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自分でやるより、まず学ぶ・まず真似る

昨日の続きです。

何かを始める時に大切なのは、まずは徹底的に真似ることから、と書きました。

今日は、「何かを始めるならば、最初は絶対に徹底的に誰かに学ぶ方がいい」ということを書いてみます。

僕は現在、いくつかの事業を展開していますが、こういった経営・事業についても、基礎基本はマネをすることからはじめました。

事業そのものというより、考え方・行動や判断の基準といった、「何をやるかよりもどんな自分であるべきか」というところから徹底的に学んできました。

もちろん、まだまだ未熟なので、現在進行形で学んでいる状態ですし、真似ていることもたくさんあります。

この基礎基本というのがとても大事で、今やっている事業だけでなく、たぶん何をやっても、どんなことにチャレンジしても、結果を作る土台になっています。

たぶん、世の中にあるほとんどのことは、最初は基礎を学ぶことから始まるし、またずっと学び続けていくものではないでしょうか?

スポーツであれば、野球の素振りやサッカーのキック等、必ず基礎基本がありますし、プロになってもコーチが付いて学んでいると思います。

また、茶道や華道といった「道」の文字がつくものについては、必ず師範がいて、その方に学ぶことから始まると思います。

そもそも会社の仕事にしろ、最初は上司や先輩から仕事を学ぶことから始まるのではないでしょうか。

ところが、これが将来設計、事業、お金に関することになると、途端に学ぶことではなく自分で始める方が多いように思います。

「こんなアイディアを思いついた」
「良い株や投資を見つけた」
「友達とこんなことを始めようと思ってる」
 等々の話を聞くことがよくあります。

悪いことではないと思います。
懸命に努力して、それが実って欲しいです。

ただ一方で、
「やろうと思ってる・言ってるけど具体的には動いていない」
「やってみたけど、道半ばで挫折してしまった」
 という人もたくさんいます。

残念だなと思う一方で、もったいないなあと思ってしまいます。

もし挫折して諦めた人が、最初は基礎基本を学ぶことから始めていたら?

どうしてもそう思ってしまうので、この場で伝えたいと思うのは

何事も最初は絶対に学ぶ・真似ることから始めた方がいい

 ということです。

本を読む、ネットで調べることも大切ですが、誰か結果を出している人に話を聞いて学ぶ・真似る。

僕が毎年1回必ず読む本に、
「プロはコーチをつける。アマチュアは自分でやる」
 という一説があって、僕はその考えを大切にしています。

結果を作っているプロから学ぶことで、結果を作るための基準を知ることができます。

何を、どのように、どれぐらいやればいいか?

先ほど挙げた野球の例なら、素振りをどのように何回やるか、ということを教えてもらうことが、より早く結果を作るための近道だと思います。


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