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週末レビュー(2024年8月18日)

今週も一瞬で過ぎ去った、嵐のような、物理的にも台風がやたらと近づいてくる1週間だった。

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ボディビル大会を終えて。

目標としていた終わったあとの過ごし方を、今期はうまく過ごせている。例年なら、「終わった〜食べちゃえ〜ばくばくぷくぷくげろーん」となっていたところを、「すーん」と過ごせている。減量だから、終わったから、とフェーズで捉えるのではなく、連続性のあるライフスタイルと見立てて、組み立てている点に違いがあると思う。全部つながっているのである。

とはいえ、減量終盤と比べれば摂取カロリーをあげ、特に抑えめにしていた脂質をしっかり摂るようにしている。

その点でいえば、減量期では一切口にしていなかった卵を、日に2個は食べるようにしたところ、明らかに「元気」になった。代謝やホルモンバランスは脂質がとても重要なため、脂質を豊富にふくむ、卵の摂取により、代謝やホルモン分泌が正常化しつつあるのだと思う。

私はコーチとして内面的な探求もするが、外側の身体的な探求も自己理解には重要だと考える立場をとっている。ソフトである内面と、ハードである身体は、相互に影響しあっており、両方大事なのである。ということを卵を食べることで、改めて認識する体験になっている。

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今週はインプットも積極的に進めることができた。特に映画をもっと見ていきたい欲求があり、意識的にみるようにしている。

インターステラー
見た目はSF超大作なのだが、本質的には実存主義と構造主義のぶつかりあいがテーマのように感じた。目の前の人を大事にしたいのか、人類を大事にしたいのか。この映画の中では前者を「誘惑」として描いていた点が印象的である。実存的にみることは、甘美なのである。しかし、だからこそ、人が持つ最大のエネルギーの一つ「愛」が駆動する。愛が駆動すれば奇跡が起こる。

キングダム2
何をみようか迷ったので、アマプラで最初におすすめされた映画を見ることにした。漫画のキングダムは好んで読んでいるが、映画はもういいかと思った。

OLDDAYS
石巻の小劇場である「シアターキネマティカ」で、上映されるということで見てきた。リアルな暴走族の「その後」を描く内容で、不器用でどうしようもない”ハードシェル”な男たちの生き方が垣間見えた。暴走行為は外側からは迷惑でしかないのだが、彼らからすれば手段であり、表現なのだ。対話の形の一つと捉えれば、複数人での暴走行為はオープンダイアローグ的である、とすらいえるのかもしれない。インディーズでサブカルの香りがぷんぷんとする映画をこれまたそのような香りが強い、キネマティカで、そして演者のアフタートーク付きという豪華さで見れたことがよかった。

写真はOLDDAYSの演者の方々と私。

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