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致知2024年5月号「総リード 特集 倦まず弛まず」を読んで


”倦まず弛まず”ー飽きることなく、心を緩めることもない。

一流の人は、生涯をかけ、自己陶冶、自己修養の道を歩み続ける。
論語には、”死して後、已(や)む”という別の章句もあり、死ぬまで努力し続ける、生きている間に道を求める行為に終わりがないことを説いている。

このシンプルなやりとりに、弟子の子路の探求心があると思った。率先して苦労を買い、皆をねぎらうことが、政治の心得だという回答に満足せず、更に深くを求めた。その結果、「続けること」の言葉が引き出された。続けて入れば、その姿勢は、本物になり、続けていれば、その行為は歴史になり、伝統になっていく。立ち止まって考えることがあってもよいと思うが、必ず続けていくことが未来を切り拓く。

先日、弊社では、年に一度の祭りである金堀重機感謝祭を開催したが、氏にやりきってくれた会社の皆の姿をみて、心からこの続けることで未来を開いていくという実感を得た。

そうかと思った矢先、新しい問題も発生した。だが、問題はもともとあったもので、見えていなかった、見ていなかっただけだったのだろう。見えてきたことで、歩みをとめそうになったときこそ、ここは、「弛まず」だと思う。自らの信念を貫き通す、毅然とした不動の木鶏の心を目指して歩む。


金堀重機感謝祭2024
(ほぼ全員の集合写真)

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