(ふりがななし)1970年サッカーW杯、ブラジルの王様ペレの記憶
もうすぐサッカーW杯がある。
初めてW杯を見たのは半世紀前、三菱ダイアモンドサッカーで1970年のメキシコ大会の録画だった。
おれの家では短波(UHF)が受信できなかったのでサッカー部の友達の家で夢中で見た覚えがある。
今でも覚えているのはブラジルの王様ペレが見せたノールックパスだ。
1次リーグのイングランド戦の決勝点と決勝のイタリア戦のダメ押し点でほぼ同じパスを出している。
イングランド戦では右ウイングのジャイルジーニョ、決勝では主将のカルロス・アルベルトへのアシストとなった。
ジャイルジーニョもカルロス・アルベルトも右45度から右足のアウトサイド・キックでゴール左のサイドネットにシュートを突き刺していたと思う。
この2本のシュートが当時全盛だったマンツーマンの守備システムを終わらせたといっていい。
中学生だったおれは「シュートでなぜにアウトサイド・キックを使うのか?」意味不明だったが今は理由がよくわかる。
その理由とは何かって?
王様ペレの言葉を借りると「ボールは丸い」からだ。(^^)
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