して「払い戻す」をクリックします。

・手順5
払い戻しが反映されていたら、預け入れの解除は完了です。
払い戻しを一部だけ行った場合は、該当通貨の「ステーキング総額」列を確認してみましょう。

7-4 積立ステーキングのやり方(スマホ版)


・手順1
まず、スマホアプリを起動し、ホーム画面の「資産運用」をタップします。

・手順2
次に、「Bybitステーキング」をタップします。

・手順3
画面をスクロールして、ステーキングしたい銘柄を選んでタップします。
今回は例としてDOTを積立ステーキングします。

・手順4
ステーキング条件を確認し、数量を入力して「今すぐステーキングする」をタップします。

・手順5
「注文に成功しました!」という画面が表示されたらステーキング完了です。

7-5 積立ステーキングを解除する方法(スマホ版)


最後に、スマホアプリで積立ステーキングへの預け入れを解除する方法です。
・手順1
まず、スマホアプリを起動し、ホーム画面の「資産」をタップします。

・手順2
「投資済みの商品」の「資産運用」をタップします。

・手順3
次に、「Bybitステーキング」をタップします。

・手順4
そして、ステーキングを解除する銘柄を選びます。
今回はDOTを例にします。

・手順5
ステーキングの内容を確認し、「払い戻す」をタップします。

・手順6
ステーキングを解除する数量を入力して、「払い戻す」をタップします。
全額解除する場合には、数量入力欄の右の「最大」をタップしてください。

・手順7
確認画面で「解除する」ボタンをタップするとステーキングが解除されます。

8-1 BybitのETH2.0ステーキングとは


BybitのETH2.0ステーキングとは、BybitにETH2.0のステーキングを代行してもらい、イーサリアムのブロックチェーンに貢献し、報酬を得ることを言います。
イーサリアムのステーキング(ETH2.0ステーキング)を自分で行う場合、Lido Financeで高いガス代(手数料)を払って申請する必要があります。
BybitでETH2.0ステーキングを行うと、Bybit利用者から募ったイーサリアムをまとめてLido Financeに代わりにステーキングを行ってくれるため、ガス代が掛からないという大きなメリットがあります。

●BybitのETH2.0ステーキングの利率
BybitのETH2.0ステーキングの利率は、2023年7月6日時点で約4.0%となっています。Lido Financeで自分で直接ステーキングを行ってもほぼ同じです。

BybitでETH2.0ステーキングを行うことでガス代が掛からなくなるので、利益の観点では大きなメリットがあるといえます!

8-2 BybitのETH2.0ステーキングのリスク


BybitのETH2.0ステーキングのリスク・デメリットは、債権トークンstETHの価値が下落する可能性がある点です。
債権トークンstETHには、次の2つの役割があります。
1.分散型取引所でETHに1:1で交換
2.アプデ終了後にブロックチェーンのシステムで1:1に交換

になります。
分散型取引所では、stETHはほぼ1:1でETHに交換できる仕組みになっていますが、短期間でETHに交換されすぎると、stETHの価値が下がる仕組みになっています。
stETH1枚が、ETH0.8枚分の価値になってしまうことが起こり得るということです。このリスクはLido Financeで自分で直接ETH2.0ステーキングを行っても同じことですが、この点を理解して、ETH2.0ステーキングは行いましょう。

8-3 BybitのETH2.0ステーキングのやり方


●Bybitに仮想通貨を入金する
ステーキングを開始する前に、Bybitにステーキングする仮想通貨を準備しましょう。
Bybitへはこちらの手順で入金すると、手数料がほとんど掛からないのでおすすめです。(約0.1%)
1.国内取引所(GMOコインなどの)で送金用の仮想通貨リップルを買う
2.リップルをBybitに無料で送金する
3.リップルで運用する仮想通貨を購入する

になります。

●BybitのETH2.0ステーキングのやり方
まず、Bybitアプリを開いたら、ホーム画面の「資産運用」をタップして「ETH2.0」を選択しましょう。

今すぐステーキングをタップし、ステーキングするETHの数量を入力したら、「今すぐステーキング」を選択して運用は完了です!

ステーキングすると、同じ量の債権トークンstETHを受け取れます。
ステーキングを中断する場合は、Bybitの現物取引でstETHをUSDTで売却できるので、そこを活用しましょう。

9-1 自動購入と手動購入、どちらの方がいいのか?


