ちらしのお仕事をしました。
株式会社SquareWheel(スクエアーウィール)様の「はさまないメガネ遮閉板」と「CO-measure」のチラシを制作いたしました。
まさに自分がターゲット🎯の製品!
前者には日々大変お世話になっており、先日板橋製品技術大賞(医療分野貢献賞)を受賞されました👏
今や外来に欠かせないものとなっております。
だからこそ商品の素晴らしさや新製品がどれだけすばらしいものか、よく理解しているつもりです。
医療機器は正確な検査結果が導き出せることはもちろん現場の手を煩わせない、いわゆる利便性も日々の忙しい外来の中ではとても重要。
もちろん商品はどんどん買ってほしいし、
どれだけ良いのかみんなに大声で言いたい!!
けど医療機器でうさんくさいものなんて買わないと言いますか…
売り込み感が強いとかえって不信感に繋がる気がします。
これを使うことで自分が日々良かったと感じていることや、更に患者さんの視生活に良い効果をもたらす部分にフォーカスしてスクエアウィールさんや製品の信頼性を伝えていけると良いなと。
製作者の佐々木翔さんは現場のことはもちろん患者さんのことをすごくすごく考えて作って下さってます。
試行錯誤のものづくりの過程(作ってる量もすごいんですよ!)とか、ものづくりにかける情熱とか想いみたいなものが
こっちももらい火しちゃうと言いますか…
いつもやるぞ!って力を頂いてます。
売れるか売れないかじゃなくて、現場のために作る価値があるから作ってらっしゃる。
それがスクエアウィールさんの魅力だから、それを伝えられたらいいなと思い制作しました。
ここからはそれぞれの製品について。
※眼科関連の専門用語が多数出てきます🙏
◾️はさまないメガネ遮閉板
ご使用中の方、口を揃えてもう戻れないと仰ってる気がします😌
軽い…!!
これが第一印象でした。
高度近視の私は眼鏡のレンズが重いので検査される側としては軽いとずり落ちて来ないので嬉しい。
あとあのクリップ式のやつは怖い。
ヒィ!って声出る🥶
眼鏡外してもらって付けたらよくない?と言われたんですけど、いやその時間がもったいない。(効率厨のせっかちだから!)
何より負担なく時短できるなら早いがいい!!
付ける側としてもバサバサまつ毛さん、マツエクガールの付けたてまつ毛を巻き込みそうで怖かったけどけどこちらはポンとのせるだけ!!
早い安全簡単!
患者さんだけじゃない、私たちも嬉しい!
様々な形状にいける。今の所9割いけてる。
+20D強度凸はちょっと苦戦した…かな?
他の方もブログで仰ってたけど壊れにくい(気がする)
と言うより壊れる要素が少ないと思います。
まだ長らく使っていませんのであれですが。
挟むタイプのネジ、なくなりません?
開閉部?に気づいたらヒビ入ってません?
うちだけ…?
あと子供の検査!
どっちの色がいい?って聞ける!
検眼枠もそうだけど、子供にとって得体の知れないものってどうしても抵抗感があってなかなか付けさせてもらえません。
そんな時に色を選択させてあげると検査が一歩進めることがある気がします。
親御さんなら一度はこの色がいいの!(大騒ぎ)を経験したことがあるはず。
もちろんダメな時もあるけど😅
ひとつ技が増えたきぶん!
うーん…
唯一あるデメリットは簡単すぎるが故に子供でも遮閉板外せちゃうことかな🤣笑
そんなデメリットもまるっと超越しちゃう、そんな素晴らしい製品です✨
◾️ CO-measure
先日の視能矯正学会で目にされた方も多いのではないでしょうか。
これひとつで複数の検査が…⁉︎
お話を伺った時に夢のような製品だと思いました。
ペンライト、固視標、遮蔽板、PD計…
視能訓練士のポケットってガチャガチャと賑やかですよね。
先述しましたが効率厨でせっかちな私。
これらを持ち替えることすら億劫に思っています😑
バゴリーニに至っては当院の場合、引き出しを開ける動作もしなくちゃならない。
それをサッと取り出すだけでいいなんて!!!
めんどくさがりの私の心は高鳴りました。
そして検査で色々とやっておきたい工程はあるものの、様々な事情で全てを行うことはできません。
そんな中で回旋の検査が手軽にできたらって何度思ったことでしょうか。
白内障や下垂オペ後に斜めに見えるとかけっこうな頻度で遭遇します🤔
水平、垂直、回旋の三位一体だと思ってます、斜視って。
その中のひとつを確認せず終えているのは単純に怖いなと。
ゾロが刀2本で戦うもんだって翔さんが仰ってました。(ワンピース好きなので記憶に残ってる)
術前やメガネを合わせる時とか見たくないですか?
患者さんの状態をより正確に把握することで満足度も変わるし、こちらも見え方の説明をより詳しく行える。
もしかしたらご提案内容も変わるかもしれない。
手軽にできると患者さんの移動負担も少なくなります。
ヘスもシノプトもある施設ですがなんせ部屋が遠い。
ぜんぶ横並びだといいんですけどね。
足の悪い方やご高齢の方には大変です🥲
外来を回すにあたってはやっつけや単なる流れ作業とは違った効率が求められる。(と思う)
当院は自分で検査内容を組み立てて予め行っても良いスタイルなのですが、ただ検査員が自己満足でやりたい検査をするのではなくて
患者さんの負担も考えながら正確に眼の状態をできるだけ詳しく把握したい。
更に後の検査に支障をきたさないようにしないと待っている人にも迷惑がかかっちゃう。
どうしようもないケースもあるけど。
ちらしに書いた「一歩踏み込んだ検査を手軽に行える」にこれらが詰まってます。
発売が楽しみすぎます☺️
自腹でも絶対に買う!!!(大声)
さいごに
デザインについて少し。
既存品やこれから作る製品の案内をシリーズ化したいとのお話があり、スクエアウィールさんのカラーを中心に使うことにしました。
学会会場のブースに置くため、抄録などと持ち歩くことを想定しA4サイズで少し厚めに。
こんな風に読んでいくよなという視線の流れを考慮しつつ、現場の人間なら「お⁉︎」となるような語句や機能を強調しました。
自分が院に導入するにあたって、どんなことをボスにプレゼンするだろう?と考えて
普段の外来で困っていることや機能面だけでなくそれで外来がどう変わるかの視点で言葉を選んだつもりです。
現場の皆さんにはこのチラシでプレゼンしてもらえたらなどと思いつつ…。
私の技術は全然至らないんだけど、これを手にした私(たち)はスーパーCO人になれるんじゃないかと心が躍りました🔥
翔さんはCO界のブルマでは…?(失礼)
この度はご依頼いただき、本当にありがとうございました🙇♀️
長文すみません💦
株式会社スクエアウィールさんのWebサイトと翔さんのX(旧Twitter)のリンクも併せて貼っておきます。
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