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ドーナツの穴は1個なのか2個なのか問題

ツイッターやっててタイムラインに流れてきたのですが、最初に見た時は「どういうこと?」ってなってしまって理解するのに少し時間がかかりました。なぜなら僕は今まで生きてきてずっとドーナツに空いている穴は1個という認識だったからです。

この質問者の少年は子どもらしい柔軟な視点で「それぞれ(裏と表)の側から見たらドーナツの穴って2個じゃん」ということに気づき、穴の数は1個と2個どちらが正解なのかを相談してきたのです。(図.1参照↓)

アートボード 1

ドーナツの穴は1個なのか2個なのか?

という、どうでもいいような事ですが「なんか面白いな」と思ったのでそのことについて今日は考えてみました。

きっとこの質問については大人の偉い人がちゃんとした答えを少年に教えてくれると思うのですが、僕なりに勝手に考えて結論が出たのでnoteに書いておきます。(僕の結論が正しいとも思ってないのでこれを読んだみなさんは各自で自分の答えを考えてみたら面白いのでは?)

まずこの問題を考えたときに、こういう状況を思い浮かべました。(図.2参照↓)

アートボード 2

地面にこういう感じの穴が開いていた場合、穴は2個と言っていいと思います。

そして次の状況はこちら。(図.3参照↓)

アートボード 3

2つの穴が1本につながっていた場合です。これは、穴(トンネル)が1個と言っていいと思います。

この図2&3の状況はドーナツと一緒で、穴が1個とも言えるし2個とも言えると思います。トポロジー的に同相?数学的な話はニワカなんでよく分かりませんが、要するに地球に2個穴が開いててそこがつながってる状態=ドーナツと一緒って感じです。

以上のことから、ドーナツの穴は1個?2個?という質問の答え

「穴」を「出入り口」として認識した場合は2個
「穴」を「通り道」として認識した場合は1個

ではないでしょうか?
観測者の認識によって変わるという曖昧な感じです。

まあ普通ドーナツの穴は何個か?って聞かれたら1個でいいんじゃない?って答えると思いますけども、そんな身も蓋もない回答を疑問に思える少年の発想はいいものだなって話でした。それではまた。

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