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綺麗に老いるのは難しい

相変わらず書くことがないので、最近のことを書く。

日曜日に久しぶりに図書館に行った。

「今すぐソーシャルメディアを削除するべき10の理由」やら、坂口恭平さんの「現実奪取論」、椎名誠さんの「酔うために地球は回っている」、「ゾンビとマインドコントロール」、そしてジャック・アタリの新刊があったので借りてみた。

人の、というか、自分のモチベーションは困ったもので、本を読むのも飽きたなぁと思ってしばらく読まないでいると、急にどの本も面白そうに見えてくるから不思議なものだ。

本でも読むと、またこうしてnoteでも書いてみようかという気になるので、それはそれで良いのだが。

話は変わるが、人というのは歳をとってくると、若さからくる綺麗さがなくなってくる。

生命の、細胞から発せられるような輝きが失われてくる。

だからこそ、きちんとしなくてはいけない。
電車の中で、缶チューハイを飲んだり、我先に空席を狙って人にぶつかっても謝りもせぬような、みっともないオッサンになってはいかんのだ。

ダンディズムとは、痩せ我慢だろう。
痩せ我慢しなくなったら、人間は堕ちていくばかりだ。
それこそ面倒くさがりのぼくなどは、風呂にも入らないし、歯も磨かないだろう。

服装も、若者がするような意味不明な流行を追うのではなくて、オッサンになればなるほど見窄らしくない、品のある身綺麗な格好をするべきだ。

自分は若いといくら威張ったところで、髪は弱り、頬は垂れ、腹は出て、確実に死という落下地点に向けて悲しいかな、ぼく達は堕ちているのだ。

だから、未来のある世代に不快な思いをさせぬよう、老いた者こそ綺麗でいなくてはならないのだ。

ああ、「のだ」っていつの時代の日本語だろうか。

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