週刊金融日記 第145号 オリジナルに対するリスペクトと男脳と女脳、スイス中銀ショック、麻布十番のワインバー、ピケティの21世紀の資本論、他
// 週刊金融日記
// 2015年1月19日 第145号
// オリジナルに対するリスペクトと男脳と女脳
// スイス中銀ショック
// 麻布十番のワインバー
// ピケティの21世紀の資本論
// 他
こんにちは。藤沢数希です。
この週末はセンター試験でしたね。なんと56万人も受験したそうです。同じ試験をこれだけの人数が受けるというのは、すごいことですよね。このメルマガを購読している受験生のみなさん、お疲れさまでした。入試はこれからが本番ですね。悔いのないように、最後まで全力で勉強しましょう。
小説『ぼくは愛を証明しようと思う。』もいつものように更新されています。
Chapter3-5 リア充
https://cakes.mu/posts/7748
今週のQ&Aのコーナーでは、ピケティの『21世紀の資本論』から婚外子に関する意見など、多くのトピックが取り上げられています。主なものは以下の通りです。
―ピケティの『21世紀の資本論』に対する苫米地氏の批判
―『セックスと恋愛の経済学』マリナ・アドシェイド
―国内政治と経済について学べる本を教えてください
―最終抵抗の切り崩し方の決定版を見つけました
―法的な婚姻関係を結ばずに出産しましたが「子供がかわいそうだ」と言われます
それでは今週もよろしくお願いします。
1.オリジナルに対するリスペクトと男脳と女脳
先日、女性編集者と最近の恋愛工学コミュニティの動向について話しているとき、ふと面白いことに気がついた。そのときの話題は、どうやら成長し続ける恋愛工学コミュニティと、既存のナンパ師コミュニティとが、たびたび衝突しているということだった。このことに対する僕のスタンスは、第137号「大円安時代を生き抜くための恋愛工学」で書いた通りだ。
「日本に僕たちの恋愛工学のコミュニティがあるように、アメリカなどの英語圏にも、同じ志を持つピックアップアーティストたちのコミュニティがあります。
そして、日本にも、我々のようなアカデミックな研究を重視せず、直感とフィーリングに基づき活動しているナンパ師たちがいます。
みんな悪い人たちではありません。いっしょにがんばればいいのです。
むしろ、権謀術数をめぐらし、学校や会社で、心が綺麗な恋愛プレイヤーを嵌めようとするのは、たいていは同一コミュニティでの非モテコミットとフレンドシップ戦略しかできないような男たちばかりでした。」
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