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致知2021年2月号 「自靖自献(じせいじけん)」を読んで

人格を磨き、充実した価値ある人生を生きるために、利他の心で、利他の行動を尽くすことが圧倒的に正しいと考えてきた。だがあるとき、リーダーシップとは、自分が主語になるもので、これをやりたいという強い思いとともに発揮されるものだという話を指摘ではなかったが、自分に向けてしていただいた。100%利他では何がいけないのか、と考えながら過ごしてきたが、自靖と自献が一対で、ポイントが自靖であるということは、ここに通じていると思った。他者に尽くすために、自らが満たされず、信念なくブレる、不安定な状態ではよいはずはない。自分は大丈夫だという安心を芯にして、「私」を主語にした実現したい強い思いを信念にもつことで、他者に尽くすという強い行動に繋がり、リーダーシップを発揮する原動力が生まれる。

お客様をはじめとした地域社会に貢献することが我が社の使命であるが、サービスを提供する社員の心が満たされていなければ、自献することはできない。組織として、働いてくれる社員が何よりも大切で、社員が働き甲斐を感じ、仕事に誇りを持ち、志を打ち立てていける様な心の平安を築けるように、理念を示し、語り、対話することで、支えていきたい。また、応えてくれている社員の皆への感謝を忘れずに、毎日、言葉にしていく。

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