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なにが元に戻るのか?

月曜日、とても快晴です。
金曜日は思わずカーディガン着るほど寒かったのに、昨日、今日と快晴で太陽の光も暖かく爽やかな初夏を思わせる日が続いています。

今日5月25日は、東京都でも緊急事態宣言が解除される見込みのようです。

アフターコロナの世界(実際にはウィルスと共生していく世界なので、ウィズコロナの世界と言われます)、それは既に始まっているのかもしれません。

ビフォワーコロナの世界とアフターコロナの世界は何が違うのか、様々な見方があると思いますが、今日は自分にとって何が違ったのかを考えてみたいと思います。

僕が感じたのはスペース、余白の重要性です。

これは時間的な余白、人との物理的な余白(いわゆるソーシャルディスタンス)、精神的な人との余白、生きることに対する余白。

具体的に言うと、僕はリモートワークや在宅勤務とかにはならず、対面式の接客業をしているので変わらず通勤をしていました。ただ、勤務時間が短縮されたので、朝夕とそれぞれ一時間程度ゆっくりすることができました。
これまで無かった計2時間の余白。

朝は本を読んだり、ヨガをしたり、ゆっくりコーヒー飲みながら空を眺めたり、夕方は少し早めに帰ることができるので、一つ前の駅で降りて近所を散策してみたり。

ささやかなことですが、こうしたことをとても楽しく感じている自分を発見しました。
妙な使命感とか、競走意識とかは持たずにシンプルに生きて良いのかなと思えたのです。

この余白感のあるフワフワとした姿勢はアフターコロナの世界でも、個人的に失いたくないと感じたものです。

仕事に対してもそうです。使命感を持って仕事をするのは素晴らしいことです。
でも、仕事=私、仕事=あなたではありません。仕事=仕事で、生きていく為に最低限必要なものであって、それ以上でも以下でもありません。ですから、仕事で何か自己実現を目指すというのは、ちょっと待ったと感じるようになりました。仕事は所詮仕事です。

以上がざっくりと僕がコロナの渦中で感じたことです。これからの世界で、また考えを変えることもあるかもしれませんが、その時はこのnoteを読み返して、これで良いのかなと考えてみたいと思います。

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