<若手法務担当者/若手弁護士向け>ここだけは押さえよう!秘密保持契約のチェックポイント7選
● 秘密保持契約とは
秘密保持契約は、ある目的のために会社間で情報を開示し合うにあたり、その情報の取扱いを定めるものです。その名前からも明らかなように、開示した情報について、開示先に秘密として取り扱うよう義務付けることが主な目的です。
実務において、秘密保持契約はかなり定型化されてきており、当事者のどちらかが提示したひな形でそのまま締結される例も多いようです。しかし、その内容をしっかり理解し、自社における情報の取扱いフローと整合することを確認しておかないと、思わぬ落とし穴があるのも事実です。
そこで、秘密保持契約において、最低限チェックしておくべきポイントをまとめましたので、ご紹介します。
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CHECK1 「目的」の記載は具体的か/実態と合っているか
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