なぜ、副業解禁なのか！？

赤堀です。

今回は、「なぜ、副業解禁なのか！？」についてです。

今では副業を解禁する企業も次々と出てきて、副業が当たり前の時代になってきています。実際に、DeNA、花王、ロート製薬、日産をはじめ有名な大企業でも副業が容認されているほどです。

では、なぜ大企業でも副業が認められているのでしょうか？

普通に考えて、副業を認めたら独立開業されたり、退職されたり、本業がおろそかになってしまったりとマイナスの影響を考えてしまいませんか？

実は違うのです。結論から言えば、こうした企業が副業を解禁する理由はシンプルです。「優秀な人材」を確保するためです。

実際にリクルートはまさにその典型とも言えます。リクルートでは副業を認めていることから、その社員は本業の仕事をこなしながら会社を設立して事業を行なっている人は少なくありません。

本業で言われたことだけをキッチリと守って働く社員と、自分でも事業を行なってビジネス力を磨き成長している社員、どちらがより優秀になりやすいのかは言うまでもないことでしょう。

つまり、大企業からすれば「副業解禁」は優秀な人材を見極める１つの要素になり得るわけです。それに「副業解禁」することにより、社員の不満が溜まって優秀な社員が他へ流出してしまうことだって考えられないわけではありません。

他にも、株式会社エンファクトリーという企業は「専業禁止」を掲げていて、社員は全員副業をやっているようです。このような体制を取ることで社員が成長していくので、その結果会社の利益にもなるということです。

これらのことからハッキリとお伝えしますが、もはや企業が人材を囲む時代ではなくなってきたことがわかります。むしろ、いかに優秀な人材を確保するか、育てるかということに意識が向いているのが「副業解禁」の流れとも言えると思います。

では、あなたはどうでしょうか？

もしサラリーマンをされている方であれば、今のまま本業だけをしていてはものすごく危険だと感じませんか？

企業は副業をしていて自分で考えて行動できる人を求めているわけです。もはや副業はお金を稼ぐための手段だけではなくなってきているのです。

副業は、あなたのサラリーマンとしての１つのカードであり、能力があるかどうかを示す指標になりつつあります。さらに、もしあなたが副業で月に35万円以上稼いでいれば、本業でも強気な発言や強気な行動に出ることができます。

つまり、副業をすることによって、お金が稼げるだけではなく、本業でも大きく活躍することができるようになるということです。

逆に、副業をしていないと、収入源を完全に会社に依存してしまうことになるため今の会社を解雇されてしまった瞬間にゲームオーバーですよね。当たり前ですが、副業をして複数の収入源を持つ（複業）ことによって、会社に解雇、リストラされた時のリスクヘッジにもなります。

あなたはどうしますか？

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