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完全初心者のポーカー勉強記 8【プラ転!】

前回記事はこちら↓


【現状】

勉強時間:週4日(平日 1時間、休日4-6時間)
座学:実践=1:9

 今月は基本的に以下のように生活し、ハンドを貯めることにした。本当なら多面打ちが効率的なのだろうが初心者の自分には難しい。少なくとも、2NLのうちはいいかな。

休日 (土曜午後+日曜):ひたすら実践。なんなら日曜は7時起き。
平日:実践するなら1日200ハンド程度までで、基本は読書やハンドの復習。

ああ、暇な大学生のときにポーカーを始めていれば……

 宅飲みと部活に明け暮れたことに後悔はないが、たまーにそう思ったりするのであった。


【やったこと】

〈ホットキーを使い始める〉

 PokerStarsでは、任意のキーにコマンドを割り当てられる。いちいちクリックしなくても瞬時にフォールドでき、全体的なスピードアップを実現した!一面打ち勢のささやかな抵抗である。

 Settings → Gameplay → Hotkeysで設定でき、僕はCtrl+Fでフォールドにしている。約75%は降りているわけだから、意外とバカにできない。


〈本の使い方を再考〉

 買った本は頑張って読破していたのだが、なーんか読んでもいまいち上達しない。本の使い方 (その本が「総論」か「各論」か)を間違えていた気がする。

総論:骨格をなす考え方、概念など。何度も読破し、理解すべき。
各論:場面ごと、相手ごとの対応。辞書的にその都度参照するのがよい。

 巷で人気のこの本。パターン別、ハンド別に本当に事細かに書いてあるのだが……めっちゃ分厚くて字が小さい。この全てを理解・暗記し再現することは不可能だ。
 これは「各論」の本で、 1ページ目から読み進める類のものではなかったのだ。もちろん何も頭に残っていない。


    ちなみに、裏表紙にはこんなふうに書いてある。表に書いてくれ。笑

〈プロからの賞賛の数々〉
「……もしこれを読んでも、君のゲームが上達しなかったとしたら、それは君がちゃんと読めていないというだけのことだ」 ドイル・ブランソン


 何度も書いているが、「総論」はこの本がお勧めだ。表紙を開いて最初の章が「高度3万フィートからの眺め」である。ネーミングセンス最高。この本で大空に飛び出していこう!


〈恥を捨てて、勝てそうなときだけやる〉

 もうこれは仕方ない。時計をアメリカ時間にして、愛妻家の優しいおじさんがプレイしてそうな土曜夜(現地時間で土曜午前)に実践するようにした。おじさんからしっかり稼ぎ、彼らのランチのコーラをワンサイズ小さくしてあげよう。

 サービスタイムは日曜お昼頃までだ。そこから一気にレベルが上がり、3betが増える (=1つのミスの損失が大きい)のと、チェックレイズが出はじめる。そうなったら大人しく撤退して、ちびまる子ちゃんを見る。笑


【結果報告】

PokerStars

2NL zoom (SB / BB = $0.01 / 0.02)
総ハンド数:13232
BB / 100 hands:0.75
← -1.76 (3/27)← -1.62 (2/28)← -13.2 (1/22)← -14.0 (12/18)← -28.0 (11/21)

ついにプラ転だ!


KK Poker

まあ……微妙。


【終わりに】

〈今月のBest of フィッシュハンド〉

2NL zoom 全員100BB持ち

Preflop    Pot 0.03    6 players
BTN raises 0.04
HERO(SB) Q♦️J♦️ raises 0.15
BB A❤️K♠️ call
BTN call

Flop   Pot 0.45    3 players
A♦️8♦️8♣️
HERO (SB) check
BB bets 0.13
BTN fold
HERO call

Turn   Pot 0.71    2 players
A♠️
check around

River    Pot 0.71    2 players
2♦️
HERO (SB) bets 0.55
BB raises 1.72 (all-in)
HERO call 

Show down Pot 4.15 2 players
A♦️8♦️8♣️A♠️2♦️
HERO Q♦️J♦️shows flush, ace high
BB A❤️K♠️ shows full house, ace high
BB wins 

 リバーでまあまあなフラッシュが完成し、嬉しさのあまりウホウホコール猿と化した僕は以下の格言がキレーイに頭から消え去ってしまった。

格言① マルチウェイではAは誰かが持っている
格言② マイクロステークスではリバーのレイズはガチハンド

 プリフロップの3ベットにコールドコール (マルチウェイOKハンド)してくる時点で、A+強キッカーとかハイポケットペアが濃厚のように思う。
 
 フロップでこのボード+マルチウェイでベットするのはAヒット8ヒット (プリフロップから可能性低め)99-KK (アグレッシブなら)フラドロあたりだろうか。この中からリバーでバリューレイズしてくるのは……まあフルハウスですよね。

 なんならリバーも「自分より強いハンドにコールされ、弱いハンドにフォールドされる」悪いベットだった気がする。


 
 大きい役ができてウホウホコール猿になると、過去のストリートのことをど忘れしてしまうのだ。直していきたい。



【今後も勉強の進捗にあわせて記事を書いていく予定です。ご覧いただけたら嬉しいです!】

つづく

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