コカ・コーラ・ヨーロピアン・パートナーズ、IBMと複数年契約を締結し、ハイブリッド・クラウドでデジタル変革を加速  - Red Hat OpenShiftとRed Hat Enterprise Linuxを使用してアプリケーションをモダナイズ  - コスト削減と、将来の基盤の構築を目的としたデジタル変革の設計  - IBMハイブリッド・クラウド環境を中心とした業界固有の新しいプラットフォームをIBMサービスで構築 (2020/8/19、ニューリリース)

※米国IBMからニュースリリースが来ました!

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コカ・コーラ・ヨーロピアン・パートナーズ、IBMと複数年契約を締結し、ハイブリッド・クラウドでデジタル変革を加速

- Red Hat OpenShiftとRed Hat Enterprise Linuxを使用してアプリケーションをモダナイズ

- コスト削減と、将来の基盤の構築を目的としたデジタル変革の設計

- IBMハイブリッド・クラウド環境を中心とした業界固有の新しいプラットフォームをIBMサービスで構築
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[イギリス・ロンドン - 2020年8月11日(現地時間)発]

収益において、世界一のコカ・コーラ・ボトラーであるコカ・コーラ・ヨーロピアン・パートナーズ(CCEP)が、Red Hat OpenShiftをはじめ、Red Hat Enterprise Linuxを使用したオープン・ハイブリッド・クラウド環境への移行を加速するため、IBMと複数年契約を締結しました。今回の契約締結は、運用コストの削減、ITの回復力の向上、日常業務でのアナリティクスとAIの活用であり、ビジネス・インサイトの活用を強化し、より優れたサービスを提供することを目的としています。

CCEPの重要な優先事項は、既存のITインフラストラクチャーを合理化し、標準化されたビジネス・プロセス、データ、テクノロジーを一本化させたプラットフォームを構築することです。これにより、データ分析、IoT、AIテクノロジーを活用して業務全体に新しいインサイトが提供されるため、さらなる効率化を見込めます。

本契約の下、IBM(R) Cloud や大規模なSAPワークロードの使用を含む、業界の深い専門知識を有するIBMサービス <https://c212.net/c/link/…> が、CCEPのハイブリッド・クラウド環境の構築を支援します。CCEPの最適なハイブリッド・クラウド環境として、IBMが管理するIBMハイブリッド・クラウド環境が提供されます。それにより、CCEPは、ITインフラストラクチャー全体に対する単一の制御が可能になります。

コカ・コーラ・ヨーロピアン・パートナーズの最高情報責任者であるピーター・ブリックレー(Peter Brickley)氏は次のように述べます。「過去数年間のIBMとの連携により、クラウド・ファーストの戦略的デジタル変革をさらに一歩進めることができます。Red Hat OpenShiftを備えたIBMのハイブリッド・クラウド・アーキテクチャーを選択することで、あらゆるパブリッククラウド・プラットフォーム全体を最適化して将来のニーズに対応できる柔軟性が得られます」

IBM CloudのSVPであるハワード・ボヴィル(Howard Boville)はこう述べます。「企業のクラウド移行が進むにつれ、業界ごと、お客様ごとの独自のビジネス・ニーズがクラウド化のあらゆる局面において発生していることを私たちは理解しています。IBMは、コカ・コーラ・ヨーロピアン・パートナーズがクラウド・ジャーニーの第2章に踏み出し、ミッションクリティカルなワークロードをクラウドに移行して業界固有のソリューションを提供していくことを嬉しく思っています。数十年に及ぶ業界の専門知識と経験を備えたIBMのハイブリッド・クラウド環境を選択することにより、CCEPはオープンでセキュアなクラウド・アーキテクチャーの構築に向けた取り組みを加速させ、デジタル変革の推進に向けて大きく動き出しました」

IBMは、Red Hat Enterprise Linuxを使用してCCEPのIT環境のモダナイズを支援し、オープン・スタンダードで費用対効果の高いプラットフォームを提供します。今回のクラウド化の根幹を成すのが、業界で最も包括的なKubernetesプラットフォームであるRed Hat OpenShiftです。これにより、CCEPはミッションクリティカルなアプリケーションをRed Hat OpenShift上で構築をすることで、そのアプリケーションをIBM Cloudでも実行できるようになります。IBMのマルチクラウド管理機能を使用すれば、レガシー・システムであるプライベート・クラウドとパブリッククラウドを統合し、単一のダッシュボードからの管理が可能になります。

IBMとCCEPは、2018年にCCEPのクラウドへの移行を開始しました。同年、IBMはCCEPのエンタープライズ・ワークロードの3分の1を、米国の専有データセンターからヨーロッパのIBM Cloudへの移行を完了させています。

以上

コカ・コーラ・ヨーロピアン・パートナーズについて
詳細については、<http://www.cocacolaep.com/> (UK)をご覧ください。

IBMクラウドについて
詳細については、<https://www.ibm.com/jp-ja/cloud> をご覧ください。

当報道資料は、2020年8月11日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
<https://newsroom.ibm.com/2020-08-11-Coca-Cola-European-Part…> (英語)

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