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EnAble Indiaとマイクロソフトが協業し、障碍のある人に10万件の雇用機会を提供 (2022/9/20、ニュースリリース)

※米国マイクロソフトからブログ更新のお知らせがニュースリリースで来ました!

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EnAble Indiaとマイクロソフトが協業し、障碍のある人に10万件の雇用機会を提供

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※本ブログは、インド時間8月23日に公開された“EnAble India and Microsoft partner to unlock 100,000 opportunities for persons with disabilities”の抄訳を基に掲載しています。

https://news.microsoft.com/.../enable-india-and.../

〜 両社のコラボレーションにより、100以上の組織が協力して障碍のある人を支援、技術面・職業面でのスキルアップ、メンタリング、インターンシップ、そして雇用機会を提供 〜

2022年8月23日 ニューデリー:

マイクロソフトは本日、雇用における障碍の格差解消に向けた取り組みの一環として、EnAble Indiaとの協業を発表します。これにより、障碍のある人に10万件の雇用機会を提供することを目指します。「Inclusion To Action」というこの取り組みは、機会のプラットフォームを提供することを目的としており、金融サービスや製造、小売、技術分野など、インド国内の100以上の組織を集め、技術スキルの習得やメンタリング、インターンシップ、雇用に向けた取り組みなどさまざまな面で協力し、障碍のある人の経済力向上という共通の目標に向けて規模の経済を実現させます。

障碍のある人は、職場での機会均等を阻むさまざまな障壁に直面していることから、失業率が高く社会経済的不平等を経験することも多くなっています。

こうした課題に対処するには、障碍のある人にも他の人と同じように教育や仕事の機会が与えられなくてはなりません。その実現に向け、テクノロジが果たす役割は重要です。

テクノロジが、メンタリングやスキル開発の役目を果たすほか、

障碍のある人と求人中の雇用機会をより最適に結びつけるためです。

EnAble Indiaとマイクロソフトでは、技術スキルの習得やメンタリング、インターンシップ、そして実際の仕事に至るまでのさまざまな取り組みにより、雇用機会を求める求職者と雇用主双方に向けたエコシステムを構築することを目指しています。

技術スキル習得プログラムは、組織がハイブリッドワーク戦略をさらに形作るなかで、文化的な変化を生み出すことができるデジタルアクセシビリティへの理解を深めることを目的としています。

このプログラムに障碍のある人が増えることで、インクルーシブな製品開発ができるようになり、それが障碍のある技術を活用する人の支援にもつながります。また、障碍のある人は、生産性向上や効果的なコラボレーションを実現する最新のワークプレイス アプリケーションに関するトレーニングカリキュラムも利用できます。

EnAble Indiaの共同設立者であるディペッシュ・スタリヤ(Dipesh Sutariya)氏は、

「EnAble Indiaでは、人間の尊厳の中核にあるのは仕事だと考えています。求人の85%がネットワーキングによって決まる時代において、障碍のある人の社会的サークルは障碍のない人のわずか 10% とされており、障碍のある人にも機会が開かれるようすぐにでも対策をしなくてはなりません。EnAble Indiaは、マイクロソフトとのパートナーシップにより、障碍のある人の経済力向上への道筋として、10万件の雇用機会を提供することを誇りに思います」

と述べています。

マイクロソフト インドのプレジデント、アナント・マヘシュワリ(Anant Maheshwari)は、次のように述べています。

「マイクロソフトでは、障碍を強みと捉えており、雇用の格差を含む障碍格差の解消に向け、アクセシビリティのエコシステムを構築しようと真摯な取り組みを進めています。

EnAble Indiaとマイクロソフトによるこのユニークなコラボレーションは、産業界や支援者、専門家、政策立案者、そして障碍のある人のコミュニティなど、さまざまな関係者と関わる継続的な取り組みの始まりとなるもので、障碍のある人の雇用機会を高め、その機会を変革させるものです。未開拓となっているこの多数の人材がより多くのことを達成できるよう、今こそ全員で大胆な志を持って行動しなくてはなりません。」

このコラボレーションに100以上の組織が参加しているのは、1社でできることは常に限られていることがわかっているためです。この協力体制により、障碍のある人の失業率低下に向けた取り組みの規模と影響力が高まります。

EnAble Indiaとマイクロソフトのコラボレーションは、業界全体、

そしてビジネス界全体に波及効果をもたらすアクセシビリティ文化の構築に向け、障碍のある人を雇用しているパートナーやサプライヤーを認定し、奨励します。

マイクロソフトでは、世界中で障碍のある人の教育や雇用、技術の利用に関する格差をなくすべく、5年間にわたる世界的な取り組み https://news.microsoft.com/accessibility-commitment/ を進めており、今回のコラボレーションはその一環となるものです。インドでの取り組みとしては、政府、企業、業界団体、学界、非営利団体、市民社会のパートナーと緊密に協力し、持続可能な未来型経済に向け障碍のある人のスキルを高めています。

【マイクロソフト インドについて】
マイクロソフト(Nasdaq "MSFT" @microsoft)は、インテリジェントクラウドとインテリジェントエッジの時代におけるデジタルトランスフォーメーションを実現します。

企業ミッションは、地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにすることです。

インドでの事業を開始したのは1990年で、現在アーメダバード、ベンガルール、チェンナイ、ニューデリー、グルグラム、ハイデラバード、コチ、コルカタ、ムンバイ、ノイダ、プネの11都市に拠点を構え、営業およびマーケティング、研究、開発、顧客サービスおよびサポートに携わる1万8,000人の従業員を抱えています。マイクロソフトは、現地のデータセンターからグローバルなクラウドサービスを提供し、インドのスタートアップやさまざまな企業、そして政府機関のデジタルトランスフォーメーションを加速させています。

【EnAble Indiaについて】
EnAble Indiaは、1999年に設立された非営利団体で、障碍のある人の経済的自立と尊厳の確保に取り組み、何千人もの障碍のある人や関係者に影響を与えています。障碍のある人の雇用可能性と雇用に関するパイオニアとされており、これまでに19の障碍に対するニーズに応えてきました。

EnAble Indiaは、インドの28の州と7つの連邦直轄領において、障碍のある人やその家族を含む32万5,000人以上に影響を与えてきました。過去21年間で、EnAble Indiaは25ヶ国1,253ヶ所において、726の企業および229のパートナー組織との協力体制を築いています。

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