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【京都金杯 2022】ラップ分析で予想!本命馬はこの馬だ!

こんにちは。KAZUです。

この記事では、「京都金杯」のラップ分析と有力馬のラップ適性の評価、ラップ適性から選ぶ穴馬、そして本命馬をご紹介します!

馬券予想にぜひご参考ください。

京都金杯のラップ分析

初めに予想のポイントとなるラップ分析を取り上げます。

個別ラップからの予想のポイント

こちらは、中京開催となった直近2年の京都金杯の個別ラップをまとめたグラフです。赤色のグラフが直近2年平均のグラフとなっています。

直近2年の京都金杯の個別ラップの傾向としては、平均で見ると道中の平均3Fのラップが34.9、上り3Fの平均ラップが34.9。道中の平均3Fのラップと上り3Fの平均ラップの差がなく、ワンペースな持続力勝負の一戦となっています。

上り3Fの平均が34.9となっており、決め手については、どちらかと言えばスピードの持続力タイプの馬が向くと考えます。

ラップ適性からの予想のポイント

次に独自のラップ分析ツール「ラップマトリックス」で求められるラップ適性を分析していきます。

このラップマトリックスとは縦軸にラップスピード、横軸に上がり3ハロンと上り3Fを除く道中の平均3Fのラップ変化をレースペース変化指数として取り、該当レースのラップ適性を散布図としてまとめたグラフです。
グラフの縦軸から短距離戦・長距離戦や高速ラップ・低速ラップへの適性が分かり、横軸からは前傾ラップ・後傾ラップや底力勝負・持続力勝負・瞬発力勝負への適性が分かります。

京都金杯のラップ適性ですが、傾向としては脚質型は持続力型、1F平均のラップスピードについては11.55〜11.65が基本と考えます。
このような背景から、今年の京都金杯で求められるラップ適性ですが、「持続力型×ラップスピード11.55〜11.65」に設定します。
勝ち時計は1.32.4〜1.33.2・マイル戦の高速決着を想定します。

なお直近5年の3着内馬の4角位置取りは4.5番手。
過去5年の3着内馬の上り3Fは34.5。上り3F最速馬の平均着順は3.5着となっています。
決め手から考える好走馬の傾向としては、「持続力タイプの先行馬。先行して上り3Fを34秒台中盤でまとめられる馬」と考えます。

京都金杯の有力馬のラップ適性

ここからは京都金杯の有力馬のラップ適性について特集します。
なお評価については、S、A、B、C、D、Eの6段階で行なっていきます。

マテンロウオリオン ラップ適性

まず初めにマテンロウオリオンを取り上げます。
上図はマテンロウオリオンのここまでのレースを対象としたラップマトリックスです。

プロットとしたグラフには、レース名と馬場状態・馬場指数、レース全体の上り3F、人気と着順を記載しています。

マテンロウオリオンのラップ適性の特徴ですが、脚質型は持続力型×高速決着〜中速決着のマイル戦が向く馬と考えています。
決め手については、スピードの持続力を基本にキレも兼ね備えるタイプの差し・追込み馬、上り3Fは34秒台後半〜35秒台前半が向くと評価します。

京都金杯で求められるラップ適性に対しては、NHKマイルC2着などのラップ適性が近接しており、高く評価できます。ラップ適性の評価は「B」とします。

前々走のスワンステークスは展開が向かず7着、前走のマイルCSは伸びない内を通って10着のため、直近の敗因は明確で評価を落とす必要はありません。能力も今回のメンバーでは上位評価して良いです。

ただ、気になるのが脚質。昨年の勝馬ザダルのような馬群を割っての追込みが決まる可能性はありますが、それでも外一気はさすがに厳しいでしょう。人気を加味すると、買いづらいというのが評価です。

イルーシヴパンサー ラップ適性

2頭目にはイルーシヴパンサーを取り上げます。

イルーシヴパンサーのラップ適性ですが、脚質型は持続力型〜バランス型×高速決着〜中速決着のマイル戦が向く馬と考えています。
決め手については、スピードの絶対値・キレタイプの追込み馬、上り3Fは34秒台前半〜35秒台前半が向くと評価します。

京都金杯で求められるラップ適性に対しては、東京新聞杯1着などのレースのラップ適性が近接しており、高く評価できます。ラップ適性の評価は「B」とします。

前々走の安田記念は、直線で進路を確保できず8着、このレースでの敗因は明確です。一方で前走の関屋記念は全く良いところがなく11着と大敗、敗因も不明確です。
東京新聞杯のパフォーマンスから、能力としては最上位クラスの一頭で評価できます。ただし、直近のパフォーマンスと追込み脚質、その上で馬券期待値をふまえると狙いづらい一頭と評価します。

オニャンコポン ラップ適性

3頭目にはオニャンコポンを取り上げます。

オニャンコポンのラップ適性ですが、現時点では、脚質型はバランス型〜瞬発力型×低速決着の中距離戦が向く馬と考えています。
決め手については、スピードの持続力タイプの差し馬、上り3Fは34秒台〜35秒台中盤が向くと評価します。

