見出し画像

今週のコーチング・心理学系の記事ピックアップ(2024年8月25日)

クライアントの行動変容をもたらすコーチング・コンピテンシーとは 【原文】Coaching competencies: What works?

リーダーシップ、組織、健康とウェルビーイングといった領域でコーチングがポジティブな結果をもたらすことを実証する科学的文献は増えているが、どのようなコーチング・コンピテンシーが効果的なのか、また最も効果的なものはどれかについては、まだどの研究者も取り上げていない。

・・・

孤独は夢の中でもつきまとう、新しい心理学研究が示唆するもの

悪夢にうなされるという不安な体験は、多くの人が直面したことがあるものだが、新しい研究では、孤独がその頻度の重要な予測因子かもしれないことがわかった。 『ジャーナル・オブ・サイコロジー』に掲載された最近の研究では、この関連性が調査され、社会的絆の必要性が睡眠の質と深く関わっていることが示唆された。

・・・

アメリカの孤独に関する驚くべき真実

孤独は誰にでも起こりうるものなので、その経験を完全になくそうと考えるべきではない、とホルト・ルンスタッドは言う。 孤独はモーニングコールであり、社会的交流を求めるシグナルなのです。 そのアラームがなければ、私たちは孤独の中で枯れてしまうだろう。 自分の社会的ニーズに注意を払い、サポートやつながりが不足しているときを特定することが、孤独に対処する第一歩なのだ。

・・・

新しい心理学研究が明らかにした、ネガティブな感情が成功に役立つ方法

タイトルはネガティブだが、ここで扱われている感情は「怒り」。確かに思い起こせば、怒りが力になることは確かにあり、一時的なパフォーマンスの底上げになる気はしている。一方で、その分エネルギー消費は大きくなるし、持続性にも課題があるように思えた。

6つの研究を通して、この研究は、しばしば有害な感情とみなされる怒りが、困難な状況での目標達成において有益な役割を果たしうるという確かな証拠を提供している。

・・・

ボディイメージが大学生の減量意図に及ぼす影響に関する研究:自己効力感と自尊心の連鎖的仲介分析

結論として、ボディイメージ、自己効力感、自尊心はすべて減量意図に影響する重要な因子であり、これらの因子はそれぞれ減量意図の重要な負の予測因子である。 ボディイメージは、大学生の自己効力感と自尊心を効果的に高め、それによって減量意向を低下させることができる。 さらに、自己効力感と自尊心の間には正の相関がある。 これは、大学生のポジティブなボディイメージが自己効力感を高め、安定した自尊心の育成につながることを示しているのかもしれない。

・・・

メンタル・パフォーマンス・コーチングがアスリートの秘密兵器になるまで

オリンピックがあった影響かスポーツとコーチングを題材にした記事が増え、目に留まる。本質的に、「その選手のベストを引き出す」という点ではみんな共通しているのだが、その手法は具体的にどのようなものなのか?に問いがたった。

エプスタインのコーチング哲学の基本的な要素は、潜在意識の信念の力である。 「うっかり破壊的な信念を教え込まれるような環境で育つと、それが潜在意識のプログラムの一部となり、それを変えなければ自己破壊的になりかねない」とエプスタインは説明する。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?