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運動公園のアップデートを提言してみました!

2022.9

運動公園のアップデートを提言してみたところ、、、

 
運動公園について一般質問させていただきます。
 今年、総合運動公園ちびっこ広場がリニューアルされまして、よりよい施設に生まれ変わりました。実際にリニューアルされましたちびっこ広場の利用者であります子供たちに使い勝手を聞いてみましたところ、全体的にはかなりの高評価でございます。
 一方で、ちびっこ広場全体の遊具につきましては、リニューアル前と比べますと規模が小さくなりましたので人が密集し過ぎて危険を感じるといった意見もございます。また、だるまちゃん公園にあるような大型の遊具も設置してほしいといった声もお聞きします。
 そんな子供たちや保護者、市民の声を受けまして、今回の質問では、今後さらに運動公園の遊具の規模を拡大していくのかという点と、ちびっこ広場リニューアル後の遊具の安全性について質問させていただきます。
 まず最初に、運動公園の全体像につきまして質問します。運動公園のリニューアル前の利用者数ですけれども、こちらは何人ぐらい来られていましたでしょうかという点と、また、ちびっこ広場のリニューアル完成後にはどれだけの利用者を見込んでいらっしゃるのか、質問させていただきます。

○教育委員会事務局長(山本麻喜君) それでは、お答えいたします。
 総合運動公園の多世代型ウェルネス広場につきましては、利用者が自由に行き来をし利用できる場所でございますので、利用人数の把握は把握できておりません。
 ただし、ウェルネス広場に隣接するローラー滑り台とちびっこゲレンデにつきましては利用者数を集計しております。ウェルネス広場のリニューアルオープンが今年の6月ですので、オープン前と後の6月と7月の合計で比較をいたしますと、コロナ禍前の令和元年度が2011人、令和4年度が6474人ですので、リニューアル直後は約3倍の利用実績となっております。
 ウェルネス広場の利用者数の増減は、隣接するローラー滑り台とちびっこゲレンデの利用者数の増減に比例すると考えられることから、大幅な利用増につながっていると判断しております。
 以上でございます。

○14番(前川和治君) 確かに本当に多くの子供たちでにぎわっているなという印象です。リニューアルオープンして間もない頃なんですけれども、ちびっこ広場のふわふわドームという白いふわふわ跳ぶやつなんですけれども、とても多くの子供たちが跳びはねて遊んでおりました。いい光景だなと思うんですけれども。ただ、一部、ちびっこ広場を先行オープンして遊具が少なくなった結果、どうしても一つの遊具に密集してしまうのかなという印象もあります。
 そこで確認なんですけれども、今後、第2弾のリニューアル工事も終わると、さらに利用者は増加するものと思いますけれども、予想される利用者数に対しまして遊具の規模が適正なのかどうか、遊具の使用に危険性はないのか質問させていただきます。

○教育委員会事務局長(山本麻喜君) それでは、まず教育委員会のほうからお答えをさせていただきます。
 ウェルネス広場の1次オープン当日は、朝早くから多くの方が来場されまして、特にふわふわドームにつきましては大盛況であったことから、当初は人数制限の必要性もあるかなと検討もいたしました。
 しかし現在では、来場者の人数もオープン時ほど混雑しておらず、利用者数に対する遊具の規模につきましては特に問題はないと考えております。
 以上でございます。

○都市整備部長(小川明君) 遊具につきましては、国土交通省による都市公園における遊具の安全確保に関する指針に基づき策定された遊具の安全に関する規準が満たされておりますので、遊具については十分安全は確保されていると判断しているところでございます。
 以上です。

○14番(前川和治君) 分かりました。前回の結構大きな遊具から比べると、今回のリニューアル後というのは前回のと比べると規模が小さくなって、さらに人も、子供らも多くなっているということなので、安全性はどうなのかなということで質問させていただきましたけれども、大丈夫ということですので安心しました。
 次に、運動公園の利用者割合について質問させていただきます。運動公園の利用者としては市内、市外の方それぞれ多くいらっしゃると思いますけれども、どのような利用者割合となっているのか、その人数についても質問させていただきます。

