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分析で大切なのはグラフを作ることじゃない!大事なのは何を発見するか!

WEBディレクターという仕事していると、アクセス解析やデータ分析というのは日常業務の1つだと思います。GoogleAnalyticでデータを抽出してExcelであれこれ加工して、グラフを作って・・・。とっても工数がかかりますよね。

でも、グラフを作って満足していませんか?

グラフにすると、ただ数字を並べただけよりも直感的に伝わりやすくなります。分析するうえでも有効な方法だと思います。ですが、グラフを作ることが目的になっていたりしませんか?分析業務で重要なのは、グラフ作成ではなく、そこから何を読み解くかという点です。

「でも、何を見ればいいの?」という方もいると思いますので、私なりの方法を共有させていただきます。いろいろな方法があると思いますし、どんなサイトの何のデータを見ているかでも全く違うので、あくまでも一例です。

1.全体の傾向を掴む
2.全体の傾向からズレている、違和感を見つける
3.なぜ違うのか、理由(要因)を考える

1、2はグラフやデータから見えてくる事実です。このとき重要なのは、思い込みや自分の意見など主観的なものは排除して、客観的に見ることです。3は、事実から導き出された仮説です。ここで大切なのは「仮」だということです。仮説なのでこの時点では、正しいも間違いもありません。正解が1つとも限りません。

だから、その後の検証が必要なんです!

検証というとなんだか難しそうですが、仮説から考えられる「悪いところ」を直したり、成功パターンを他にも応用して、改善をします。その後、結果がどうだったか分析をします。そして、また仮説を立てて、改善してを繰り返します。いわゆるPDCAってやつですね。

こうしてみると、グラフを作った後もいろいろと、やらなければいけないことがあることがわかっていただけると思います。だから、グラフを作ることばかりに時間をかけられないんです。

ということで、次回はGoogleAnalyticのデータを簡単に連携してグラフや表が作れるGoogle データポータルについて、投稿しようと思います。


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