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前に読んだ小説(おそらく湊かなえさんの『母性』)に出てきた一節が印象に残った。

"洗練とは程遠く、とはいえ、不慣れから来る醜さを恐れていたら何もできない"

最近は語学学習に時間を費やしている。語学学習は "不慣れから来る醜さを恐れていたら何もできない" の代表みたいなやつ。そしてこいつは、不慣れから来る醜さを克服した先の世界をわかりやすく教えてくれた。そして現在も教えくれている。

仕事でも様々な場面で「やったことはないが、やらなければならない」は訪れる。そのような場面に直面したとき、やる前はビビりまくる。事後は達成感に満ち溢れる。オフィスのBGMを『ロッキーのテーマ』に変えるほどに。

ただ、だいたい「テテーテー テテーテー テテーテー テテーテー テテテー テ テテー テテテーテテーテテー テーテー(ゲシュタルト崩壊した方のために言っておくと、「テ」は「て」のカナ表記である)」あたりで強烈な自責・後悔の念にかられる。

しかし、自責・後悔の念、つまり「こうしておけばよかった。こうするべきだった。」の "明確な認識と即時的な修正" が大切だと思う。言語化と改善案の実行と言い換えてもいいかもしれない。これができてるとだいたいうまくいってるし、反対にこれができていないと物事は良い方向に進んでない気がする。こう考えると、成功ってのは案外シンプルかもしれないと思う。

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自分にとって、"不慣れから来る醜さ" は不思議と人生に興奮をもたらしてくれる。であるから、人生エンジョイ勢として、もがきつづける人生を歩んでいく。

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