○教育委員会事務局長(山本麻喜君) 運動公園の利用者の市外と市内の割合についてでございますが、全施設に対して正確な把握はできていなんですけれども、体育館の利用者から類推いたしますと全利用者のうち約3割が市外の利用者と想定されます。
 それでは具体的な数字を申し上げますと、令和4年の4月から7月までなんですけれども、体育館利用者の市内、市外の割合から出しております。体育館利用者が1万2215人、そのうち市内の利用者が8487人、市外の利用者が3728人、1万2215人に対しまして市外の利用者は3割という数字を出しております。
 以上でございます。

○14番(前川和治君) ありがとうございます。ちびっこ広場横の駐車場の車のナンバープレートを見る限りなんですけれども、かなりの市外の方の利用があるなというふうに思います。今お答えいただいたのは運動公園の体育館ですね。ちびっこ広場の利用に関しては、結構3割といわず市外、市内の方、半々ぐらいじゃないかなという、印象ですけれども、あくまで、印象を受けております。
 せっかく市外の方に多く来ていただいているにもかかわらずというところなんですけれども、敦賀市の観光案内看板ですとか他の子育て施設を案内するような観光案内看板というのが一つあるだけです。この観光看板も経年劣化によりましてはげはげになっていて、何が書いてあるのかよく分かりません。
 市外の方で運動公園に来られた方に市内を周遊してもらうための観光案内看板を設置しまして、例えばですけれども雨のときはキッズパークがありますよとか、新幹線が一望できる展望台ができる、あっとほうむという施設がありますよとか、そういう情報を入れました観光案内看板をそれぞれの駐車場に設置すべきだと思いますけれども、見解を伺います。

○観光部長(織田一宏君) 現在、運動公園内におきましては、テニスコート駐車場──これがウェルネス広場に一番近い駐車場でございますが──の1か所に観光案内板を設置いたしております。しかしながら、先ほど議員さんもおっしゃいましとおり設置から年数が経過しておりまして、情報が古く、塗装自体に劣化が見られる状態であることは把握している状態でございます。
 今後、新幹線敦賀開業に向けまして、新しい情報に刷新するとともに、QRコードを記載するなど内容を検討し、市外から来た方に市内を周遊いただけるようなデザインに刷新してまいりたいと考えております。
 また、案内看板だけではなく、今年度、観光協会のホームページをリニューアルする予定でおりますので、インターネットで情報を収集できるよう一層の充実を図ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。

○14番(前川和治君) ありがとうございます。今ちびっこ広場横にある観光案内看板、本当にはげはげになっているんですけれども、結構見ている人がいるんですよ。目を細めて、何が書いてあるのかなということで。もったいない。せっかく案内できるところがたくさん敦賀にあるので、それをPRしていただきたいなというふうに思います。
 運動公園の全体像について質問させていただきます。
 運動公園のリニューアルにつきましては、プロポーザルの企画提案型入札によりましてリニューアル工事をちびっこ広場は行ってまいりました。その内容につきましては、どんな企画提案だったのか。また、最終の完成時期はいつになるのか、質問させていただきます。

○都市整備部長(小川明君) プロポーザル時の企画提案ということでございますが、今回のプロポーザルは、ちびっこ広場約1ヘクタールを老朽化した大型複合遊具等の更新に併せて、幼児から高齢者まで様々な世代が楽しみながら体力づくりや健康づくりに取り組むことができるウェルネス広場として、契約上限1億5000万円で整備するという条件で実施したところでございます。
 そのような条件の下、2社から提案があり、プロポーザル審査会での企画提案書、プレゼンテーション及びその後の質疑応答の内容を踏まえて厳選な審査をした結果、その企画提案の特徴といたしましては、1つ、年代別のゾーニング、2つ、ダブルふわふわドームとドキドキ橋を組み合わせたメイン遊具、3つ、本市初のグラビティレールの導入、4つ、ゴムチップ舗装を施した誰もが楽しめるウオーキングコースなどの整備を提案した企業の案が採用されたものでございます。
 次に、完成形はいつかという点の御質問については、今回の提案に基づくリニューアル工事については、少し納品が遅れておりました遊具の設置が完了する9月末日をもって完成ということで予定しているところでございます。
 以上です。

○14番(前川和治君) 運動公園につきましては、リニューアル前に都市整備部のスタッフの職員の皆さんと、どのような遊具のリニューアルになるのかという議論を行ってまいりました。個人的に。その議論の中で、年間100万人以上の方が来場する越前市のだるまちゃん公園を超えるような運動公園にしていきたいんだという意気込みをお聞きしておりましたので、てっきり今回のリニューアルは前段であって、まだまだ次の展開があるものだと思っておりましした。
 ここで端的に質問させていただきますが、リニューアル前の越前市にあるだるまちゃん公園を超える運動公園にするんだという意気込みはどうなったのか。だるまちゃん公園を超える公園をつくる気持ちや、その予定はあるのかどうか、質問させていただきます。