京都金杯で求められるラップ適性に対しては、ラップ適性が合致・近接するレースはありません。
マイル戦自体が今回初めてなることをふまえると、ラップ適性は未知数です。そのため、評価は「C」とします。

前々走のセントライト記念7着はパフォーマンスレベルが低く、前走の福島記念4着についても斤量面の恩恵があったため及第点のパフォーマンスの評価です。マイル線に変わり、新しい味を出して快勝というケースが考えられなくもありませんが、過剰人気になる傾向もふまえると評価しても抑えまでの一頭です。

プレサージュリフト ラップ適性

4頭目にはプレサージュリフトを取り上げます。

プレサージュリフトのラップ適性ですが、現時点では、脚質型はバランス型〜瞬発力型×中速決着〜低速決着のマイル戦が向く馬と考えています。
決め手については、スピードの絶対値・キレタイプの追込み馬、上り3Fは34秒台が向くと評価します。

京都金杯で求められるラップ適性に対しては、桜花賞11着のラップ適性が近接します。
桜花賞ならびに高速決着のマイル戦への実績がないことから、ラップ適性の評価は「C」とします。

前々走のオークスは、一定のパフォーマンスを見せて5着、このレースは距離が少し長すぎた印象です。前走の秋華賞は大外追込み一気はさすがに厳しく9着。近走のパフォーマンスの評価はそこまで高くありません。
ラップ適性、近走のパフォーマンス、そして追込み脚質をふまえるとこの馬も狙いづらい一頭と評価します。

アルサトワ ラップ適性

ここまで有力馬4頭のラップ適性をご紹介しました。
水準以上のラップ適性が見込める有力馬もいますが、脚質面などやや不安要素が多い印象です。そこでここからは、ラップ適性から考える穴馬をご紹介します。
穴馬には、アルサトワを取り上げます。

アルサトワのラップ適性ですが、脚質型は持続力型〜瞬発力型×高速決着〜中速決着のマイル〜中距離戦が向く馬と考えています。
決め手については、スピードの持続力タイプの逃げ馬、上り3Fは34秒台が向くと評価します。

京都金杯で求められるラップ適性に対しては、大阪城S1着のレースのラップ適性が合致して高評価。
ラップ適性の評価は「B」とします。

前走の富士S11着については、逃げ・先行不利の中でアオイクレアトールに絡まれる厳しい競馬となったため度外視で良いです。前々走のポートアイランドSは、この馬の形に持ち込んでアドマイヤビルゴなどを抑え込み快勝。
この馬の形に持ち込めば一定のパフォーマンスは見せてくれる馬で、その上で逃げ・先行有利の馬場になれば勝ち負けまで粘れる馬です。

今回、ベレネスとの逃げ争いは若干気になるもののうまくこの馬の形に持ち込めれば、前残り想定の馬場も重なって非常に面白い一頭ではないかと考えています。
穴馬の有力候補の一頭として推奨します。

京都金杯の有力馬の見解

ここまで京都金杯の有力馬の評価とラップ適性から選ぶ穴馬をご紹介しました。

今回取り上げた有力馬のラップ適性をもとにした順位をご紹介すると、1位:マテンロウオリオン、2位:イルーシヴパンサー、3位:オニャンコポン。4位:プレサージュリフトとなります。
その上で穴馬としてアルサトワを取り上げました。

なお、その他の出走予定馬のラップ適性や配当妙味・馬券期待値もふまえた最終予想となる本命馬は、レース前日に改めて更新します!

京都金杯の本命馬

◎:③ピースワンパラディ

今年の京都金杯の本命馬ですが、③ピースワンパラディを推奨します!

ピースワンパラディのラップ適性ですが、脚質型は持続力型〜バランス型×高速決着〜中速決着のマイル戦が向く馬と考えています。
決め手については、スピードの持続力タイプの先行馬・好位差し馬、上り3Fは34秒台〜35秒台前半が向くと評価します。
馬場適性は高速馬場〜低速馬場まで幅広くカバーすると分析します。

京都金杯で求められるラップ適性に対しては、一昨年の京都金杯2着などのレースのラップ適性が合致します。ラップ適性が合致する3戦は連対を外しておらず、このことから高いラップ適性が見込めるでしょう。
ラップ適性の評価は「A」とします。

前走の富士Sはスタート直後に寄られる不利で後方からレースを進め、直線でも進路を確保できず、追い出せたのは残り150mなってから。それでも6着という結果はパフォーマンスレベルとしては、一定の評価ができます。長期休養明けとなった前々走関屋記念もこの馬には向かない瞬発力勝負が敗因、レースパフォーマンス自体は悪くありません。
高いラップ適性が見込め、直近のレースパフォーマンス自体も悪くない、さらに一定の馬券期待値が見込めるとなれば狙い目の一頭と言えるでしょう。

なお、1週前に推奨穴馬として取り上げたアルサトワですが、枠順からベレヌスとの厳しい先行争いが予想されます。
そのため、アルサトワ、ベレヌスを見る形で先行・好位からレースを進められる脚質のピースワンパラディを本命としました。


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