仮想通貨積立投資は、毎月一定額を決まった期日に買う事です。
例えば、coincheckつみたてを利用するのであれば、ビットコインを毎月1日に1万円購入すると設定すると、銀行口座から1万円を自動で引き落としてくれます。
コインチェックしか直接銀行口座からの引き落としができず、他の取引所では、積立投資はありますが、取引所からの引き落としになります。
一見coincheckつみたては、いいように思えますが、3つ大きな問題があります。
1つ目は、毎月の最低購入金額が1万円以上と他取引所よりかなり高いです。GMOコインでは、最低購入金額が500円です。

2つ目は、コインチェックから他取引所へ仮想通貨を送金する時に費用がかかることです。GMOコインは、仮想通貨の送金手数料はかかりません。

3つ目は、coincheckつみたては、販売所での購入になることです。

これは、コインチェックだけに関わらず、日本の全ての仮想通貨取引所でも同じです。販売所の何がいけないかというと、スプレットと言う、手数料がかかることです。この手数料が大したことないのでしたらいいのですが、これが全くばかにならないです。
大体5-7%の手数料がかかります。
もし、coincheckつみたてで毎月1万円の積立投資をするとすると、約600円の手数料がかかります。これは高すぎます!
それでは、どうすばいいのかというと、取引所形式で購入すれば手数料はかなり抑えられます。GMOコインの取引所形式でビットコインを購入すると、こちらの手数料になります。

Makerで購入したら逆に0.01%分、1万円購入したら1円の手数料がもらえてしまいます。
販売所形式で購入すると600円支払うのに対して、取引所形式では1円もらえる、これはかなり大きいです。
しかし、取引所形式にも大きな欠点があります、
それは自動積立のシステムがないことです。
自動積立のシステムがないので、自分で毎月購入することになります。
ですので、6%近くの手数料を払ってでも自動で積み立てをしたい方は、コインチェックやGMOコインなどの積立システムで自動購入すればいいですが、それが嫌な方は、取引所形式で自分で毎月購入することになります。

私のお勧めは、手動で取引所形式で購入することです。
なぜかというと、自動購入にしてしまうと、高い手数料を払うことになるし、更に、何も勉強できないことです。
自動購入でほったかしにしてしまうと、仮想通貨市場を気にせず、ぼーっとしているといざ何か問題が起きた時に対応ができないからです。
自分の貴重なお金を投資している以上、自動でほったらかしするのではなく、常に仮想通貨市場を注視し、仮想通貨投資についてもっと勉強した方が有意義です。

9-2 国内仮想通貨取引所の口座開設


今回開設して頂く国内仮想通貨取引所はこちらの3つになります。

1.Coincheck(コインチェック)
2.GMOコイン
3.bitbank(ビットバンク)

になります。
なぜ3つの国内取引所口座を開くかといいますと主にこちら3つの理由からです。
1.送金手数料の有無
2.取扱い通貨の違い
3.リスク分散

になります。
それでは、詳細を見ていきましょう。

まず1つ目は、送金手数料の有無 です。
国内仮想通貨取引所の役割は、仮想通貨を購入し、海外取引所へ送金することです。GMOコインは、送金手数料は無料ですが、Coincheckとbitbankは有料です。ですので、GMOコインをメインとして使うことになります。

次に2つ目は、取扱い通貨の違い です。
各取引所によって、取り扱っている仮想通貨は違ってきます。
メインは、GMOコインですが、GMOコインで扱っていない仮想通貨、例えば、MATICを購入したい時は、Coincheckもしくは、bitbankで購入することになります。

最後に3つ目は、リスク分散 です。

1つの仮想通貨取引所だけを使用した時、もしハッキングなどのトラブルが起きた時、ある期間取引ができなくなったり、自分の仮想通貨が動かせなくなり、機会損失につながる可能性もあります。
実際、2018年にコインチェックがハッキングされた時に、一定期間使用できなくなりました。
例え使用できたとしても、そんなハッキングされた取引所に自分の仮想通貨を置いときたくないですよね?
3つの取引所口座を持つことにより、リスク分散することができます。
これら理由により、3つ口座開設をすることをお薦めします。

9-3 Coincheck(コインチェック)の口座開設方法


コインチェックの口座開設の流れはこちらの4点になります。

1.Coincheck(コインチェック)の新規登録
2.サービス利用における、各種重要事項の承諾
3.電話番号認証
4.Coinchek(コインチェック)の本人確認

このようになります。
それでは、順番にみていきましょう。

1.Coincheck(コインチェック)の新規登録
まず、公式サイトにアクセスし「口座開設(無料)はこちら」をクリックします。

「メールアドレス」「パスワード」を入力し「登録する」をクリックします。

「新規登録」をクリックすると、こちらの画面が表示されます。
登録したメールアドレスの受信メールを確認し、メール本文内のURLをクリックします。

メールに記載されたURLをクリックすると、Coincheckに自動的にログインされトップページが表示されます。

以上でCoincheckのアカウント登録は完了です。

2.サービス利用における、各種重要事項の承諾
Coincheckのサービスを利用するにあたり、各種重要事項に同意、承諾、契約が必要となります。
トップページの「各種重要事項を確認する」をクリックします。