○都市整備部長(小川明君) 担当職員等と既に熱い思いを持って今回の工事に取り組んでいただいたわけでございます。その中で、だるまちゃん広場を超える運動公園にするんだというふうな意気込みも議員さんとの中であったかというふうに今お聞きしたところでございます。
 だるまちゃん広場とは、整備費用、整備面積、整備期間が異なるため、単純に比較することは難しいのですが、今回の諸条件の中においては、今し方議員さんからの御紹介があったように、満足度等々もそれなりにいただいているところでございますので、一旦はこの広場の整備については今回にて完了という格好にさせていただきたいと考えているところでございます。
 以上です。

○14番(前川和治君) そうですか。てっきり今回の1億5000万かけました遊具のリニューアルは前段であって、次のことを考えたリニューアルなのかなというふうに思っておりましたが、これで完成となると次の展開というのが見えないので、前の遊具が本当に大きくてすてきな遊具だったので、今のままですと中途半端なリニューアルをしてしまったなというのが、これは私の感覚です。
 また現在、コロナ禍におきまして、屋外のアウトドアブームですとか公園需要というのは高まっている中、多世代型ウェルネス広場というコンセプトでのリニューアルなので、山の中のハイキングコースを再整備したり、昨日、北村議員もおっしゃっておりましたが、横に山がある、丘があるというのは運動公園の魅力だと思うんです。そこに桜並木が植わっていて、そこのハイキングコースが今はもう草でぼうぼうになっているという現状は、昨日、北村議員からありました。そのとおりだと思います。
 そのハイキングコースを再整備しまして、平地にあるウオーキングコースと山の傾斜をうまく利用しましたトレイルコースを設置したりですとか、山の傾斜を利用したアスレチック遊具の設置。これはイメージとしては、あっとほうむにあるような山の斜面を利用したアスレチック遊具、あっとほうむにあります。そういう山の斜面を利用した遊具の設置ですとか、ローラー滑り台、人工芝そり場の無料化。そり場とか人工芝に入っていくフェンスが厄介だと思います。そこに人も置かないと駄目なので。そういうのも全部無料化しまして、ちびっこ広場との一体的なリニューアルなどを行いまして、だるまちゃん公園を超えるような運動公園にしていくべきだと考えますけれども、見解を伺います。

○都市整備部長(小川明君) 今し方、るる多世代型ウェルネス広場の拡大ということで御要望いただいたところでございます。
 現在のところ、多世代型ウェルネス広場のさらなる整備という計画はございませんが、公園整備については、市民の皆様の要望や老朽化による更新等、様々な意見があろうかと思いますので、まずは今回リニューアルされたウェルネス広場の利用状況を見守りたいと考えているところでございます。
 また一方で、こどもの国であったり、野坂憩いの森であったり、あっとほうむ、あるいはキッズパーク等々、市内全域そういった子供の施設がございますので、これからはそのバランスと役割分担、あるいは老朽化の具合等々を見て、総合的にこれからどこに投資していくか、改良していくかというのは判断されるものと認識しているところでございます。
 以上です。

○14番(前川和治君) 想像していた答弁と違いまして、えーっととなっているんですけれども。
 敦賀から多くの方が越前市のだるまちゃん公園に行くように、敦賀市の運動公園によそから多くの方が来ていただければなという思いがございます。それで、山側の斜面とか森林とかを利用しまして、あとローラー滑り台、人工そり場と一体とした整備を今回御提案させていただきました。
 敦賀市としても福井県に長年、森林公園の要望を出して、これがなかなか実現しないのであれば、角度を変えまして森林公園の場所を運動公園の山に変えまして、新たな森林公園を福井県と敦賀市で造るべきだと思います。また、市民の方のお話を聞きましても、だるまちゃん公園に行かなくてもいいような公園が身近にあるとうれしいといった声もお聞きしますので、今回いろいろアイデア提案をさせていただきましたが、ちょっと期待と違ったので、今回はいいなと思ったアイデアだけ拾っていただければというふうに思います。

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