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カチグミ?

勝ち組とか負け組とかいう言葉を見かけ始めのはいつの頃だったかな?
まあ嫌な言葉ですよね。

子供の頃から競争して優劣つけられてという環境下で育っていますから、僕も他人と優劣を比べてしまう癖は中々抜けません。

まあ、これをやめない限り中々落ち着きませんから、お互いとっととやめちゃいましょうね。

で、何故こんな話題かというと、先日美容室に髪を切りにいったら、担当したお初の美容師さんから
「カチグミですねー」って言われたっぽいんですよ。
いや、どこからどう見ても、僕の見かけに世間の、いわゆる勝ち組感はゼロだと思います。

僕もその時は疲れて、ぼけっとしていたので、あまり話を聞いてなかったんです。美容師さんもマスク越しに喋っているので、良く聞こえなかったので、聞き間違いかなと。

じゃあ、なんて言ったのか?

恐らく、「カチグセ」と言ったのではあるまいか?

生まれて以来、僕の髪は天パです。天然パーマです。若い頃は、どれほどサラサラストレートに憧れたことか。しかし、ここに来て、中年に差しかかった今、ヒエラルキーの転換が起ころうとしているのです。

それは何故か?

サラサラストレートは中年になると、シンナリボリュームダウンになりがちなのです。
逆に僕のような天パ剛毛は、若かりし頃の暴れぶりが落ち着き、適度なボリューム感を保ってくれるのです。若い頃は手のつけられなかった暴れん坊が、今は頼れる消防士かのごとくに。

僕の髪は、ブローと整髪料でうまいことやれば、かなりの具合で良さげなパーマ風になります。あくまでうまいことやればです。湿気がある日は自爆しますが。

で、多分美容師さんはこれらの事情を踏まえて、僕の頭髪具合を
「勝ち癖」と評したのではないかと。

まあ美容師さんでもないと、中々髪の癖のあり方に勝ち負けはつけませんよね。

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