各種重要事項を確認し同意できる場合、チェックボックスにチェックを入れ「各種重要事項に同意、承諾してサービスを利用する」をクリックします。

各種重要事項の承諾が完了するとこちらの画面が表示されます。

3.電話番号認証
左のメニューから人のマーク?のタブを開き「電話番号認証」をクリックします。

電話番号を入力し「SMSを送信する」をクリックします。

SMSに届いたコードの入力が完了すると、こちらの画面が表示されます。

4.Coinchek(コインチェック)の本人確認
次は、本人確認です。Coincheckの本人確認方法として「iOS/Androidアプリからのお申込み」と「Webからのお申込み」の2種類が存在します。
ここでは「iOS/Androidアプリからのお申込み」の方法をご紹介します。
Coincheckのアプリをインストール後、起動するとこちらの画面が表示されます。「ログイン」をクリックして、先ほど作成したアカウントでログインします。

新しい端末からログインする場合、こちらの画面が表示され登録メールアドレスに送られるURLをクリックする必要があります。

ログインが完了したら、画面下のメニューから「本人確認」をタップします。こちらの画面で「本人確認をする」をタップします。

こちらの画面で基本情報を入力し「次へ」をタップします。
氏名(フルネーム)
カナ氏名
生年月日
性別
国籍

こちらの画面で住居情報を入力し「次へ」をタップします。
居住国
郵便番号
住所
ビル・マンション名

こちらの画面で職業情報を入力し「次へ」をタップします。
職業
金融資産状況
資金の性格
主な利用目的
取引経験
取引動機

入力した情報に間違いがないことを確認し「次へ」をタップします。

次に本人確認に使用する書類を選択します。

本人確認書類の撮影を行う画面が表示されます。
画面の説明に従いスマートフォンで撮影を進めます。

これで本人確認の申請は完了です。

本人確認の申請が承認されると、こちらのような口座開設のお知らせメールが届きます。

本人確認が終了するまで数日~数週間程度かかります。
本人確認手続きが完了すると、口座開設が完了して、すべての取引を制限なく利用できるようになります。
もし、本人確認手続きで不備があった場合にも、メールで通知が届くため、再度提出し直すといいでしょう。

9-4 GMOコインの口座開設方法


GMOコインでの口座開設の流れはこちらの6点になります。
1.メールアドレスの入力
2.パスワードの設定
3.個人情報の入力
4.本人確認書類の提出
5.二段階認証の設定
6.ハガキに記載されている口座開設コードを確認

になります。
それでは、順番にみていきましょう。

1.メールアドレスの入力

まずはアカウント登録を進めていきましょう。
公式サイトにアクセスして、画面中央に表示されている「無料口座開設」をクリックします。
メールアドレスの入力を求められるので、アドレスを入力し「無料口座開設」をクリックします。

ちなみに、FacebookアカウントやGoogleアカウントを使えば個人情報の入力作業をスキップできます。
今回は、一般的な方法での口座開設手順を解説していきます!
入力したアドレスにメールが届いているはずなので、記載されているリンクをクリックします。
なお、届いてない場合は迷惑メールフォルダに振り分けられているか、アドレスの入力を間違えている可能性が高いです。
見直してみましょう。

2.パスワードの設定
次にパスワードを設定します。
なるべく複雑なパスワードにしましょう。強度が表示されるので、最低でも「普通」以上を目指しましょう。
パスワードを設定すると、ログイン画面が表示されます。
登録したメールアドレスとパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。

3.個人情報の入力
ログインし「口座を開設する」をクリックして、個人情報の入力に進みましょう。個人情報の入力で困るところはとくにないはずです。
間違った内容を入力してしまうと本人確認に遅れが出てしまうので、必ず正しい内容を入力するようにしましょう。

4.本人確認書類の提出
個人情報の入力が完了しましたら、次は本人確認書類の提出です。
「本人確認画面のアップロード」をクリックします。
なお、「受取時に本人確認をする」を選ぶと、書類提出をスキップできます。後日、GMOコインから口座開設完了ハガキが送られてくるので、
本人確認書類を配達員に見せればOKです。

