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週刊金融日記 第28号 おいしい大企業正社員+副業、日本株急上昇、ソウル買い物旅行、サルサと出会い、他

// 週刊金融日記
// 2012年10月21日 第28号
// おいしい大企業正社員+副業
// 日本株急上昇
// ソウル買い物旅行
// サルサと出会い
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 少し肌寒くなって来ましたが、秋って本当に食べ物が美味しいですよね。サンマも美味しいし、牡蠣も美味しくなってきます。また、フレンチではジビエ(野生の鳥獣)が冬に備えて栄養を蓄えるため、これまた美味しくなります。キノコも美味しいし。
 ダイエットするにはきびしい季節です。まあ、10月は特別ルールで体重を増やしてもいいことにして、11月からダイエットをはじめましょうか。
 さて、今週号は最初にまじめなビジネスの話を持ってきました。

1.おいしい大企業正社員+副業

今週号ではサラリーマンの副業に関する相談をふたつほど受けましたので、最初のテーマはこれにしたいと思います。
このテーマは一度しっかりと何か書こうと思っていましたので、この機会に僕の意見をいくつか書いておきます。

割りとセンシティブなトピックで、法的にもいろいろリスクがあるので、最終的にはご自身で判断され、自分のリスクでやってほしいと思います。

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いつも金融日記を楽しく拝見させて頂いております。
匿名希望の26歳男子です。

以下、質問させて頂きます。
1.素朴な疑問なのですが、藤沢様がお勤めの会社は副業OKなのでしょうか?
 (これだけ大々的にお稼ぎなのでOKなのでしょうが)
2.副業NGの会社で、副業をする場合にベストな方法はどのようなものだと考えますか?

質問の背景ですが、私は友人と二人で起業を考えております。
どちらも日系企業のサラリーマンで、私は大手インフラメーカー勤務、友人は大手総合商社勤務(某海外に駐在中)です。
ゆくゆくは起業したいのですが、最初は現在の会社に勤めながら軌道に乗せたいと考えております。
二人とも勤め先企業の社内規則で副業は禁止されているので、会社にバレずに起業する方法を考えております。
是非お答え頂けると有り難いです。
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外資系企業は、副業なんてほとんどどこもNGですよ。
というか、ほとんどの大手企業の社内規則で副業は禁止されています。
会社は、奴隷に別の収入ができて、鎖を外されてはとても困りますからね。
あと、僕の意見では、副業は会社に黙ってやるに限ると思います。
というのも、副業をするということを上司なりコンプライアンス部に相談すると、上司なりコンプライアンス部にも責任が生じてしまうからです。
上司もコンプライアンス部もみんなサラリーマンなので、本音では「黙ってやってくれ」ということなのです。
黙ってやっててくれれば、何か問題が起きた時に自分の責任にはなりませんからね。
それがサラリーマンのメンタリティというもので、別にそれで何の問題もないのです。
上司やコンプライアンス部がダメと言ったら、あなたは副業をやめるのでしょうか?
また、OKだったとしても、サビ残をやらずに帰った時になんか嫌味を言われたりして、出世に響きますよ。
ということで、よほど理解がありそうな場合や、今の会社の下請け的なビジネスで将来独立したいというような場合を除き、副業は基本的に黙ってやりましょう、というのが僕の率直な意見です。

さて、法的なリスクですが、僕もかなり研究していますが、基本的には会社の勤務時間外に何をやろうとあなたの勝手だと考えていいでしょう。
もちろん社内規則では、会社側に有利なことがいろいろと書いてありますが、いざ裁判になれば、労働法などの日本の法律が上なので、社内規則にあなたの権利を侵害することが書かれていても無効になることが多いと思います。
よって、以下の点を気をつければ副業は「法律的には」OKだと考えられます。

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藤沢数希

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藤沢数希。金融日記管理人。恋愛工学メルマガ発行。理論物理学研究者、外資系金融機関を経て、作家。著書:『なぜ投資のプロはサルに負けるのか』『日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門』『反原発の不都合な真実』『外資系金融の終わり』