見出し画像

そこに賭ける想い!相手の立場になって考えるには!

こんにちは!河村一樹です。
看護師として働きながら、セラピストや占い師として副業しています。

妻の手術から、自分事として、相手の気持ちを考えた日です。

キッカケは

妻の手首にガングリオンが出来たこと。

そしてそれが皮膚を切っての手術になるかもしれないこと。

自分だったらどうするのか?

というのが、医療というか自分の仕事を考えるキッカケでした。

自分ならどうする

もし手術をしばらく手や足が動かせないとしたらどうでしょう。

私生活や仕事が思うように出来ない、などの支障をきたして来ます。

だとしたら手術やりたくないと一度は必ず思います。

今回の妻の場合は、痛みがあり仕事に支障があるのでガングリオンを取ることは必要なのですが、切ると傷口が塞がるまでは腫れるので私生活はできても仕事は出来ません。

綺麗にガングリオンがとれて傷口さえ塞がれば、痛みもなくなり元の生活に戻ります。

仕事をする上でも問題なくなるでしょう。

理論上ではガングリオンの切除手術は難しいものではなく、後遺症はほぼない。
分かっているのですが、手術を受けるのが初めてだったり自分だったらと不安にはなります。

相手の立場に立つ

看護師をしていて、患者さんの立場に立って物事を考えることが大切です。

例えば、マッサージの仕事をしているから、手首の手術をして万が一失敗してらどうしよう。
と思っていたとします。

しかし僕もマッサージの仕事をしているので、状況とかよく分かるのですが

やはり手術はしないといけない、と頭の中では理解して受けようという気持ちになりました。

そこにかける想い

ただ仕事にかける想いが人それぞれで、違うので僕は最初安易に考えていました。

僕の場合、仕事がいろいろあるので、1つ出来なくても他の仕事もある。

仕事は生活していくなかで変化していくものだと捉えています。

そこが僕と妻とでは大きく違う点でした。

妻はマッサージの仕事が好きで精一杯やっています。

その妻に対して、理論上だけで考えて手術した方がいいね、と言うのはとても軽く安易な言葉だったと反省します。

人生を賭けている

反省とともに思い出したことがありました。

僕は20代のころ、プロのキックボクサーになりたくて必死で練習していました。

あの当時は戦うことが全て!

夢だけを追いかけていました。

もし!そんな時に手首に痛みがあって、医師から手術と言われたらどうだっただろうと考えます。

昨日から考えてるけど、結論でないですね。
当時の僕だったら、少々痛くて我慢して手術なんて受けなかったでしょう。

たとえそれが簡単な手術であっても、キックボクサーであることを失う可能性が少しでもあるならやらない。

後で分かったのですが、手が痛くて試合が終わってしばらくしてからレントゲン撮ると
骨にヒビが入った跡があると言われました。

そんなことを考えたら
今、妻が手術のことで悩んでいるのは当然のことです。

自分に出来ること

僕は見守ることにします。

妻が決めたことに応援するし、アドバイスもするけど

結論は全て委ねることにしました。

相手の立場にたって考えた結果、僕が辿り着いたのはここでした。

いくら同じ立場や状況を頭の中で想像してみたところで、そこに賭ける思いが人によってまったく違うので完全に相手の立場に立つなんて不可能です。

でも出来る限り寄り添うことはできる。

僕は夫としても、看護師としても寄り添いつつ、見守っていこうと思った出来事でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?