本人確認書類の提出は、撮影ファイルのアップロードにより行います。
パソコンにカメラがあるなら、内蔵カメラで撮影するのが最も効率的です。
まず、提出する書類の種類を選択します。
次にアップロードするファイルを選択しましょう。
青いボタンをクリックするとファイル選択画面になります。
ハガキの配達日に希望があるなら入力し、「画像と日時を確定する」をクリックすれば、アップロード作業は完了です。
ここまで登録がすんだら安全性を高めるために次のステップへ移りましょう。

5.二段階認証の設定
最後に、二段階認証を設定します。
セキュリティ面でも重要ですし、GMOコインでは二段階認証を設定しないと一部の機能が使えません。(日本円の出金、仮想通貨の送金など)

二段階認証の設定は「ホーム」画面から行います。
こちらのキャプチャのように、サイドバーの「口座情報」→「登録情報・変更」→「セキュリティ」をクリックしてください。

二段階認証は、「Google Authenticator(スマホアプリ)」「SMS」「電話」のいずれかで行います。
今回はGoogle Authenticatorを使って設定しておきましょう。
「アプリ(Google Authenticator)」をクリックします。
中央に表示されているQRコードを読み取ると6桁の番号が表示されるので、番号を下のフォームに入力して「認証する」をクリックしましょう。

次に、「ログイン時の二段階認証」を「利用する」に変更しておきます。
最後に「保存する」をクリックすれば二段階認証の設定は完了です。

6.ハガキに記載されている口座開設コードを確認
登録手続きを行っても、すぐにアカウントが使えるようになるわけではありません。GMOコイン側で本人情報の審査が行われ、審査が完了次第取引ができるようになります。
審査にかかる時間は1日くらいですが、そのあとにGMOコインから送付されてくるハガキの到着を待つ必要があります。
ハガキに「口座開設コード」が記載されています。
コードを入力してアカウント登録手続きは完了です。
最速で4日程度で届きますが、配送日を指定できるので
在宅できる日時を指定しましょう。

9-5 bitbank(ビットバンク)の口座開設方法


ビットバンクは手数料が安いことで人気のある取引所です。
本記事では、ビットバンクの口座開設の手順をわかりやすく開設します。
ビットバンクは、多くのユーザーが利用する国内の仮想通貨取引所です。
アカウントの登録はメールアドレスだけで完了し、スマートフォンからでも最短3分で口座を開設できます。本人確認をスマートフォンでおこなうと、最短1日で仮想通貨の取引が可能です。

■ビットバンクの口座開設方法
ビットバンクの口座開設の流れはこちらになります。
1.会員登録
2.基本情報登録
3.本人確認書類登録

になります。
それでは、順番に見ていきましょう。

●会員登録
まず、ビットバンクTOPページを開き、「口座開設」ボタンをクリックします。

新規登録のためにメールアドレスを入力します。

受信トレイに「新規口座開設申込頂きありがとうございます」というメールが届きます。
そのメール内のリンクをクリックして、パスワードを設定してください。
確認パスワードを入力し、規約への同意にチェックを入れたら「登録」ボタンを押してください。

●基本情報の登録
次はビットバンクへの基本情報の入力を行います。

氏名、生年月日、住所などを入力し、「次に進む」をクリックしてください。取引の目的、職業、年収などの基本情報を続けて入力し、取引の経験で当てはまるものを選択します。
画面の指示に従いすべて入力を行います。

●本人確認書類の登録

本人確認書類のアップロードには、「スマホで本人確認」と「郵送で本人確認」の2種類の方法があります。
スマホで本人確認は、「運転免許証」と「マイナンバーカード」の2点の画像をアップロードするだけです。
非常にスピーディにビットバンクを利用開始できます。
郵送での本人確認は、こちらの中から2種類の書類をアップロードします。
・運転免許証
・マイナンバーカード
・パスポート
・住民基本台帳カード
・健康保険証
・国民年金手帳
・住民票の写し
・印鑑登録証明書

こちらから2点をアップロードすると、後日ビットバンクからのハガキの受け取り、口座が開設されます。

9-6 海外仮想通貨取引所の口座開設


今回開設して頂く海外仮想通貨取引所はこちらの3つになります。
1.Bybit(バイビット)
2.KUCOIN(クーコイン)
3.MEXC

になります。
なぜ3つの海外取引所口座を開くかといいますと主にこちら2つの理由からです。
1.ステーキング率の違い
2.取扱い通貨の違い
3.リスク分散

になります。
それでは、詳細を見ていきましょう。

まず1つ目は、ステーキング率の違い です。
この3つの取引所では、ステーキングがありますが、取引所によってステーキング率が違います。
例えば、USDTを見てみると、
Bybit(バイビット)では、6.00%
KUCOIN(クーコイン)では、3.73%
MEXCでは、8.80%
とそれぞれ違います。

