福しんのこと

東京23区北部あたりで活動していて福しんを知らぬ者はよもやおるまいな、ということで。

日高屋やぎょうざの王将に比べると店舗数は36と小規模ながら、地域密着型のサービスで着実に地盤を固めているのが、中華チェーンの「福しん」である。この青い看板と謎の顔マークが目印。

俺はその昔、勤務地の関係で池袋、大塚店などでよく食べたものだ。

現在、主力の手もみラーメンが390円、一番人気のBセット(半チャーハン+香の物)を追加すると+240円。実にボリューム満点。

ラーメンは中麺で手もみ、というように縮れが強くついており、スープからはほのかに八角の香りがするので、まあ好みが別れる部分かも知れない。

そして福しん最大の特徴は「おともラーメン」。これは定食や丼ものの中華スープを+100円することでもやし半ラーメンに変更することができる。

中華丼+おともラーメンの組み合わせはたまらんねぇ、と某ドラマでも言っていたように、コスパは最高である。

これはタンメン+Bセット(半チャーハン+香の物)に無料味たまをトッピングしたもの。

Aセットは確か、ライス+おとも+香の物だったのだがいつの間にやら消滅してBセットだけが残ったという、大衆中華料理の店ではよくあるパターンであるw

生姜焼き定食や定番のレバニラもまたよし、だ。もちろんおともラーメンは欠かせない。

ちょい呑みも良く、酒類もある。つまみはメンマやもやしナムルは100円から、雲白肉(うんぱいろう、ゆで豚のにんにくタレかけ)は160円でオススメ。

無論サービス券も完備。定食ライス/麺大盛り、あじたま1個無料、冷やっこ無料、ミニ杏仁豆腐無料、のいずれかが選択可能。

昔は別紙のサービス券があったのだが、最近はレシートの下に印刷されている。つまり次回レシートを注文時に出せばOK。しかもクーポン券1枚で同時に4人まで使える太っ腹っぷりがたまらんのである。

俺としては今のところ最も好きな青椒肉絲定食を出してくれるので、暇を見つけては北千住店に行っているが、上野店に至っては朝の8時から営業、しかも8:00~10:00の間は生ビールが半額の190円で飲めるという話らしいので一度挑んでみたいと思う。

福しん