1844年弘化元年から梅と共に生きる酒蔵の話「梅恋花」と「地産地消の取り組み」



梅酒「梅恋花」と言う佐藤酒造店の梅酒があります。
これは蔵でも、蔵のオンラインでも買えない。
新聞でも話題になった梅酒があります。



富士見市の特産品づくりと地産地消の新たな取り組みとして、純米吟醸酒「縄文海進」の原酒に、市内産の青梅を漬け込んだ梅酒(うめさけ)「梅恋花(うめれんか)」が出来上がりました。

梅の花やハートのイラストがちりばめられた可愛らしいパッケージが目を引くこのお酒、焼酎に梅を漬け込んだ一般的な「梅酒」とは異なり、日本酒を使って造られています。

(左から)田坂佳宏さん(縄文海進販売店の会代表)佐藤麻里子さん(有限会社佐藤酒造店杜氏)富士見市長






「梅恋花」は、純米吟醸酒の特性である上品な香りと旨みに、梅の爽やかな酸味との調和が絶妙で、女性にも飲みやすい梅酒になっています。

ご存知の通り「越生梅林 梅酒うめさけ」は
佐藤酒造店の蔵の自生の梅で、日本酒も佐藤麻里子 杜氏が醸す自家醸造の日本酒で浸漬しています。
蔵で販売する越生梅林 梅酒うめさけとの最大の違いは

「富士見産」の「梅と米」と言う事。

富士見市の特産品づくりと地産地消の新たな取り組みとして、富士見市産米「彩のきずな」を使用した純米吟醸酒「縄文海進」の原酒に、富士見市産青梅を漬け込んだ梅酒「梅恋花うめれんか」と言う事。です。

元々は、埼玉県富士見市の市制20周年を記念して造られた佐藤酒造店 醸造の純米吟醸酒『縄文海進』。

原料米が、JAいるま野南畑米生産組合で生産した「彩のきずな」100%となりました。

佐藤酒造店も入間になるので。
原料米から梅、醸造も全て「いるま」になります。
発売も地元ですから
まさに「地産地消」の取り組みになります。

私も呑んだ事がありますが「梅恋花うめれんか」は、純米吟醸酒の特性である上品な香りと旨みに、梅の爽やかな酸味との調和が絶妙で女性にも飲みやすいお酒です。ぜひ、ご賞味ください。

買える場所はこちらから
富士見市の記事より


純米吟醸「縄文海進」の意味は

~縄文時代の初期は、年平均気温が現在より数度高かったと考えられています。氷河が溶けたために海面が現在より2~3メートル上昇し、海が(現在の)陸地部に侵入していました。これを縄文海進と呼んでいます。~(純米吟醸「縄文海進」添付説明書より引用抜粋)

その頃、海に接していた地域には貝塚が残っていますが、富士見市にもその一つ『水子貝塚』があり、縄文海進を語る上で重要な国指定の史跡となっています。

やや辛口でさっぱりした味わいの純米吟醸酒になっています。

純米吟醸「縄文海進」と佐藤酒造店の関わり合いは
結構古くからで、私は素晴らしい取り組みだと思っています。
富士見市の市民だったらなぁ。と思いますし
富士見市の名物と言えると思います。

「梅恋花うめれんかのしずく」は、梅酒うめさけ「梅恋花うめれんか」と、お酒を醸造する際に使用した富士見市産青梅を小さくきざんだ果肉を、生チョコレートに入れた洋菓子です。

詳しくはこちらから

地産地消は、良く使う言葉ですが
「ちゃんとした」地産地消は意外と知られていません。
佐藤酒造店の佐藤麻里子 杜氏も、がんばってますね。自らが、販売に立ちます。

農林水産省
「地産地消推進検討会中間取りまとめ」から


1. はじめに
「地産地消」とは、「地元で生産されたものを地元で消費する」という意味で言われています。
近年、消費者の農産物に対する安全・安心志向の高まりや生産者の販売の多様化の取組が進む中で、消費者と生産者を結び付ける「地産地消」への期待が高まってきています。

国は、地産地消を食料自給率の向上に向け重点的に取り組むべき事項として、「食料・農業・農村基本計画」の中に位置づけて、全国展開等を積極的に推進することとしています。

2. 地産地消の意味

(1) 地産地消の位置付け
地産地消とは、地域で生産されたものをその地域で消費することですが、国の基本計画では、地域で生産されたものを地域で消費するだけでなく、地域で生産された農産物を地域で消費しようとする活動を通じて、農業者と消費者を結び付ける取組であり、これにより、消費者が、生産者と『顔が見え、話ができる』関係で地域の農産物・食品を購入する機会を提供するとともに、地域の農業と関連産業の活性化を図ることと位置付けています。

産地から消費するまでの距離は、輸送コストや鮮度、地場農産物としてアピールする商品力、子どもが農業や農産物に親近感を感じる教育力、さらには地域内の物質循環といった観点から見て、近ければ近いほど有利です。

また、消費者と産地の物理的距離の短さは、両者の心理的な距離の短さにもなり、対面コミュニケーション効果もあって、消費者の「地場農産物」への愛着心や安心感が深まります。

それが地場農産物の消費を拡大し、ひいては地元の農業を応援することになります。さらに高齢者を含めて地元農業者の営農意欲を高めさせ、農地の荒廃や捨て作りを防ぐことにもなります。

結局、地場農業を活性化させ、日本型食生活や食文化が守られ、食料自給率を高めることになります。
しかし、生産地で消費する距離が短いということだけではなく、距離に関係なく、コミュニケーションを伴う農産物の行き来を地産地消ととらえることも可能です。また、地産地消は、地域で自発的に盛り上がりをみせてきた活動で、教育や文化の面も含んだ多様な側面を有しており、固定的、画一的なものではなく、柔軟性・多様性をもった地域の創意工夫を活かしたものとなることが必要であります。
地産地消の主な取組としては、直売所や量販店での地場農産物の販売、学校給食、福祉施設、観光施設、外食・中食、加工関係での地場農産物の利用などが挙げられます。
(2) 地産地消の類型化
地産地消の活動としては、従来、農産物の直売所が代表的なものと捉えられてきていますが、実際には各地で様々な創意工夫がなされて盛り上がっており、地場農産物の加工、学校給食、外食産業や観光関係での地場農産物の利用など、その活動内容は多彩です。このように、地域によって差がありますが、ここでは多様な活動を理解し、整理するための一助として類型化を試みています。

地産地消の活動内容を分類するに当たって、
①距離の遠近という基準と
②コミュニケーションの程度の濃淡程度という
基準によって類型化を試みると、一般に距離が近いほどコミュニケーションの程度も濃くなる傾向が見られます。
しかしながら、中には無人直売所にみられるように距離が近くてもコミュニケーションが薄いものもあるなど一定ではないのです。

まぁ筆者(私)は、もっと大きな地産地消として
「日本の生産者を応援する」と言う事。
こういうnoteを通じて、新型コロナ禍で
変わりつつある「濃厚接触」のコミュニティの深さの中で。

こういうnoteで出会って、その蔵元から直に買うこと。それも地産地消の新しい在り方だと思いますし
挑戦したいし、応援していただきたいです。

生産者から消費者が直に買う
インターネットだから出来る手軽さ。
どんどん活性化してほしいですね。


朗報です!
佐藤酒造店の越生梅林 梅酒うめさけのお酒が
オンラインで買えるように、なりました。
公式HPのサイトです。是非一度お立ち寄り下さい。

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