この場合ですと、MEXCが一番ステーキング率が高いのでMEXCのステーキングを使用した方がいいことになります。

次に2つ目は、取扱い通貨の違い です。
例えば、トロン(TRX)を見てみると、Bybit(バイビット)では、ステーキングの取り扱いがなく、KUCOIN(クーコイン)では、3.00%MEXCでは、4.00%となり取扱いのない取引所があります。

最後に3つ目は、リスク分散 です。
1つの仮想通貨取引所だけを使用した時、もしハッキングなどのトラブルが起きた時、ある期間取引ができなくなったり、自分の仮想通貨が動かせなくなり、機会損失につながる可能性もあります。
3つの取引所口座を持つことにより、リスク分散することができます。
これら理由により、3つ口座開設をすることをお薦めします。

9-7 Bybit(バイビット)の口座開設方法


■Bybit(バイビット)の登録・口座開設手順
まずは、公式サイトにアクセスし「登録」ボタンをクリックします。

●アカウント作成手順はこちらになります。
1.メールアドレス登録
2.任意のパスワードを入力する
3.紹介キャンペーンコードを入力する
4.「続ける」ボタンをクリックする

になります。
それでは、順番に見ていきましょう。

2.2 Eメール認証を行う

メールアドレスを登録すると、登録したメールアドレスに6桁の認証コードが届くので、その認証コードを入力します。

2.3 口座開設完了

認証コードを入力しますと、このように初心者か経験者か表示されますので、好きな方を選択してください。
この時点で口座開設は完了しています。
初心者を選択すると、やさしい案内がスタートします。

■ Bybit(バイビット)の二段階認証設定
次に二段階認証設定を行います。
Bybitの二段階認証は2種類あります。
1.携帯電話SMS認証
2.Google認証

になります。
それでは、順番に見ていきましょう。

1つ目は、携帯電話SMS認証設定 についてです。
認証設定は、この4点になります。

1.携帯電話番号を入力
2.登録したメールアドレスに届いたメールに記載されている認証コード6桁を入力
3.SMSで届いた認証コード6桁を入力
4.設定完了

になります。

● Google認証設定
次は、Google認証設定 についてです。
スマホアプリ「Google Authenticator」をダウンロードしておく必要があります。まずは、アプリをダウンロードしてください。

次に認証設定は、この4点になります。
1.登録したメールアドレスに届いたメールに記載されている認証コード6桁を入力
2.「Google Authenticator」でQRコードを読み取る
3.「Google Authenticator」に表示される認証コードを入力する
4.設定完了

になります。
キーコードは、スマホの買い替えや紛失時に、「Google Authenticator」を再度入れ直した時に使用します。
このため、写真やメモなどで必ず記録しておくようにしましょう。

■Bybit(バイビット)の本人確認(KYC)登録手順
次に、Bybitでの本人確認登録手順を紹介します。
Bybitでの本人確認は、2段階あります。
今回は、レベル1の「基本認証」のやり方について説明していきます。

●本人確認登録手順は、こちらの5点になります。
1.国籍を入力
2.本人確認書類の発行国を選択
3.本人確認書類の画像データをアップロード (表・裏それぞれ必要)
4.顔認証 (正面1枚のみ)スマホアプリから行うとスムーズです。
(3までをブラウザで行い、顔認証からスマホアプリで行うことも可能です。)
5.認証完了

になります。
それでは、順番に見ていきましょう。

●レベル1「基本認証」で有効な書類は、
・パスポート
・運転免許証
・永住許可証
・マイナンバーカード
※顔写真付きのもの

になります。
そして、顔認証 があります。
※顔認証は、スマホアプリから簡単に行えますレベル1「基本認証」を行った後に、一日の出金限度額50BTC になります。
*本人確認登録をしない状態でも、1日に2BTCまで出金可能です。

■Bybit(バイビット)の登録・口座開設方法|まとめ
Bybitの新規アカウント登録は、非常に簡単であっという間に行えます。
本人確認登録をしなくても出金まで行えるので、初めての海外取引所で不安な人も試してみる感覚で利用できます。
国内取引所GMOコインからXRP(リップル)を送金すれば、手数料無料でBybitの取引を始められるので非常におすすめです。

9-8 KUCOIN(クーコイン)の口座開設方法


●KuCoin(クーコイン)の使い方|口座開設方法
●STEP.1:「登録」を押す

まずは、KuCoin公式サイトにアクセスし
トップページの左下にある「登録」を押します。

●STEP.2:必要事項を入れる

そして、「Sign Up」画面で必要事項を入力しましょう。
その後、利用規約を読んで同意欄にチェックをします。
入力内容・利用規約に問題がなければ、同意欄の下にある「Sign Up」を押しましょう。

