日本新薬、人事戦略推進を支える統合基盤としてSAP(R) SuccessFactors(R)を稼働(2023/01/26、ニュースリリース)
※本リリースは、SAPジャパン株式会社、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社による共同リリースです。
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日本新薬、人事戦略推進を支える統合基盤としてSAP(R) SuccessFactors(R)を稼働
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SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)と日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:垣原 弘道、以下 日本TCS)は、日本新薬株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長 中井 亨、以下日本新薬)が、人事戦略の推進を支えるシステム基盤としてSAPのクラウド人事ソリューションであるSAP(R) SuccessFactors(R)(エスエーピー・サクセスファクターズ)ならびにSAP(R) Business Technology Platform(エスエーピー・ビジネステクノロジー・プラットフォーム)を導入し、全面稼働を開始したことを発表しました。プロジェクト全体計画の策定、業務の標準化を通じたシステム構築および導入後の運用については、グローバルも含む多数の人事業務改革プロジェクトの実績を持つ日本TCSの支援のもと推進しました。
日本新薬は、会社創立の大正8年(1919年)以来、約100年間にわたって研究開発型の新薬メーカーとして特長あるくすりづくりに取り組んできました。「人々の健康と豊かな生活創りに貢献する」を経営理念として掲げ、「高品質で特長のある製品を提供する(顧客)」「社会からの信頼を得る(社会)」「一人ひとりが成長する(社員)」ことを経営方針として掲げています。
たとえ患者数の少ない疾患や難病の治療薬であっても、くすりの開発に積極的に取り組み、創立以来受け継がれてきた「自分たちの手で新しいくすりを創ろう」という熱い想いをDNAとして持ち、未来の健康づくりへの貢献を目指し続けています。
創立100周年を迎えた2019年に、持続的な成長を目指して第六次5ヵ年中期経営計画を開始しました。その中で推進している取り組みの一つである『一人ひとりが活躍できる組織風土の醸成』の実現のためには、これまで画一的であった人事施策から、多様化する社員の背景に合わせた人事施策への転換が求められていました。
そのためにはシステム化を通じて下記を実現する必要がありました。
・必要な人財データを積極的に収集し、分析・活用すること
・多くのツールを使用すると、それぞれのツール間の連携が必要になり、業務量も増えるため、業務効率化の面からも、なるべく新しい人事システムにおいて機能を統合すること
・紙での書類提出や資料の検討をシステム上で行うことで、社員が就業場所に関係なく人事関連業務を行える環境を作り、新しい働き方へ対応すること
同社では、2020年に国内外の多くの人事ソリューションについて比較・検討しました。
選定においては、人事・給与領域やタレントマネジメント領域を同一基盤内で統合的に利活用でき一気通貫の業務プロセスが実現できること、同じ製薬業界でのグローバルを含む豊富な導入事例をもつこと、また導入パートナーである日本TCSの持つグローバルでの豊富な経験、実績を評価し、SAP SuccessFactorsの導入を決定し、2021年4月から導入プロジェクトを実施しました。
迅速な人事戦略実現に向けて、1年間という短い期間で、コア人事業務とタレントマネジメント業務へのソリューションを同時並行して導入しました。また、日本に於けるSAP SuccessFactors導入コンサルタントニーズの急速な高まりを踏まえ、経験豊富なグローバルメンバー・日本メンバー混成のハイブリッド体制を構築。さらに海外での導入成功事例のエッセンスを効果的に適用し、より効率的かつ確実なプロジェクト運営を実現しました。
あわせてSAP SuccessFactorsの標準機能を拡張し、SAPのクラウド開発基盤であるSAP Business Technology Platform上に、日本TCSが個別に開発した社員の最適配置につながる異動シミュレーション機能を搭載し、本格稼働を開始しました。
今後もグローバルも視野に入れた各種人事戦略を推進するための基盤として、SAP SuccessFactorsの活用やさらなる機能拡充を推進していく予定です。
以上
SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。
SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中でき、持続可能な成長を実現する企業のあり方である「サステナブル・インテリジェント・エンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援することを戦略に掲げています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。
( www.sap.com/japan )
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、世界中の大手企業における変革の道のりを50年以上にわたり支援している、ITサービス、コンサルティングおよびビジネスソリューション企業です。
コンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用した、ビジネス、テクノロジー、エンジニアリングのサービスやソリューションを総合的に展開しています。これらをTCS独自のソフトウェア開発基準である「ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデル(Location Independent Agile(TM) delivery model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。
TCSは、世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループの一員で、最高水準のトレーニングを受けた61万3,000人を超える人材を擁し、世界55カ国で事業を展開しています。
2022年3月31日を末日とする会計年度の売上高は257億米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、MSCIグローバル・サステナビリティ・インデックスやFTS4Eグッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。TCSの詳細は、 www.tcs.com をご覧ください。
< https://news.sap.com/japan/2023/01/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e6%96%b0%e8%96%ac%e3%80%81%e4%ba%ba%e4%ba%8b%e6%88%a6%e7%95%a5%e6%8e%a8%e9%80%b2%e3%82%92%e6%94%af%e3%81%88%e3%82%8b%e7%b5%b1%e5%90%88%e5%9f%ba%e7%9b%a4%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%a6sa/ >
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