(ふりがなつき)高血圧で減塩することは誤りである。つい半世紀前まで塩は宝だった
慢性高血圧の原因は老化である。
具体的には血管の老化である。
老化とは身体の組織の糖化現象のことである。
身体の組織の糖化現象とは身体の組織が糖分によって固くもろくなることである。
人間の身体は刺激によって作り直され若返る。
人間の骨は重力によって刺激され、作り直される。
血管の老化を解消するには刺激が必要である。
具体的には血が流れればいい。
軽運動が生活習慣病に効果的なのはこれが理由である。
運動で血がめぐり血管が刺激され若返る。
血流を多くする別の方法は入浴である。
入浴も血行が良くなり、血管の若返りに効果的だ。
ところで血行を良くするためにはある程度の血の量が必要となる。
人間の体液は塩分濃度0.9%でほぼ一定である。
塩分を摂取すると喉が渇く。
だから水分を取る。
塩分濃度を保つために身体が水分を必要とするためだ。
水分を取った結果、血液の量は増える。
逆に減塩すると塩分濃度を保つために水分を排出する必要がある。
水分を排出した結果、血液の量は減る。
この論理で行くと「減塩は血液量を減少させ、血管の若返りを妨げる」。
慢性高血圧で減塩することは誤りだということになる。
つい半世紀前まで塩は宝だった。
現代医学はどこで間違えたのだろう。
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