2 KuCoin(クーコイン)の使い方|ログイン方法
●STEP.1:「ログイン」を押す
次に、KuCoin公式トップページ右上にある「ログイン」を押します。

●STEP.2:ログイン方法を選ぶ
こちらのいずれかの方法でログインしましょう。

*ログイン方法
1.パスワードでのログイン
2.QRコードを使ったログイン

になります。
なおログイン時にパスワードを5回間違えると、2時間のロックがかかる点にご注意ください。

3 KuCoin(クーコイン)の使い方|セキュリティ設定
次に、KuCoin(クーコイン)の「セキュリティ設定」について、順にお伝えします。
*セキュリティ設定
1.KYC(本人確認)
2.Google二段階認証
3.取引パスワード
4.携帯電話番号認証サービス

になります。
それでは、順番に見ていきましょう。

3.1 KYC(本人確認)
●STEP.1:本人確認ページを開く
まずは、KuCoinの会員専用ページにログイン後、画面右上のアカウント情報のアイコンをクリックします。
その後、「KYC Verification」を押しましょう。

●STEP.2:認証を開始する

●STEP.3:「本人確認1(基本的な確認)」を設定する

こちらのページで氏名やIDなどの情報を入力し、注意事項を読んでからチェック欄を押しましょう。その後、「Submit」を押してください。

2つ目は、Google二段階認証 についてです。
●STEP.1:「Account Security」を押す

KuCoinの会員専用ページにログイン後、画面右上のアカウント情報のアイコンをクリックします。その後、「Account Security」を押しましょう。

●STEP.2:「Set」を押す

「Security Settings」画面の「Google Verification」を探し、右にある「Set」を押します。

●STEP.3:認証コードを送る

「Send Code」から登録済みのメールアドレスにメール認証コードを送信しましょう。

●STEP.4:シークレットキーを保管する

Googleのシークレットキー(※)を保管します。
(※)電話番号の紛失時・Google Authenticatorアプリの削除時など、Google二段階認証を復元するために必要な情報になります。

●STEP.5:コードを生成する
Google Authenticatorアプリを開き、「+」アイコンから新しいコードを追加しましょう。その後、バーコードスキャンからコードをスキャンし、6桁のコードを確認します。

●STEP.6:有効化する

「2FA Verification」画面のGoogle確認コード欄に6桁のコードを入れ、「Activate」を押しましょう。

3つ目は、取引パスワード になります。

●STEP.1
「Account Security」を押す

KuCoinの会員専用ページにログイン後、画面右上のアカウント情報のアイコンをクリックします。
その後、「Account Security」を押しましょう。

●STEP.2
パスワードを設定する

「Trading Password」の右にある「Set」を押し、パスワードの設定をしましょう。設定できるパスワードは数字のみ(6桁)です。

4つ目は、携帯電話番号認証サービス になります。
●STEP.1:「Account Security」を押す

まず、KuCoinの会員専用ページにログイン後、画面右上のアカウント情報のアイコンをクリックします。その後、「Account Security」を押しましょう。

●STEP.2:「Set」を押す

「Phone」の右にある「Set」を押します。

●STEP.3:「Set」を押す

認証コード(※)を入力し、「Next」押しましょう。
(※)Googleの2段階認証コード、もしくはメール認証コード

●STEP.4:「Activate」を押す

国番号・電話番号を設定し、「Send Code」をクリックします。
その後、登録の携帯電話に送られた認証コードを入力し、「Activate」を押しましょう。

Kucoinは世界トップクラスの取引量を誇り、手数料の安さと豊富な取扱通貨で知られる海外取引所です。口座開設は非常に簡単で、申込みから最短数分でトレードできる点も大きな魅力です。

9-9 MEXCの口座開設方法


●STEP.1:公式サイトへアクセス

まずは、公式サイトにアクセスしてください。

●STEP.2:必要事項を入力
画面が切り替わり、メールアドレス、パスワード、確認用パスワード、2段階認証コードを入力しましょう。

2段階認証コードは、「コードを送信」をクリックしてください。
セキュリティ認証が表示されるので、指定された模様を順番通りにクリックしてください。

セキュリティ認証後、認証コードの記載されたメールが送られてきます。
入力に間違いがなければ、利用規約を確認して新規登録をクリックしてください。

2.2 MEXC(MXC)の口座開設|アプリ
●STEP.1:アプリ左上の「アカウントマーク」をクリック

次にアプリを開き、画面左上のアカウントマークをクリックします。
画面が切り替わり、項目の中から「ログイン」をクリックします。

●STEP.2:メールアドレスを入力

ログイン画面が表示されます。
画面右上の「登録」をクリックしてからメールアドレスを入力してください。もしくは携帯電話番号を入力して「次へ」をクリックしてください。

