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研究に向いてるか

修士課程にあがってから授業と就活と研究室の両立を目指してきたが、早くも崩れそうになっている。

体力が足りなく、三つのうち一つに集中すると他の二つが疎かになってしまい、中途半端なパフォーマンスしかできなくなってしまう。

正直、授業はそこまで多くはないし、学部のころのように成績で競う訳ではないからある程度手を抜いてもいいわけだけど、要領があまりよくないからか油断すると足元を掬われかねず侮れない。
就活はまだ手探り状態だが、おそらく外銀や戦コン志望の方からしたらだいぶ甘いように感じる。まあ、そこは志望していないからまだマシなのかもしれない。
研究室は研究室で問題で、自分の理解が浅いことから実験が進まない。原因を考えようにも知識量や思考力がラボのスタッフや先輩方に比べ圧倒的に低く、研究をしにきているわけだから一番時間と労力を割かないといけないのだろうけど、そうできていないのが現状だ。


就活と研究を進める上で自分は研究に向いているのかを考える。とりわけ学術研究や基礎研究(この二つの違いもよく分かっていない)に対する向き不向きをよく考える。

博士に行くのか民間就職するのか、民間就職のなかでも基礎研究に従ずるのかそれとも別の職業にするのか、つまるところ研究するかしないかで進路を決めようとしている。通常の「就職 or 進学」だけではなく「研究 or not研究」というパラメタが追加で存在しているため、贅沢で面倒な問いなっている。おそらく、自分の軸や未来に求めるものがどの進路を選択しても実現できる可能性があることも話をややこしくしている。

そこで、そもそも自分に研究が向いているかどうかをよく考える。

研究に向いていないのなら話は簡単で、基礎研究を伴う研究職につかなければいい話で、研究に向いていてそれで食べていけるのであれば、そのフィールドを企業にするのか大学や研究機関にするのかという話。

そもそも修士課程にあがったばかりでこの問いについて考えるのは時期として適切なのかだろうか?もしかしたらこの問い自体も野暮なのかもしれない。





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