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openai assistants quickstart を試してみた

OpenAIのAssistants APIのQuickstart


OpenAIのAssistants APIのQuickstartは、手元のPC上でAssistants APIが試せるNext.jsで構築されたWebアプリケーションです。
Assistants APIとは、開発者にて、独自のアプリケーション内に独自のAIアシスタントを構築ができるAPIです。

このQuickstartには、ストリーミングによるチャットインターフェイスの作成や、関数呼び出し、コードインタプリター、新しいファイル検索などのツールを使用するためのサンプルコードが含まれています。

Quickstart Setup

Setupの手順は以下の7つです。

1. リポジトリのクローン
2. 自身のOpenAI APIの設定
3. 依存関係のインストール
4. 実行
5.  http://localhost:3000 にアクセスして、assistantIdを作成する
6. app/assistant-config.ts にassistantIdを指定する
7.  再度、http://localhost:3000 にアクセスする。

順番にみていきましょう。

1. リポジトリのクローン

git clone https://github.com/openai/openai-assistants-quickstart.git
cd openai-assistants-quickstart

2. 自身のOpenAI APIの設定

Macの方は、bash_profile もしくは、.zshrc に以下を記載。"sk_..."の部分に、自身のOpenAI APIを設定します。(または.env.exampleで.envにリネームします)。

export OPENAI_API_KEY="sk_..."

3. 依存関係のインストール

npm install

※ nodebrew及びNode.jsのインストールが必要です。Mac OS環境かつnodebrewがインストール済みの方は、以下の方法でNode.js v18.17をインストールしてください。

nodebrew install v18.17.0
nodebrew use v18.17.0
node -v

4. 実行

npm run dev

ここまででエラーがなければ、http://localhost:3000 にアクセスします。

5.  http://localhost:3000 にアクセス&assistantIdを作成する

http://localhost:3000 にアクセスしたら、「Create Assistant」を押します。

「asst_****」が生成されますので、コピーします。openai-assistants-quickstart/app/assistant-config.ts 内の1行目に生成されたIDを指定し、ファイルを保存します。

export const assistantId = "asst_***" // assistant IDを指定してください。


7.  再度、http://localhost:3000 にアクセスする。

6までできたら、7再度、http://localhost:3000 にアクセスします。以下の画面が表示されればOKです。

例えば、一番右の「All」をクリックすると、以下のような画面になります。


Assistant APIをローカルに構築できたので、あとはPDFなどの添付したファイルについて返答したり、Pythonのコードを実行したり活用できます。
ローカルに構築はしていますが、オフラインで動作できるわけではありません。つまりWi-fiに接続していないとAPIは動作しませんのでその点注意です。


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