●STEP.3:セキュリティ認証

指定される模様を順番にクリックします。
順番を間違えると、登録できないので注意してください。

●STEP.4:認証コード入力

登録したメールアドレスに認証コードの記載されたメールが届きます。
認証コードを入力して「提出」をクリックすれば完了です。

■MEXC(MXC)2段階認証の登録方法
口座開設が完了したら、2段階認証を設定しましょう。
2段階認証を設定することで不正ログインを防ぐことができ、セキュリティ強化に繋がります。MEXCの2段階認証はこちらの3つになります。

*MEXCの2段階認証
1.メール認証
2.認証アプリ
3.SMS認証

になります。
メール認証は口座開設の時に設定が完了しています。
ここでは、認証アプリとSMS認証を解説していきますので参考にしてください。

■Google Authenticatorでの2段階認証の登録
本講座でおすすめしたい認証アプリはGoogle認証システムです。
事前にインストールしておけば、設定がスムーズにできます。

●STEP.1:セキュリティ画面を表示

ホーム画面から右上のアカウントマークをクリックし、出てきた項目から「セキュリティ」を選びます。

●STEP.2:2段階認証をクリック

セキュリティページから「2段階認証」の右側にある「設定」をクリックします。

●STEP.3:認証アプリをインストール

ここでGoogle認証アプリ「Google Authenticator」もしくは、「MEXC Authenticator」をインストールしてください。
インストール済みの方はそのまま「次へ」をクリックします。
●STEP.4:QRコード読み取り

画面が切り替わり、QRコードが表示されます。
Google認証アプリでQRコードを読み取ってください。
読み取れば「次へ」をクリックします。

●STEP.5:パスワード入力と認証コード入力

そして、ログインパスワードを入力しましょう。
画面の右にある「今すぐ送信」をクリックすると、メール認証コードが記載されたメールが届きます。
届いたら、メール認証コードを入力します。
更に、Google Authenticatorの認証コードを入力します。
間違いがなければ、「紐付け」をクリックすれば完了です。

3.2 SNS認証の登録

次に、SMS認証についてです。
●STEP.1:SMS認証の「設定」をクリック

セキュリティページからSMS認証の右にある「認証」をクリックしてください。

●STEP.2
携帯電話番号を入力

そして、携帯電話番号を入力してください。
次に画面の右にある「今すぐ送信」をクリックし、SMS認証コードを入力します。その後にメール認証コードを入力します。
間違いがなければ「確認」をクリックして完了です

MEXCは日本語の対応が優れているため日本人でも使いやすく、さらには1,500種類以上の取引ペアがあるのでトレードの選択肢が多いです。
今なら手数料や先物取引に関するキャンペーンも豊富に開催されているので、お得にトレードを始めたい方はぜひMEXCに登録してみてください

10-1 ハイブリッド投資の手順


国内と海外の仮想通貨取引所口座が開設できたら、こちらの手順でハイブリッド投資を行っていきます。

1.国内仮想通貨取引所で仮想通貨を購入
2.海外仮想通貨取引所へ送金
3.仮想通貨をステーキング用の仮想通貨へ交換
4.ステーキングを設定
5.以後、毎月1~4を繰り返す

になります。
それでは、次の講義から詳細を説明していきます。

10-2 国内仮想通貨取引所で仮想通貨を購入


それでは、国内仮想通貨取引所で仮想通貨を購入 していきます。
取引所は、国内はGMOコイン、海外はBybitを使います。
ここで購入する仮想通貨は、海外仮想通貨取引所のステーキングに使う原資になります。ですので、メジャーな仮想通貨で、購入手数料、送金手数料が安いのが理想的です。

この条件に当てはまる仮想通貨は、ビットコイン、イーサリアム、XRPになります。この中でXRPが送金速度が速く、手数料も安いのでおススメです。
仮想通貨が購入できたら、Bybitへ送金しましょう。

10-3 XRPを別の仮想通貨と交換する方法


日本国内の仮想通貨取引所から送金されたXRPは、Bybitの総合取引アカウントへ着金します。
画面右上にある【資産】にマウスを持ってくると、こちらのように表示されますので、【総合取引アカウント】をクリックします。

