週刊金融日記 第159号 大学以降の勉強法を考える、日経平均２万円の大台、安くて美味しい神田の肉バル、筋トレQ＆A、他

// 週刊金融日記
// 2015年4月28日 第159号
// 大学以降の勉強法を考える
// 日経平均２万円の大台
// 安くて美味しい神田の肉バル
// 筋トレQ＆A
// 他

　こんにちは。藤沢数希です。
　火曜日は、いよいよ週刊Spa!で恋愛工学の袋とじが発売されます。なかなかの内容に仕上がったようです。
　また、先週の週刊Spa!に掲載された、IPO投資に関する記事が、ウェブにもアップされました。

派手なIPOは眺めるに限る
http://hbol.jp/35523

　恋愛工学を題材にした小説も、好評連載中です。

Chapter4-9 売り物であること
https://cakes.mu/posts/8688

　読者投稿コーナーも興味深いですね。今週の重要なトピックを以下に示します。

―筋トレQ＆A by サウザー
―C→Sフェーズシフト戦略についてのバックナンバー
―禁酒、禁性風俗、禁オナニーで人生好調です
―某国立理系大学院master持ちのリケジョとの再戦

　さて、いよいよゴールデンウィークですね。僕は、小説の大詰めなどで、ゴールデンウィークは仕事モードですが…。
　それでは、今週もよろしくお願いします。

１．大学以降の勉強法を考える

　いま、我々のコミュニティでは、ファンダメンタル・バリュー向上への取り組みに、かつてないほど注目が集まっている。恋愛におけるひと通りの小手先のテクニックを身につけてしまえば、あとは、ファンダメンタル・バリューで勝負が決まってくるのだ。ファンダメンタル・バリューは、主に肉体的な魅力と社会的な地位で決まってくる。前者は、いわゆる"Good Genes"バリューに関わっており、プレSPでは非常に重要だ。後者は、"Good Dad"バリューに関わっており、プレSPにおいてもポストSPにおいても重要になってくる。そして、現代社会で、後者を引き上げるために必要なものは「頭脳」だ。
　肉体改造においては、フルパワーでのウエイトトレーニングにより、筋繊維にミクロな損傷を与え、その後の休息と十分な栄養を取ることにより超回復させる、というサイクルを確立することが重要となる。いまや、多くのメンバーが、毎日、身体のどこかが筋肉痛になっていないと気持ち悪い、という感覚になっていることだろう。僕もそのひとりだ。

『週刊金融日記 第157号 肉体改造計画 その１』

　さて、筋力アップに欠かせないのは、筋肉の休息だ。トレーニング自体は筋繊維を破壊するもので、これは１回30分もあればいいのである。これを週に２、３回行うだけだ。それでは、筋肉を休ませている間、我々は何をすればいいのだろうか？ むろん、日々の生活費を稼ぐための仕事や、ナンパ、長期的な関係になっている女子たちと楽しい時間を過ごすことは必要だろう。しかし、筋肉を休ませている間は、頭脳を徹底的に鍛え上げ、こちらのファンダメンタル・バリューも引き上げておくのは、我々にとって当然の責務なのである。

　そこで頭脳を鍛える方法だが、こちらは肉体改造のようにはいかないかもしれない。
　中途半端な筋力アップでも十分にモテにつながるが、たとえば、いまさら漢字検定を受けてみたり、百マス計算をやってみたり、変な資格を取ってみたり、大学受験の勉強をしてみても、まったく金にも社会的地位の向上にもつながらず、それゆえにモテにもつながらないからだ。頭脳を鍛えるには、何を学ぶのか、そして、どう学ぶのか、明確な戦略が必要なのである。

　いま振り返ってみても、僕は大学以降の勉強の仕方が圧倒的に上手かったと思う。大学以降の勉強力によって、僕は経済的に成功したと言ってもいいだろう。『反原発の不都合な真実』 http://goo.gl/IZ1jP のような専門外の分野でも、専門家も読むベストセラーを一から勉強して書くことができたし、恋愛工学がここまで発展したのも、そうしたベースとなる勉強力のたまものだ。
　しかし、僕は、正直言うと、どうやって勉強すればいいのか、ということに関して悩まなかったので、ある意味で、長嶋監督がヒットを打つには「来た球をスーッと引いてパンと打て」とアドバイスするようなことになりかねない。
　そうしたリスクに留意しながら、効果的な勉強とは何か、社会的な成功につながる勉強とはどのようなものなのか、今日は考えてみたい。

　まずは、大学受験までの勉強と、それ以降の勉強の違いを列挙してみよう。