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週刊金融日記 第11号 アラサーのいい女が結婚市場で売れ残る理由、アメリカ経済も詰んでる、コスパ最高クラスのイタリアン、他

// 週刊金融日記
// 2012年6月24日 第11号
// アラサーのいい女が結婚市場で売れ残る理由
// アメリカ経済も詰んでる
// コスパ最高クラスのイタリアン
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 今週は台風が来たり、台風が去った後に少し晴れたかと思うと、また雨になったり、その後に初夏を思わせるほど暖かくなったりと、目まぐるしく天気が変わりましたね。
 梅雨は憂鬱ですけど、花粉が飛び交う3月〜5月に比べればはるかに好きです。
 ところで、今日はいつになくQ&Aコーナーを充実させて見ました。
 直接、相談した人だけでなく、他の読者の方にも参考になれば、幸いです。

1.男10人、女10人の村で考える、アラサーのいい女が結婚市場で売れ残る理由

 結婚市場を見渡すと、美人なのに意外と売れ残っている女性がいる。その点、男の方は、上の方から順当に売れていっているようである。実は、恋愛市場と結婚市場のある種の断絶を考えると、この現象がクリアに理解できるようになる。
 まずは、以下の簡単なモデルを理解して欲しい。
 男10人、女10人の村での、恋愛市場→結婚市場への移行の様子を簡単にシミュレーションしたものだが、この「断絶」の本質を見事に抉り出している。

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10人の男と10人の女がいたとする。
まず、一番モテる男に、女が3人くらい寄っていく。
2番目にモテる男も、負けじと2人くらい持っていく。

したがって3番目の男は、6番目の女と一緒になる。
以下、4番目の男は7番目の女と、5番は8番と、6番は9番とカップルになる。
しかし、残る7番目以降の男にもプライドだけはあるので、最後に余った10番目の女など誰も相手にしようとしない。

さて、上位の女を独占した第1位と第2位のモテ男も、最終的には1人を選ばねばならないから、ここで3人の女があぶれる。
でも、すでにモテ男と付き合った経験のあるこの3人の女は、いまさら下位の男と一緒になろうなどとは考えない。

こうして、互いに性質の異なる独身男と独身女が残る。

  男  女
1 ○  ○
2 ○  ×
3 ○  ×
4 ○  ○
5 ○  ×
6 ○  ○
7 ×  ○
8 ×  ○
9 ×  ○
10 ×  ×
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出所: 2ch掲示板の匿名サイエンティスト

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