ボールを投げるということ(追記あり:YouTubeにいい動画があった)
誰よりも速く走りたいということと、誰よりも速いボールを投げたいというのは子どものころに誰でも一度は考えることだと思います。
かなしいことにかけっこではいくらでも速い子がいるし、ボールもそんなに速くは飛んでいかない。現実はきびしいものです。
自分はボール投げがとっても苦手でいやでした。
なるべくボール投げをしないで済むように逃げてました。
中学校の実技テストで「ソフトボール投げ、記録5m」の屈辱は今でも記憶に残っています。(笑)
社会人になってボール投げからは逃げきったと思っていたのですが、遊びでスポーツをやるときにやはりボール投げができたらいいのになあと思うことがありました。
歳をとるにつれて、この手の問題というのは自分なりの結論を出さないかぎり、一生つきまとうものらしいということもわかってきました。
徹底的にボール投げを避け続けるか、どこかでちゃんと向き合うか、ですね。
結論からいうと、ボール投げと向き合うことにしました。
きっかけは病気です。
その病気と闘っているときになにをどう考えたのかよくわかりませんが、「今後生きていくならば、ボールを投げられた方がいろいろと生きやすい」と考えたんですね。
3か月間ボール投げの練習をした結果、自分なりにボールは投げられるようになりました。
そして自分が何十年もの間、その時々に悩んでいたことは、まともに向き合っってみるとたった3か月でそこそこ解決するものでした。
世の中案外そういうものかもしれません。(笑)
本当は誰でもすぐに速いボールを投げられるようになる方法を書きたかったのですが、ボール投げにはそういう技はありません。
ボールを投げるという動作は人間の身体の使い方の中でももっとも高度な動作だと言われています。
実際にボールを投げる動作の練習をして身に付けるもののようです。
速いボールを投げる方法はアメリカのメジャーリーグベースボールを見ればわかるとおり、人それぞれです。
自分が言えることは次のとおりです。
練習をすれば誰でもその人なりにボールを投げられるようになること。
間違った方法でボールを投げると肩が痛くなること。
肩が痛くなるならば、ボールを投げる方法が間違っていること。
3か月の間、「肩が痛くならないように工夫しながら」ボール投げの練習を続ければ、今までボールを投げられなかったひともその人なりにボール投げができるようになること、ですね。
小学校の低学年の体育の授業ではぜひ「ボール投げ」の練習時間をとってほしいものだと思います。
「作文」や「お絵かき」のように「それぞれが」「自分で工夫しながら」「自分のやり方で」「自由に腕をふって」「ボールを投げることに」「チャレンジする」時間はとても貴重なものとなると思います。
(20220728追記)速いボールを投げるには
自分は未だに挑戦中です。(^^;
ボール投げの基本は弓のように反らした上半身を下半身の力で前に倒してその勢いで腕を振るようですね。この時腕に力は入らない。
マンガなどで出てくる武器の鞭で考えると、鞭の柄が身体、鞭の先が腕になります。鞭の柄を振る手の役割をするのが下半身つまり足と腰ですね。
最後に手首を返すことも大切なポイント。
子どもは身体が柔らかいのでわりとすぐに上半身を反らすことができるようですが、自分の場合はあちこち硬くなっていてうまく動かない。
まず上体を反らす動作の練習から始めてます。
このエントリーはまとめ直しが必要ですね。(^^;
(20201019追記)とても大切
もしも練習していて肩や肘が痛くなったら、思い切って腕を振る練習は休みましょう。
痛みがなくなってから腕を振る練習を再開しましょう。
肩や肘が痛いまま練習を続けるとケガがひどくなって治らなくなります。
ケガを治してから練習をしましょう。
とても大切なことです。
(20210905追記)マエケン体操
ボールが指から離れる時に手首が使えるようにテイクバックの時に手先の向きを変えておくと良い。
手首が使えると投げるボールに勢いがつく。
外側に捻る人もいるが、MLBの前田健太投手は内側に手先を捻っている。
前田健太投手の準備運動「マエケン体操」の手先の動きは「やり投げ」と同じである。
(20210905追記)元ソフトバンクの五十嵐亮太氏は「やり投げ方式」ではない。
Youtubeを見て驚いた。元ソフトバンクの五十嵐亮太氏は「槍型のボール投げの練習器具」は合わなかった。
本当に人それぞれなんだ。(^^;
https://youtu.be/pLVkRUYehgI?t=750
個人的には、たぶん、前田健太投手も五十嵐亮太氏も手先の動きは同じだと思う。
ボール投げは難しい。(^^;
20211002追記 この動画のテイクバックでいいと思う。ケガが云々というコメントが多いように見えるけどケガは多分に別の原因だと思う。そもそもこの動作ができないとボールに力が乗らないだろう。
動画で紹介されているinverted Wというんですか逆Wの字の姿勢、ちょっと練習したのですが、これが正しいと思います。
ケガ云々の話は別の話になります。
そのケガは週1100回全力でinverted Wの姿勢を取るプロ投手の問題でしょう。対策も別にあると思います。
野球をやるならinverted W=逆Wの字が基本でしょうね。
https://youtu.be/7xat60T3wCU
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