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致知2021年5月号 記事「苦節十三年 箱根駅伝 日本一への道(大八木弘明)」を読んで

大八木監督が会津のご出身というだけで誇らしく楽しみに読んだ。中学時代に才能を見出し、育てて応援してくれ、また高校時代にも、ケガをして走れず、挫折を経験しても見捨てることなく導いてくれたという恩師達のエピソードに、素晴らしい人たちに恵まれたのだなと嬉しい気持ちになる。また、運を呼び込み、縁を大切にし、感謝することができるという成功者の要諦をみる。

選手を育て、最高のチームをつくるという目的、目標を明確に定め、皆でやるということを決めて実行する。チャレンジを続ける。ここには、改革を実行するという強い意志が感じられる。

中でも強く響いたのが「「チームのために」という目に見えない力が受け継がれている」という言葉だ。強いチームであるために大切な要素だが、それは目に見えないから難しい。これをつくっていくために、地道に地域の清掃活動を続けているとあり、励まされる思いになる。信念を掲げて、やり続けることで、いつか誰にも追いつけないような強みが磨かれていく。

私達もそんな強いチームを目指して、一歩ずつ歩んでいく。

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