こちらの画面に移ってきますので、XRPを送金された方は、こちらに送金された分のXRPが表示されます。

次に画面右側に【変換】と表示されている箇所がありますので、クリックします。

こちらの画面に移ってきますので、XRPを他仮想通貨に変換していきます。

振替元がXRPになっているのを確認し、変換する数量を入力します。
全て変換する時は【すべて】をクリックします。
そして、振替先の仮想通貨を決めてたら【変換】をクリックします。
これでXRPを別の仮想通貨と交換することができました。

10-4 XRPをUSDTに交換する方法


これは非常に簡単です。
まず【総合取引アカウント】にあるXRPを表示させます。

次に画面右側に【変換】と表示されている箇所がありますので、クリックします。

こちらの画面に移ってきますので、XRPをUSDTに変換していきます。

振替元がXRPになっているのを確認し、変換する数量を入力します。
全て変換する時は【すべて】をクリックします。
そして、振替先の仮想通貨をUSDTに変更し【変換】をクリックします。
これでXRPをUSDTに交換することができました。
以後、XRPから他仮想通貨に変換する時は、振替先を他仮想通貨に変えるだけで簡単に変換できます。

10-5 仮想通貨を積立ステーキングする方法


まず画面右上にある【資産】にマウスをあてると現在の資産状況が表示されます。

ここで【資産一覧】をクリックします。
こちらの画面に移り、あなたの資産状況がわります。

総合取引アカウントに先ほど変換した仮想通貨が表示されるので、これを【資金調達】に振替えます。

画面右側に【振替】マークがあるので、こちらをクリックします。

こちらの画面が表示されますので、振替元を【総合取引アカウント】に、振替先を【資金調達】に替えてください。

そして、振替する仮想通貨を選択し、数量を入力して【確定】をクリックします。そうすると【総合取引アカウント】にあった仮想通貨が【資金調達】へ移ります。

次に積立ステーキングを設定していきます。
まず画面上部にある【ファイナンス】にマウスをあてます。

こちらのように表示されますので、【資産運用】から「Bybitステーキング」をクリックします。

こちらの画面に移動しますので、画面を下の方へスクロールさせます。

こちらの画面になったら、ステーキングする仮想通貨を選択します。
今回はUSDTをステーキングしていきますので、こちらの【選択】をクリックします。

今回は20%で払戻し自由のステーキングをしていくので、【ステーキングする】をクリックします。

こちらのように表示されるので、金額を入力しBybitステーキング利用規約を読み、同意しましたにチェックを入れ、【ステーキングする】をクリックします。

これで積立ステーキングは完了です。
この時1点気を付けて欲しいのは、ステーキングの金額です。

今回の場合ですと500 USDTまでが年収益率20%になっております。
これが500 USDTを越えると年収益率が10%になるので、設定する金額に気を付けてステーキングをしてください。

11-1 最後に


本レポートを最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。
如何でしたでしょうか?
今回の講座では、仮想通貨積立xステーキングのハイブリッド投資の実践編をお伝え致しました。
この講座を参考にして実際に実践して頂ければ、積み立て投資で時間とお金をリスク分散させ同時に高い利回りの仮想通貨ステーキングができます。

本文中で、2018年から3年間、毎月500円分のビットコインを買い続けた時の利益が約14万円だったとお伝えしました。

もし、この時にステーキングもしていたとしたら、利益ももっとあったことは言う前もありません。

更に、現在はUSDTとUSDCのステーキングが大チャンスです。
なぜならば、USDTやUSDCの利率は現在がほぼ最高値だからです。
どうしてかといいますと、USDTとUSDCはアメリカドルと連動しているからです。

7月25・26日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、アメリカの中央銀行であるFRBは、0.25%の利上げを全会一致で決めました。
現在政策金利は、5.25%~5.5%と22年ぶりの高水準となりました。
あと1度0.25%の利上げがあるかも知れませんが、これでおそらく利上げは打ち止めになります。
なぜかというと、来年2024年11月に米大統領選があるからです。
これ以上、利上げをすると景気が悪くなり、大統領選に悪影響を及ぼすからです。

民主党、バイデン大統領としては、早く利上げを止め、2024年下半期ぐらいから利下げを開始し、株式市場に良い影響を及ぼしたいところです。
では、利下げが始まるとUSDTやUSDCはどうなるのか?
来年2024年は1.0%~1.5%の利下げを市場は予測しております。
利下げが始まれば、アメリカドルに連動するUSDTとUSDCの利率も下がって行くと思います。
だから、今がUSDTとUSDCのステーキングの大チャンスなのです。
この大チャンスに乗り遅れないためにも、即行動に移してください。

それでは、今回は以上となります。
ありがとうございました。
――

■発行者情報
発行者:杉浦和久
連絡先:crypto@dotcomexpertsecrets.com
ブログ:https://dotcomexpertsecrets.com/

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