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顔を上げる、周りを見る

こんにちは!TAKAです!

サッカーとはボールを奪い奪われそしてゴールを奪い奪われるスポーツです。

練習ではうまくプレーできるのに試合になると慌ててしまい簡単に相手にボールを奪われてしまう、ボールを持ったら余裕がなくなってしまうなんて選手は数多くいるのではないでしょうか。

そこにフォーカスし今回はそんな選手に向けて書いていこうと思います!

1番大切なことからお伝えします。それは

顔を上げ周りをよく見る

と言うことです。

サッカーをやっている選手ならたくさん耳にする言葉ですがこれに全てが詰まっていると言っても私は良いと思います。


⚽️本記事を読んでほしい方⚽️
・試合中に慌ててしまう選手
・プレーに余裕がない選手
・自分のプレーに自信がない選手

⚽️本記事で得られる成果⚽️
・試合中に慌てなくなる為の改善策がわかる
・余裕を持ってプレーできるきっかけを得られる
・自分のプレーに自信を持てるヒントを得られる

ではいくつかに分けてお話ししていきます!


周りを見る大切さ

先ほども書いてようにサッカーにおいて“周りを見る“ことはとても大切な事です。

これはすべてのポジションにも共通して言えることであり
サッカーが上手い、下手などの技術的なところではないので
全ての選手が身に付けられることです。

全てのプレーの始まりは周りを見ることです。

周りを見ていない状況の中で考えてプレーをしていても意味がありません。

サッカーは“周りを観る×プラスα“でのプレーの連続です。

この“プラスα“とは技術やスピード、アイデアなどです。


・いつなにを見るのか

見ると言ってもいつなにを見るべきなのかです。

いつ?

・パスを受けた時のボールの移動中
・ボールを受けられない状況の時
・ボールを受けられる状況の時

極論を言えば1試合を通して90分間常に見ていることが選手にとってのベストになります。

なにを?

・仲間
・相手
・スペース
・ボール

常にボールは動き続けそれに伴って仲間も相手もピッチにいる全ての選手が動いています。

その中でもスペースをいかに見つけるかはとても大切です。

スペースを見つけそこで要求すればボールを受ける回数も上がりますし
余裕を持ってボールを受けれるのでミスをする確率も下がります。

誰もが知っている世界最高の選手メッシは試合中歩いていることが多いと思われがちですが彼は常に周りを見てどこにスペースがあるのか、どこでボールを受けたらゴールに繋がるのかを見て探し続けているのです。


・状況判断、ポジショニング

周りを見ると言うことは状況判断の1番の材料になります。

状況判断とは認知した結果に基づいてどのようなプレーを実行するのかの決定であり、ここで言う認知は視覚や聴覚などにより周りの状況を把握することを指します。

サッカーは常に状況判断の連続のスポーツでその状況判断が良い選手、
状況判断するスピードが早い選手が良い選手と言われる大きな要素であり
見ると言うことは必要不可欠な要素です。

そしてボールをもらう時のポジショニング余裕を持つために大切な要素の1つです

パスを受ける前にどれだけの準備をしているか。

1歩、2歩のポジショニングの違いによってボールを受けてときに見える世界や受けるプレッシングは全く変わってきます。

その時のベストなポジショニングを取るにはそれに合った状況判断ができているかが関連してきますよね。

敢えて下がったポジショニングをとり相手との距離を意図的に開けたり
仲間のためにスペースを作ったり自分の為でもありますが仲間の選手が余裕を持つためにもポジショニングがとても大切になることを意識してみて下さい。

・前を向く意識

この記事を読んでくれている選手はオフェンスの選手が多いと思います。

オフェンスの選手で周りをよく見るからこそできるプレーの1つとして
前を向きやすくなることがあります。

常に良い状態を作り前を向ける選手は非常に相手選手にとっと怖い選手であり
脅威になります。

前を向ける状況なのにバックパスを選択してしまった、ファーストタッチを後ろにして逃げてしまった、そんなプレーはよくあると思います。

ボールを奪いにくる選手の目線で考えると
ボールを受けた時顔を全く上げていないとその選手はボールしか見えていない状況なので一気に圧をかけボールにプレスしやすくなります。

それに前を向く意識がない選手は相手からしたら
『この選手は前を向く気がない』と思われて相手の守備のスイッチにされてしまいやすいです。

特にこれはボランチやトップ下などの中央の選手に多いと思います。

しかし常に顔を上げて周りを見ている選手だったらその選手にはたくさんの選択肢があると思い奪いにくる選手もリスクを感じプレスに行きずらくなります。


顔が上がっていない選手→見ているのはボールだけ
顔が上がっている選手→いろんな選択肢を持っている

ボールを持つと慌ててしまう選手は技術的な問題よりもまずは顔を上げることを意識して下さい。

大袈裟かと思うかもしれませんが世界が変わります。

極論で言えばドリブルが得意な選手が常に顔をあげボールを見なくてもドリブルができるくらいになったら怖いものはないと思います。

・余裕を持つために

試合中に周りをよく見ると余裕が生まれ自分のプレーの幅が広がりプレーしやすくなると思います。

そのためにも“習慣化“することが大切だと私は思います。

例えばボールをもらう前に3回は首を振り状況を確認すことを試合中に意識することはとても良いことですが練習からその癖をつけていないといざ試合になった時に毎回できる可能性は低いと思います。

1回の練習、1回の試合だけでは意味がありません。

まずは練習から自分でボールを受ける前に何回状況を確認するのかルールを決めてみても良いと思います。それをしっかりと意識し続ければ試合で必ず余裕が生まれます。

私も海外でプレーをし始めた時は技術的には全然通用するのに周りが自分よりフィジカル的に優れている選手ばっかだったことから少しビビっている自分がいて慌ててしまうことが多かったです。

でもそんな時いつも以上に周りを見ることを意識し始めたら余裕が生まれいつも通りのプレーがしやすくなりました。

私の場合は相手をよく見ておくことで相手との距離感を常に把握しボディコンタクトされる前にパスしたりファーストタッチを相手が届かないところに置いたりと自分がより余裕を持ってプレーできることを意識しました。


私の高校時代の監督は私生活からよく周りを見ることを意識しろと言っていました。

それは私生活においても周りの状況をよく確認しておけば誰かが困っていたりした時にもそれにすぐ気付くことができます。それはとても大切なことでそれがサッカーにも繋がってきます。

人間的にもとても大切なことです。

最後に

サッカーでは3秒前の情報はもう古いとされています。

それは常にボール、仲間、相手が動いているためでいつでも最新の情報を自身で入れなくてはいけません。

この記事を読んでいただいたことはまず次の練習から自分はどれだけ首を振って周りを見て情報を入れた方がいいのか、どれくらい相手選手と距離を取ったポジショニングするのが自分に合い余裕を持ってプレーできるのかをまずは把握してみてください。

それがわかったらそれを意識し続けて下さい。

そうすれば少し自分のプレーに変化が絶対に出てきます。

意識していたことが無意識にできるようになった時それは自分に身に付いたということです。

これは先ほども言った通り技術的なところではなくどの選手でもできることなのでぜひやり続けてみて下さい!


本記事があなたの選手としても成長に少しでも役に立てれば幸いです。

ではまた次の記事でお会いしましょう!


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