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人間関係とは自分を手放すこと

リスペクトとは、ありのままを受け入れることです。

しかし、どうしてもリスペクトできない人はいます。

「いい加減な人」「理不尽な人」「怠け者」など
嫌いな人はいます。

そのような時には、決めつけを手放すことで相手を別の視点から
見れるようになってきます。

「頑張っている姿」が見えてきたりします。

例えば、「あの人はいつもなんでこうなんだ」「あの人は許せない」
「なぜできないのかな」と思うような人がいたとします。

そのような人に対して、「どうせやる気がないのだ」
「怠け者なんだ」と決めつけるのではなく、

その人の事情を考慮してあげると、その人なりに頑張っているんだな
と思えてきます。


これは、対人関係療法の治療でも使われています。


治療の最初に「何が病気の症状なのかはっきりさせる」ことです。

病気の症状なならば、患者さんはコントロールできません。

ですので、今何ができないのか、それについてどう思っているのか
を聴いていくのです。


多くの人は、症状にためにできないことを自分のせいだと
自分を責めています。


「どうしてこんなこともできないのか」と思っていた家族も
病気の症状に苦しみながらも、自分を責めながら一生懸命に
頑張っている患者さんの姿にハッと気づくのです。


相手の不適切な言動は、相手の事情によるためという味方が
できるようになってくるのです。


これは、治療以外の場面でも応用できます。


人間関係でも決めつけを手放すことで、頑張っている姿が
見えてきます。


これこそが相手をリスペクトする姿です。


もちろん、許せない行動や態度はあります。


そのような行為に対しては、適切なところで訴えれば
いいのです。


いくら事情があるからといって全てを受け入れる必要は
ありません。


ですので、相手にも事情があるのだという考え方は
心のデトックスになるのです。

毒素はためないでドンドン出していくという姿勢が
とれるようになれば、自分を大切にするという感覚が
身につき自己肯定感も高まっていきます。


<まとめ>

・心のデトックスをしよう

・決めつけを手放すことで、自分も癒される

・相手も事情があるという視点を持つことで人間関係がうまくいく

凡人のための情報発信戦略プロデューサー、電子書籍作家。静岡県菊川市在住。主な著書に『noteの賢いマネタイズ術』『電子書籍の賢い活用術』など。